2ntブログ
2025年03月 / 02月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫04月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:--  |  スポンサー広告  |  Top↑

2010.06.05 (Sat)

またまたまたまた首相が替わった

 鳩山由紀夫首相の突然の辞任により、後任が注目されていたが、昨日の6月4日、民主党の菅直人代表が、第94代、61人目の内閣総理大臣に選出された。・・・といってあまり国政の話をやりたくはないけども、菅直人という人がようやく首相になったのかといった思いがあり、また一方では菅直人は首相にはならないだろうとも小生は思っていたのだが、民主党が政権を握るとこうもあっさりと首相になってしまうのかと驚いている。

 でも最近は安倍、福田、麻生、鳩山と4年で4人も首相が替わるというこの国で、今更、誰がなっても同じではないかといった失望感ばかりがあるが、ただいえることは2世、3世の政治家でないということだけが救いのような気がする。

 思えば今から30年以上前になるが市川房枝というお婆さんがいた。お婆さんというと失礼だが、当時、20歳そこそこの小生から見ると、随分と歳のいったお婆さんに見えた。白髪頭で眼鏡をかけ男のような太い声で弁が立つ。こんな女性の政治家もいたのだと思ったが、聞く所によると、女性の地位向上に尽力した人で、戦後に女性参政権運動を展開し、見事勝ち取った人である。今日、女性が選挙に参加できるのはこの人のおかげといってもよい。だから簡単に興味がないからといって投票を放棄する女性は、市川房枝の苦労話でも知っていてもらいたいが、ここではそんなことは書かない。

 とりあえず話を前に進める。この市川房枝という人が衆議院選挙に当選した時、この選挙事務所に若い男性が何時もいたことと思い出す。実は、この若者が菅直人だったのである。それで彼は何をやっていたかというと、市川房枝の選挙事務長を務めていたのである。もともと菅直人は東京工業大学時代に政治サークルに属し志はあったようだ。大学を出て弁理士の試験に合格。弁理士とはあまり聞きなれないが、産業財産権等に関する業務を行なうためには必要な資格なのである。試験には一次、二次、三次とあり、そこでは特許法、実用新案法、意匠法、商標法、工業所有権法に関する条約や著作権法、不正競争防止法などが出題され、また物理学や高等数学、化学等の問題も出るので、大半は大学の理数系出身者が弁理士の試験に合格している。

 つまり菅直人は政治とは正反対の応用物理学を学んでいた人であり政界では異色であろう。それが市川房枝の選挙事務所で選挙参謀として活動していたことから、自らも政界を目指すようになったともいえる。しかし、菅直人は選挙運動に参加する前から、特許事務所に勤める一方で様々な市民運動に参加していたという変り種。だから、ある程度はやらせてみても面白いとは考えているのだが、問題が山積している現在の日本の状況。これまでの首相たちがすぐに問題を先延ばししてしまい、挙句の果てには舵取りをあっさりと放棄してしまう。これだと何の問題も解決しない。今、立ち向かわなければならない難問が山脈のように立ちはだかっているというのに、舵取り役がコロコロ替わり、右往左往している有様だから一刻も早く、軌道修正してもらいたいというのが本音だが、彼の理系出身の応用のきく頭脳と市民運動で養った行動力でもって、少々古い表現だが万機公論に決すべし・・・・。といって期待はあまりしてないが・・・・・・・・・・誰かが舵をとらないといけないのだから。。
EDIT  |  20:50  |  時事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

*Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | BLOGTOP |