uncleyieのア・デイ・イン・ザ・ライフ

　一昨日も昨日も好天だった。なのに今日は一日中雨が降っていた。もっとも一昨日や、昨日の暖かさからいって雨の降る前といった雰囲気ではあった。しかし、昨日の深夜から本格的な雨となったのに、未だに降り止まず。夏の雨は歓迎するが、晩秋の雨は鬱陶しいだけである。おかげで朝のバスは皆目、進まなかった。信号待ちが長いのは何時ものことだが、今日は雨が降っていてので例によってマイカーが増える。バスの中から前方を見ると車が数珠繋ぎであった。これだと前に進まないはずだ。朝から雨が降っているとマイカーで駅までやってくる人が多いらしい。夫婦で駅までやってきて、主人を送り出すと夫人の方が家まで運転して帰るそうだ。だから滋賀県では雨が降ると急にマイカーが増える。したがって道路が混雑する。車の列が出来る。バスは動かない。こういった図式でいつもより通勤に時間がかかるのだ。とにかく車を持ってないと日常生活に支障をきたす土地柄。車に乗らない小生から見ると、ここはやはり外国だ。電車で何処でも行けるといった土地柄ではないから、雨が降ると突然のように車が道路に氾濫する。もう、しょうがないからと諦めてはいるが、雨が降るとイライラ度が増すのはそのせいでもある。

　今日の雨は、昼間、一旦は弱まっていた。でも昼食に行く時、ポツリポツリと降っていたので傘をさして食堂まで行ったのだが、夕方の帰宅時には、また本格的に降り出した。なんだか朝の出勤時と帰宅時の雨が強くなるというのはどういうことだ。仕方なく帰りもバスで帰ろうとバス停に急ぐが、途中で雨がやんだので、また駅まで歩こうと思い立ちバス停を通り過ぎて歩き始めた。でも駅まで30分かかる。歩いている途中にまたまた雨が強くなってきたではないか。雨にからかわれているような行動を見透かされているような、天候に弄ばれている。自然と早足になるが、やっと駅に着いたことには靴もズボンもボトボト。本当に嫌な雨である。

　電車が到着して乗り込むが、京都駅辺りではほとんど降っていない。どうもツキがないなあと思いながら、自宅のある最寄り駅に到着。すると降っているではないか。またまた傘をさしてトボトボと歩き自宅に到着。メシを食ってようやく今、落ち着いたところだが、外は今も雨。とにかく降りだしたらよく降る。でもこの時期の雨は嫌だ。濡れると風邪にかかりそうだし、暗い空がますます暗くなる。暑い時はさっぱり雨が降ってくれないのに、涼しくなると雨がよく降る。思うようにならないものだ。