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2010.10.17 (Sun)

第15回秋華賞

 比較的、湿気のない秋の日であった。まだ陽射しは強く上着を着込むほどの気温ではないが、心地よいことは心地よい。ただ動くと相変わらず汗をかく。そんな日、京都競馬場で3歳牝馬のG-Ⅰレース、秋華賞が行なわれた。

 私は毎度言うように牝馬限定の3冠レースなんて意味が無いと思っているので、アパパネが牝馬3頭目の3冠馬になろうとも興味が無い。どうせ牝馬なんて牡馬に混じると・・・・・・・。最もウオッカやダイワスカーレットといった牡馬に混じっても十分活躍できる牝馬は価値がある。とはいってもどちらも牝馬3冠レースに食指も行かなかったようだが。

 そんなこんなで第15回秋華賞(G-Ⅰ・3歳牝馬、芝2000m、18頭)だが、つまらない京都の内回りコースを使って18頭もの多頭数で3冠最後の決戦だなんて下らないもいいところである。せめて2200mの外回りコースでやるべきだ。それならエリザベス女王杯があるって? エリザベス女王杯は昔のように2400mでいいではないか。京都の2000mという紛れの多い、坂もない直線の短いコースでG-Ⅰレースを行なうべきではない。それに昔は秋華賞というレースはなかった。馬券の売り上げ増を狙った話題つくりのための急造レースとしか言いようがない。それにエリザベス女王杯が本来は牝馬3冠レースといわれ、それ以前はビクトリアCといわれていたのだ。こんなことを知っている人は競馬歴35年以上の人に限られるだろうが・・・・・・。つまり大した伝統も何もないレースなのである。それに言っとくが秋華賞は3歳クラシックレースでもない。最近出来た3歳牝馬のG-Ⅰレースとしか私は認識していない。だから今日の記事は適当に書く。

 1番人気はアパパネ、2番人気はアプリコットフィズ、3番人気はサンテミリオンで、スタートが切られた。予想通りアグネスワルツが逃げ、3馬身、4馬身リードする。ベストクルーズ、オウケンサクラ、アプリコットフィズ、エーシンリターンズ、レインボーダリア、ショウリュウムーン、レディアルバローザ、ディアアレトゥーサ、コスモネモシンと続いた後にアパパエンがいた。中団の外を通っている。アグネスワルツが58秒5で1000mを引っ張り、淡々と3コーナーを回る。あっという間に4コーナーから直線に入る。まったく京都の内回りコースは力の入らないレースになりがちだが紛れも多い。でもアパパネは強かった。1番外を通り、他の馬に妨害されないところから伸びてきた。あと200mで早くも前の馬を捉え先頭に。残りは後続から伸びてきたアプリコットフィズ、ワイルドラズベリー、アニメイトバイオをいったライバルを寄せ付けず快勝。

 1着アパパネ 1分58秒4、2着アニメイトバイオ 3/4馬身、3着アプリコットフィズ 1/2馬身、4着ワイルドラズベリー クビ、5着レディアルバローザ クビ。なおオークスでアパパネと同着で優勝したサンテミリオンは皆目、いいところがなく18着のシンガリに大敗した。

 これで馬主の金子真人氏は、クラシック3歳3冠のディープインパクトと牝馬3歳3冠のアパパネ、両3冠を獲得した馬主第1号となった。この人は馬主歴も浅く、それでいてクロフネやブラックホーク、キングカメハメハも持っていた。何と馬相眼のある人だろうか。

 それにしてもアパパネは強かった。でも牡馬に混じってどうかという疑問は残る。所詮は牝馬限定で勝っただけという注釈がつく。だから牝馬限定の3冠レースは意味が無いと私は考えている。やはりウオッカ、ダイワスカーレットの両馬のように牡馬相手にG-Ⅰレースを勝っていくほうが至難だと思う。まあ、今後のアパパネの活躍に期待するとして高見の見物で眺めて見るか。如何に牝馬3冠が大きな勲章とはならないということが判ると思うが・・・・。有馬記念で惨敗したメジロラモーヌ、その後、ぱっとしなかったスティルインラブのように・・・。
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