2011.04.30 (Sat)
キューズモール
本日のブログのタイトルはキューズモールである。キューズモールって言っても大阪近辺の人しか判らないだろう。キューズモールというのはQ's MALLという大阪の阿倍野にこのほどオープンした大型商業施設のことである。それで先日、オープンした日に行って来たので、少々、日々が経過しているが写真とともに少しだけ掲載することにした。
このアベノ・マーケット・パーク・キューズモールという新しいショッピングゾーンは大阪の阿倍野に造られた。阿倍野といっても大阪以外の人には判りにくいと思うのでちょっと説明すると、大阪の繁華街は大雑把に言って大阪駅周辺の梅田地区(俗にキタという)と難波、心斎橋、道頓堀等が含まれる俗にいうミナミが2大繁華街である。それで阿倍野というのはキタ、ミナミよりも規模は小さいが、第3の繁華街といってもいいかもしれない。JRの天王寺駅があって、近鉄の阿部野橋駅(かつては部の文字が使われていた名残)と地下鉄御堂筋線と谷町線の天王寺駅、それに路面電車の阪堺線の終点があるから人の流れも多くそこそこ賑わっているところである。でもこれまで多くの若者はこの阿倍野を通り越してミナミかキタへ行く者が多く、繁華街としたら中途半端なところであった。しかし、この表通りにあった古い商店街を取り壊して再開発の一環としてこのほど、キューズモールのオープンにこぎつけたという訳である。
ところでJRと地下鉄の駅は天王寺なのに近鉄の駅は阿倍部野橋というのは何か理由があるのかと思われるだろうが大した理由はない。大阪にはよくあることで、JRが大阪駅なのに阪急、阪神、地下鉄が梅田駅(正確には梅田、東梅田、西梅田)というのと似たようなものである。でもJRの天王寺駅は天王寺区にあり、近鉄は阿倍野区にあるといわれれば納得するだろう。天王寺は聖徳太子が建立した四天王寺からきている地名であり、阿倍野は古代からこの地を領有していた豪族の阿部氏から来ているとも言われている(諸説あるが)。阿部氏というとこの一族から平安時代の有名な陰陽師・安部清明が出ているので馴染みがあると思われる。つまり安部清明の出身地でもあり、安部清明神社が実際にある。でもここの安部清明神社は知名度がなくあまり訪れる人はいない。でも京都の上京区にある清明神社は観光客でいっぱいである。なんという矛盾であろうか。京都の清明神社は安部清明の屋敷跡に建てられたのだけども、大阪の阿倍野区の安部清明神社は出身地に建てられている。この違いはなんだろう。まあ、どうでもいいが、ところでこの付近、その昔、大阪市に編入される前は大阪府東成郡天王寺村大字阿倍野と呼ばれたのであるから天王寺でも阿倍野でもどちらでもいいってことになるかなあ。
前置きが長くなったからキューズモールの話に戻るとしよう。このキューズモールは大阪府下最大級のショッピングモールで254店舗が出店したという。中でも目玉は渋谷109である。これまで109は日本各地に出店していたが、関西だけは出店していなかったらしい。それで今回が関西初出店となった。でも小生、渋谷ギャルなんて興味もないしあんなのが蔓延ったらウンザリするだけだけど。東急は阿倍野を渋谷化する気かなあ。この親会社である東急の10(とう)と9(きゅう)を捩ったファッション商業施設を109というらしいが、何故、関西に出店が遅れたかというと、関西は独自色が強いからだという。それに梅田や難波、心斎橋といったところは進出しても難しいと判断し、敢えて阿倍野に出店したという。それはこの地域、実に高校が多いのである。それにキタ、ミナミと違い、違った色を出せると考えたようだ。なるほど、東急も考えたな。でも大阪ギャルは一筋縄ではいかぬぞ。でも勝算はあるらしい。
それで中に入って見たのだが・・・・・・。ギャルには109が目当てらしいが、それ以外なら東急ハンズが出店している。東急はかなり力を入れているようだ。もっとも阿倍野は近鉄の本拠地だが・・・・。その他ではユニクロが国内最大級の売り場で勝負するとかで、さらにはSEGA、大阪市内初のイトーヨーカ堂、成城石井、クリスピー・クリーム・ドーナツ、キッチンキッチン、ABCクラフト、HMV、コムサスタイル、ZARA、MANGO、ムラサキスポーツ、BoConcept等、そこへライブホール、旅行代理店、野村証券、保険代理店、占い館、クリーニング店、携帯電話ショップ、不動産仲介、眼科、結婚式場紹介、整体、写真館、エステサロン、トレーニングスタジオ、そしてレストラン・ゾーン、食堂街、カフェ、呑み屋・・・・・まあ何でもあるということだが、所詮は10代~30代あたりの女性を呼ぶための施設にしか過ぎないと思った。要するにこういった商業ゾーンが各地に出来ても、我々のような年配の男性が行って面白いというものではない。結局は女性客を如何に引き込むかにかかっているということであって、おっさんが行くようなところではなかった。いくら新しいものがオープンしてもどこも似たり寄ったりで、もう二度と来ないかもしれないなあ。
あべの筋という道路に面しているキューズモール。歩道はまだ工事中であった。

エスカレーターで2階のメインアベニューに上がってみたら、このような雰囲気だった。

ここをまっすぐ行くと2階の入り口へ。

4階から下を見ると・・・。

キューズモールの向こうには高層マンションが聳えていた。

4階から2階を望む。

4階の屋外はガーデンエリアとレストラン街である。

店内のBGMにずっとジャズが流れていたのだが、なんと4人の女性が即興でトランペットを吹いていたのだった。

キューズモールとは道路を挟んだところに近鉄百貨店の阿倍野本店がある。ただいま本館は工事中で、2014年の完成には高さ300mという日本一高いビルに生まれ変わる。こうなると阿倍野界隈は今よりも賑わうだろう。

このアベノ・マーケット・パーク・キューズモールという新しいショッピングゾーンは大阪の阿倍野に造られた。阿倍野といっても大阪以外の人には判りにくいと思うのでちょっと説明すると、大阪の繁華街は大雑把に言って大阪駅周辺の梅田地区(俗にキタという)と難波、心斎橋、道頓堀等が含まれる俗にいうミナミが2大繁華街である。それで阿倍野というのはキタ、ミナミよりも規模は小さいが、第3の繁華街といってもいいかもしれない。JRの天王寺駅があって、近鉄の阿部野橋駅(かつては部の文字が使われていた名残)と地下鉄御堂筋線と谷町線の天王寺駅、それに路面電車の阪堺線の終点があるから人の流れも多くそこそこ賑わっているところである。でもこれまで多くの若者はこの阿倍野を通り越してミナミかキタへ行く者が多く、繁華街としたら中途半端なところであった。しかし、この表通りにあった古い商店街を取り壊して再開発の一環としてこのほど、キューズモールのオープンにこぎつけたという訳である。
ところでJRと地下鉄の駅は天王寺なのに近鉄の駅は阿倍部野橋というのは何か理由があるのかと思われるだろうが大した理由はない。大阪にはよくあることで、JRが大阪駅なのに阪急、阪神、地下鉄が梅田駅(正確には梅田、東梅田、西梅田)というのと似たようなものである。でもJRの天王寺駅は天王寺区にあり、近鉄は阿倍野区にあるといわれれば納得するだろう。天王寺は聖徳太子が建立した四天王寺からきている地名であり、阿倍野は古代からこの地を領有していた豪族の阿部氏から来ているとも言われている(諸説あるが)。阿部氏というとこの一族から平安時代の有名な陰陽師・安部清明が出ているので馴染みがあると思われる。つまり安部清明の出身地でもあり、安部清明神社が実際にある。でもここの安部清明神社は知名度がなくあまり訪れる人はいない。でも京都の上京区にある清明神社は観光客でいっぱいである。なんという矛盾であろうか。京都の清明神社は安部清明の屋敷跡に建てられたのだけども、大阪の阿倍野区の安部清明神社は出身地に建てられている。この違いはなんだろう。まあ、どうでもいいが、ところでこの付近、その昔、大阪市に編入される前は大阪府東成郡天王寺村大字阿倍野と呼ばれたのであるから天王寺でも阿倍野でもどちらでもいいってことになるかなあ。
前置きが長くなったからキューズモールの話に戻るとしよう。このキューズモールは大阪府下最大級のショッピングモールで254店舗が出店したという。中でも目玉は渋谷109である。これまで109は日本各地に出店していたが、関西だけは出店していなかったらしい。それで今回が関西初出店となった。でも小生、渋谷ギャルなんて興味もないしあんなのが蔓延ったらウンザリするだけだけど。東急は阿倍野を渋谷化する気かなあ。この親会社である東急の10(とう)と9(きゅう)を捩ったファッション商業施設を109というらしいが、何故、関西に出店が遅れたかというと、関西は独自色が強いからだという。それに梅田や難波、心斎橋といったところは進出しても難しいと判断し、敢えて阿倍野に出店したという。それはこの地域、実に高校が多いのである。それにキタ、ミナミと違い、違った色を出せると考えたようだ。なるほど、東急も考えたな。でも大阪ギャルは一筋縄ではいかぬぞ。でも勝算はあるらしい。
それで中に入って見たのだが・・・・・・。ギャルには109が目当てらしいが、それ以外なら東急ハンズが出店している。東急はかなり力を入れているようだ。もっとも阿倍野は近鉄の本拠地だが・・・・。その他ではユニクロが国内最大級の売り場で勝負するとかで、さらにはSEGA、大阪市内初のイトーヨーカ堂、成城石井、クリスピー・クリーム・ドーナツ、キッチンキッチン、ABCクラフト、HMV、コムサスタイル、ZARA、MANGO、ムラサキスポーツ、BoConcept等、そこへライブホール、旅行代理店、野村証券、保険代理店、占い館、クリーニング店、携帯電話ショップ、不動産仲介、眼科、結婚式場紹介、整体、写真館、エステサロン、トレーニングスタジオ、そしてレストラン・ゾーン、食堂街、カフェ、呑み屋・・・・・まあ何でもあるということだが、所詮は10代~30代あたりの女性を呼ぶための施設にしか過ぎないと思った。要するにこういった商業ゾーンが各地に出来ても、我々のような年配の男性が行って面白いというものではない。結局は女性客を如何に引き込むかにかかっているということであって、おっさんが行くようなところではなかった。いくら新しいものがオープンしてもどこも似たり寄ったりで、もう二度と来ないかもしれないなあ。
あべの筋という道路に面しているキューズモール。歩道はまだ工事中であった。

エスカレーターで2階のメインアベニューに上がってみたら、このような雰囲気だった。

ここをまっすぐ行くと2階の入り口へ。

4階から下を見ると・・・。

キューズモールの向こうには高層マンションが聳えていた。

4階から2階を望む。

4階の屋外はガーデンエリアとレストラン街である。

店内のBGMにずっとジャズが流れていたのだが、なんと4人の女性が即興でトランペットを吹いていたのだった。

キューズモールとは道路を挟んだところに近鉄百貨店の阿倍野本店がある。ただいま本館は工事中で、2014年の完成には高さ300mという日本一高いビルに生まれ変わる。こうなると阿倍野界隈は今よりも賑わうだろう。

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