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2011.05.06 (Fri)

リニア・鉄道館

 先日、名古屋に新しくオープンしたリニア・鉄道館に行って来た。リニア・鉄道館は名古屋駅からあおなみ線に乗って終点の金城ふ頭駅を降りたところにある。あおなみ線とは正式には名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線といい、国鉄時代からある貨物専用の支線を全面高架、電化、複線化して電車を走らせるようにしたもので、2004年営業開始の比較的新しい鉄道である。全長15.2㎞で、途中に懐かしい公営の名古屋競馬場がある。20年ほど前になるがオグリキャップの妹オグリホワイト(このときはシンワコウジに負けての2着だった)が走るというので、この競馬場に来たことがある。あのときは地下鉄で東海通まで行きバスに乗り換えて競馬場まで行ったものだが、今は競馬場の西側に駅が出来て便利になったものだ。ただ公営競馬はどこも経営難で今後、廃止するかどうかの瀬戸際に追い込まれているところが多いので、名古屋競馬場の先行きは不透明である。

 さて、約25分ほどあおなみ線に揺られて終点の金城ふ頭に到着した。駅で降りてから5分ほどでリニア・鉄道館に着いた。でも着いたのはいいが長蛇の列。行った日は平日なのに、なんでこんなに人が並んでいるのか理解できない。それも小学生らしき子供がとても多い。まさか、この日の名古屋は学校がお休みではないだろうし、なんでこんなに子供が多いのかは不明。それに女性も多い。これだけ鉄子が世の中に増えているのだろうか。それともただ珍しいものが出来たので見に来ただけなのか判らないが、呆れかえるほど人が並んでいる。でも意外と早く、30分ほどで館内に入れたのである。

 1000円で入館券を買い館内へ。すると真っ暗。ここがシンボル展示場である。C62と300X、MLX01-1の車両が展示してある。いわばテーマ館見たいなところである。過去、現在、未来というところであろうか。

 まず、入ってすぐにC62型の蒸気機関車が置いてある。昭和23年に登場した最後の蒸気機関車で、日本の蒸気機関車としては最速を誇る。花形である東海道線の特急つばめを牽引していたことでも有名で、東京~大阪までを8時間で走破したという。昭和31年に東海道線が全線電化され電気機関車にその役目を譲るが、大きな三つの動輪を動かして疾走する様はさぞや迫力があったことだろうと想像できる。小生が物心がついて鉄道に乗る時は、もう東海道線も電気機関車の時代であったから蒸気機関車は馴染みがない。ただ幼少のころ(昭和30年代前半)両親の田舎であった九州に行くと蒸気機関車がまだ当たり前のように走っていたという記憶がある。
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 新幹線955形電車。JR東海が300系に続く次世代の新幹線関連の技術を実験するために1995年(平成7年)に製作した高速試験用電車である。通称は300X。
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 MLX01-1。この車両はリニア・モーターカーで、山梨の実験線で最高速度581km/hを記録したのはMLX01-2dearu.
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この3両だけがシンボル展示場に並んでいて、これより先は在来線及び新幹線車両の展示となっている。だたし続きはあす以降にする。
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