2010.05.16 (Sun)
第5回ヴィクトリアマイル
5月らしい爽やかな日の今日、東京競馬場で古馬によるG-Ⅰのマイル戦、第5回ヴィクトリアマイル(G-Ⅰ・4歳以上、芝1600m、18頭)が行なわれた。人気はブエナビスタ、レッドディザイアの順だったが、共にドバイ遠征からの参戦。昨年の3歳牝馬路線で絶えず凌ぎを削った2頭が再び雌雄を決するということで注目されたが、はたしてどうか。
ブラボーデイジーの落鉄により発走が遅れたが、大した影響を受けた馬もなく、無事ゲートイン。横一線のスタートからミクロコスモスが下がった。先行争いはインコースからベストロケーション、ブラボーデイジーが並んで行った。ブロヴィナージュが3番手。ヒカルアマランサス4番手、ワンカラット、ウェディングフジコ、ブロードストリートと行き、その外にアイアムカミノマゴ、そしてシセイカグヤ。その外に人気のレッドディザイア、さらにニシノブルームーンとコロンバスサークルで、そのあとにヤマニンエマイユと本命ブエナビスタ、さらにムードインディゴ、ラドラーダ、ミクロコスモス、アルコセニョーラの順で早くも3コーナーへかかるところ。ハロンラップは12.2---10.6---11.0---11.7と前半の800mが45秒5と速目。先週、日本レコードで決着したNHKマイルほどの驚異的ラップをではないが、それでも速目である。ただこのラップでも先行馬が残るというのが、このところの東京競馬場である。レッドディザイアもブエナビスタも幾分このことを意識しているのかも知れず、何時もよりも前につけてはいるが、前の2頭は快調である。4コーナーでは前の3頭が後続を4馬身離して逃げ、あとは一群である。この状況のまま、4コーナーを周る。先頭はベストロケーションとブラボーデイジー、レッドディザイアは外の中団。さらにその外にブエナビスタ。横に拡がって激しい追い比べだ。先頭は前の2頭。芦毛の2頭ベストロケーション、ブエナビスタが粘る。あと200m、ブラボーデイジーが先頭。ブエナビスタは大外から追い上げる。レッドディザイアも末脚を伸ばすがブエナビスタの方が伸びがいい。ここで横一線に拡がったが馬場の中央からヒカルアマランサスが先頭に立った。ヒカルアマランサスが先頭。ブエナビスタも伸びる。ブエナビスタも伸びる。ヒカルアマランサスが粘る。ブエナビスタが伸びる。ブエナビスタが伸びる。ヒカルアマランサスかブエナビスタか、ヒカルアマランサスかブエナビスタか、2頭並んでゴールイン。
1着ブエナビスタ 1分32秒4、2着ヒカルアマランサス クビ、3着ニシノブルームーン 3/4、4着レッドディザイア ハナ、5着ブロードストリート アタマ。
やはり2頭だけの競馬にならなかった。競馬というのは予想通りにはいかないもの。でもブエナビスタは強い。久々のマイル戦だったが、上がりの速い追い比べでも差し切った。今日のようにテンが速くても先行馬がインコースで粘れるというほど、今の東京の馬場は荒れてない。こうなると後方待機の馬は辛いが、それでも勝った。しかしブエナビスタは牡馬に伍しても、今の頼りない古馬陣では屈指の強豪だろう。一方、レッドディザイアには厳しいレースとなった。ブエナビスタほど末脚が切れるというのでもないだけに、今日はレースも馬場も展開も味方しなかった。ただ2頭とも中距離中心に使われていただけに、マイル戦ともなると、牝馬同士といっても2頭以外との力の差はなく、このような混戦になったのだろう。これからもブエナビスタ、レッドディザイアは良い意味でライバルとして戦い続けるだろう。ウオッカとダイワスカーレットの関係のように。
ブラボーデイジーの落鉄により発走が遅れたが、大した影響を受けた馬もなく、無事ゲートイン。横一線のスタートからミクロコスモスが下がった。先行争いはインコースからベストロケーション、ブラボーデイジーが並んで行った。ブロヴィナージュが3番手。ヒカルアマランサス4番手、ワンカラット、ウェディングフジコ、ブロードストリートと行き、その外にアイアムカミノマゴ、そしてシセイカグヤ。その外に人気のレッドディザイア、さらにニシノブルームーンとコロンバスサークルで、そのあとにヤマニンエマイユと本命ブエナビスタ、さらにムードインディゴ、ラドラーダ、ミクロコスモス、アルコセニョーラの順で早くも3コーナーへかかるところ。ハロンラップは12.2---10.6---11.0---11.7と前半の800mが45秒5と速目。先週、日本レコードで決着したNHKマイルほどの驚異的ラップをではないが、それでも速目である。ただこのラップでも先行馬が残るというのが、このところの東京競馬場である。レッドディザイアもブエナビスタも幾分このことを意識しているのかも知れず、何時もよりも前につけてはいるが、前の2頭は快調である。4コーナーでは前の3頭が後続を4馬身離して逃げ、あとは一群である。この状況のまま、4コーナーを周る。先頭はベストロケーションとブラボーデイジー、レッドディザイアは外の中団。さらにその外にブエナビスタ。横に拡がって激しい追い比べだ。先頭は前の2頭。芦毛の2頭ベストロケーション、ブエナビスタが粘る。あと200m、ブラボーデイジーが先頭。ブエナビスタは大外から追い上げる。レッドディザイアも末脚を伸ばすがブエナビスタの方が伸びがいい。ここで横一線に拡がったが馬場の中央からヒカルアマランサスが先頭に立った。ヒカルアマランサスが先頭。ブエナビスタも伸びる。ブエナビスタも伸びる。ヒカルアマランサスが粘る。ブエナビスタが伸びる。ブエナビスタが伸びる。ヒカルアマランサスかブエナビスタか、ヒカルアマランサスかブエナビスタか、2頭並んでゴールイン。
1着ブエナビスタ 1分32秒4、2着ヒカルアマランサス クビ、3着ニシノブルームーン 3/4、4着レッドディザイア ハナ、5着ブロードストリート アタマ。
やはり2頭だけの競馬にならなかった。競馬というのは予想通りにはいかないもの。でもブエナビスタは強い。久々のマイル戦だったが、上がりの速い追い比べでも差し切った。今日のようにテンが速くても先行馬がインコースで粘れるというほど、今の東京の馬場は荒れてない。こうなると後方待機の馬は辛いが、それでも勝った。しかしブエナビスタは牡馬に伍しても、今の頼りない古馬陣では屈指の強豪だろう。一方、レッドディザイアには厳しいレースとなった。ブエナビスタほど末脚が切れるというのでもないだけに、今日はレースも馬場も展開も味方しなかった。ただ2頭とも中距離中心に使われていただけに、マイル戦ともなると、牝馬同士といっても2頭以外との力の差はなく、このような混戦になったのだろう。これからもブエナビスタ、レッドディザイアは良い意味でライバルとして戦い続けるだろう。ウオッカとダイワスカーレットの関係のように。
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