2ntブログ
2024年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:--  |  スポンサー広告  |  Top↑

2010.12.18 (Sat)

ブリティッシュ・ビートを聴く②

 先日、懐しのブリティッシュ・ビートを紹介したが、今回はその続きである。それではまずはアニマルズから。

●ジ・アニマルズ
 アニマルズというとエリック・バートン。そしてアラン・プライス。ビリティショ・ビート・ポップスが灰汁の抜けたサウンドばかりというのでもなく、ローリング・ストーンズとこのアニマルズに関しては、他のイギリスのグループとは違っていたような感じがする。両グループともブラック・ミュージックの影響が強く、アニマルズに関してはアラン・プライスのオルガンが異色な音質に聴こえたし、エリック・バートンの声がR&Bを歌うのに適していたようでもある。代表曲『朝日のあたる家(The House Of The Rising Sun)』『悲しき願い(Don’t Let Me Be Misunderstood)』はトラディショナル・ソングとニーナ・シモンの曲。何れもアメリカの黒人色が強い曲で、当時、私は彼らがイギリスのグループではなくアメリカのグループと思っていたほどである。

●ハニーカムズ
 あんまり馴染みないがヒット曲『ハウ・アイ・ザ・ライト』は知っている。所謂、典型的な一発屋といっていいかもしれない。その後のヒット曲を知らないからなあ・・・。このグループは女性ドラマーがいたグループとして雑誌に載っていたような気がするが、あまり覚えていない。

●ハーマンズ・ハーミッツは以前に記事で取り上げたので割愛します。

●ザ・ヤードバーズ
 伝説のグループ、ヤードバーズだが、このオムニバス・アルバムにはヤードバーズの曲が2曲入っている。『フォー・ユア・ラヴ』『リトル・ゲームス』である。『フォー・ユア・ラヴ』は1965年のヒット曲。この曲が流行った頃はエリック・クラプトンがメンバーにいた。でも曲自体、気に入らなかったのかエリック・クラプトンはこの曲がヒットチャートを賑わした直後に脱退する。『リトル・ゲームス』は1967年に英国でヒットしたが、この時にはジミー・ペイジがメンバーにいた。またレコ-ディング時には後にレッド・ツェッペリンに加わるジョン・ポール・ジョーンズも参加している。

●ザ・ホリーズ
 ホリーズというとグレアム・ナッシュのいたグループとして有名であるがヒット曲も多い。『バス・ストップ』『キング・マイダス』『ごめんねスザンヌ(Sorry Suzanne)』『兄弟の誓い(He Ain’t Heavy He’s My Brother)』等とあるが、日本ではとりわけ1966年にヒットした『バス・ストップ』が最も有名な曲だろう。彼らはマンチェスター出身で、アメリカではイギリスほどの人気を得られなかった。最もグレアム・ナッシュは『キング・マイダス』のヒットの後に脱退。アメリカに行き、クロスビー・スティルス&ナッシュを結成する。

●ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズ
 ヤードバーズに在籍していたエリック・クラプトンが、ヤードバーズを脱退して加入したグループがブルース・ブレイカーズだった。エリック・クラプトンはポップス指向が強くなったヤードバーズに嫌気がさし、当時ブルースを追求していたブルース・ブレイカーズに参加。エリック・クラプトンがこのグループ在籍時にヒットした曲は『オール・ユア・ラヴ』で、クラプトンはまたまたブルース・ブレイカーズを出ていってしまう。

●ドノヴァン
 そういえばドノヴァンというフォークシンガーもいたなあ。イギリスから出たフォーク・ロック・シンガーで、イギリスのボブ・ディランとも言われていた時期があった様に思う。でもボブ・ディランとは似て非なるシンガーである。当時の風貌から言ってヒッピーだし、ビートルズとも交流があったし、曲も一風変わっていたような・・・・・『サンシャイン・スーパーマン』がこのアルバムに収められている。


 『朝日のあたる家』を歌うエリック・バートンとアニマルズ。


 『フォー・ユア・ラヴ』を歌うヤードバーズ。エリック・クラプトンがこの曲を気に入らずヒット直後にグループを脱退する。


 『バス・ストップ』を歌うホリーズ。


 『オール・ユア・ラヴ』ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズの演奏(動画はなし)。ヤードバーズを脱退したエリック・クラプトンが在籍。この後にクリームを結成。


EDIT  |  18:12  |  音楽(ポップス、ロック、その他)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

*Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | BLOGTOP |