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2011.03.19 (Sat)

義援金募金に思う

 東北関東大震災(よく名称が変わる)は死者がとうとう戦後最悪だった阪神淡路大震災を上回った。でもまだ行方不明、安否の判らない人を入れると数字は間違いなく数万になるともいわれる。それだけ被害が広範囲にわたっていた訳である。そこで多くの若者を中心に一般市民も立ち上がって何かお手伝い出来ないかということで、手っ取り早いのが募金を募ることなのだろう。主要な鉄道の駅前や、繁華街の至る所で募金活動をやっている人が増えた。これはこれで志は素晴らしいことなのだが・・・・・・・・。少し言わせてもらうと、これだけあちらこちらで募金箱を持った人が大声出して訴えても親切の押し売りになりはしないだろうか・・・・。

 このような大災害の後には、必ず募金活動を装った詐欺グループが現れるからだ。だから迂闊に可哀想だ寄付をしてやろうとばかり安易に片っ端からお金を入れるものでもないということである。この募金活動を行っているグループがどういった人達なのか、後ろ盾は間違いないところなのか知ることも必要である。結局、このような詐欺が横行すると真面目に取り組んでいるグループまでが迷惑するのだ。それで小生は安易に募金箱にお金を入れたくないので、その前を通らずわざわざ遠回りしたりしているのだが、困ったことに、これだけ至る所でやっていると通らざるを得ない。それで10数人が募金箱を持って大声で叫んでいる前を、知らん顔をして通りすがることとなる。このときの後ろめたさは言葉にしにくいのである。募金活動を行っている人から見ると冷たい人だとか、ケチだなとか思われているかもしれない。実はこの空気が一番厭なのである。こちらも善意の心がないわけではない。しかし、これだけ至る所で募金活動を行われると、1度や2度ほど100円程度なら入れることもある。だが、それが数ヶ所に及ぶと、もういい加減にしてくれといいたくなる。

 もっとも相手にとっては、こちらが別の募金箱にお金を入れてきたということは知らないから、入れてくれとばかり大声を張り上げるが、1日に何ヶ所も募金箱にお金を入れているほど小生は裕福ではない。知らぬ間に今度はこちらの懐も寂しくなる。募金をする人の中には1000円札を入れる人もいるが、小生は100円以上は入れる気がしない。でも、100円を20回募金すると2000円にもなる。たかが2000円という人もいれば、2000円のお金でも困っている人もいる。街を歩いている人の所持金も違うように、たとえ100円でも募金したくない人は大勢いるのだ。募金できるほど収入があればいいが、実際にはその日の生活も困っているような人もいる。だから街頭で募金活動を行われると、募金箱を見るのも嫌な人もいるのが事実である。定職がなく派遣労働者で、ようやく食いつないでいるが、気が弱くて大声で集団で募金を募られるとついついなけなしのお金を入れてしまって、その日は食事する金がなくなったという若者を知っているが、彼こそ募金して欲しいという気持ちになるだろう。

 ところで小生は毎日、湖国のあるところまで毎日、通勤しているが、先週、夕方になると毎日、大学生が募金活動を繰り広げだした。それで最初の日はいくらか募金をさせてもらったが、翌日も、その次の日もとなると、ちょっと勘弁してくれといいたくなる。こちらもその日の必要経費を割り出して、無駄遣いしないように心がけているのに、こう毎日、義援金をとられると、人を助ける前にこちらが沈没してしまう。大げさなことをいうなといわれるかもしれないが、このような善意の押し売りのような街頭の募金活動はある意味で考えものである。

 義援金はやりたいが、このような形ではなくもっと他の方法があると思うのだが・・・・・。街頭募金だと前を通るたびにお金を入れている人はいったい、どれだけお金に余裕があるのだろうか・・・・。こちらも募金したい志はあるが、これだけ毎日、至る所で募られると所持金も底をついてしまう。だからもう無視することにしているのだ。
EDIT  |  16:49  |  時事  |  TB(0)  |  CM(2)  |  Top↑

2011.03.17 (Thu)

本当に大丈夫・・・・・・

 久しぶりにブログを書く。ただし今回も趣味のブログではない。ブログを自粛するとは言ってみたものの、少しばかり気になることを突っ込みたくなったのでまたまた地震関連の記事を更新することにする。、今回の大地震がら一週間が経過しようとしている。余震は依然として続いているが今のところ津波はほぼ収まった。しかし、問題は原子力発電所の事故である。こちらの方が一向に収束しない。はたしてどうなのか・・・・・・・。テレビを観ていても何処まで事態が進んでいるのか判らない。出てくる専門家は安全をやたらに強調するが本当なのだろうか。東京電力は全てを打ち明けているのだろうか・・・・・。ますます不安は募るのだが。

 今回、放射線物質が漏れたと言って原発から半径20km以内は避難。半径30km以内は自宅待避だという。でも原発周辺に住んでいる外国人は本国の基準に合わせて大方の人が半径80km内より外に避難している。つまりこれだけとっても日本の政府の対応の甘さが指摘されても仕方がない。噂の域でしかないが、中性子が原発の付近で確認されたとも聞く。ということはもしかして、原子炉内で臨界(核分裂反応の持続)を起こしているのではないだろうな・・・・・。こうなると最悪のシナリオが待っているが・・・・・・。実際にアメリカ科学国際安全保障研究所はIAEAの国際原子力事象評価尺度でレベル6、もしくは7に該当するとの見解を発表しているのだ。あのスリーマイル島のときでさえレベル5である。そして最悪の事故だったチェルノブイリのときはレベル7・・・・ということは、すでにアメリカでは今回の福島原発の事態を重く見ているのである。それでいて日本のテレビは今日、とうとう地震関連や原発の報道をあまりやらなくなった。ことに民放はドラマやバラエティ等のふつうの番組に戻し、もう原発の問題に触れないでいる。しかし、一刻の猶予も許されないはずなのだが・・・・・。東電はメンツがあるのか真実を何処まで吐いているか判らないし、政府レベルの発表も信憑性は疑わしい。

 今、現在、はたして事態はどこまで進んでいるのやら・・・・・。ヘリコプターで上空から放水したとか、地上からは機動隊の放水車で原子炉に放水だとか言っているが、この程度では焼け石に水のような気もすらが、とにかく何でもいいから試みるつもりなのだろう・・・。巷ではやばいといって、東京から脱出している若者もいるが、これを安易な行動として小生はとても笑えない。事実、外資系の企業ではマネージャー・クラスが東京のオフィスから大阪のオフィスに移動しているところもある。平日の東京発の東海道新幹線で、昼間は乗車率100%になることは滅多にないというが、それがこの2、3日、西へ向かうのぞみはかなりの人が乗り込んでいるという。どの人も不安を感じて一時的にも原発から離れたいと思ったのかも知れない。

 はたして原発の収拾は何処まで進んでいるのやら、頼むから突然、半径300Km以内の住民は避難してくださいなんていうなよ。こうなると大パニックになってしまう。それにしても不安は拭えないのだが・・・・・。
EDIT  |  21:49  |  時事  |  TB(1)  |  CM(0)  |  Top↑

2011.03.13 (Sun)

地震から3日目

 一昨日発生した東日本巨大地震からまる2日が経って徐々に被害の状況が明らかになってきたが、日を追うごとに被害の大きさが見えて来た。まさに空前絶後ともいうべき事態に陥っていたのだ。これまで連絡が取れず被害状況がつかめなかった宮城県三陸町、岩手県大槌町は町自体が壊滅したようなもので、ここに街があったのかというような有様である。被害は青森県から茨城県あたりまでに及び、すでに死者・不明2000人以上、安否が確認できない人が数万に達するという。まさに現在の日本にとって未曾有の大惨事となってしまった。そこへ福島第一原子力発電所の1号機だけならず、3号機まで給水機能を失い、第二原子力発電所をも含めて、半径20Kmの地域住民が避難するというから不安は収まらないでいる。地震、津波、そして放射能漏れというかつて日本が過去に経験したことのない現実が次から次へと起こっている。そこへ電力供給が追い付かなくなるので、明日から計画的に停電させるという。

 ところで、もうこれ以上、書いていても意味がないしこれで終わります。また暗い記事ばかり書きたくないので、明日から僅かな間ですがブログを自粛したいと思います。また復活はしますが、1週間先か、それ以上なるか判りません。趣味のブログのはずなのに趣味の記事は書けそうな雰囲気ではありません。それで、もう少し期を待ってから復活いたしますので、ご了承ください。
EDIT  |  20:21  |  時事  |  TB(0)  |  CM(1)  |  Top↑

2011.03.12 (Sat)

東北地方太平洋沖地震②

 昨日に続いて暗い記事になるがいたしかたない。宮城沖で地震が起こってまる1日以上になる。それで夜が明け、その全貌が見えるに従って被害の甚大さが明らかになってくる。これまで情報の入らなかった地域の情報が入ってくるや暗いニュースばかりだ。これは16年前の阪神淡路大震災の時にもいえたが、ヘリコプターが飛んで空から被害状況の映像を見るたびに恐ろしさがこみ上げてくる。見ていて唖然とするのみでまさに言葉がない。

 既に死者・不明者1500人ほどになるといわれ、この先、救援が進むにつれこの数字は増していく。本当に言葉がない。ただ言えることは、今回の地震は規模の大きさもさることながら、被害の多くは巨大津波によるものだということ。ここが都市直下型地震だった阪神淡路大震災と異なっている。いわゆるプレート型地震で、それが近海の浅いところで起こったから未曾有の巨大津波が発生したことになる。それにしても日本の観測史上最大の地震と言われるマグニチュード8.8で、それが日本海溝沿いにその後も大きな地震が起こった。南北400kmにも及んでプレートの境界に破壊が起こったらしい。それも最初の午後2時46分の地震から、破壊が連動しとてつもない巨大地震になったようである。それで巨大津波が発生し、運悪くリアス式海岸の入り江に片っ端から大波が襲ったのだろう。映像だと陸前高田市が壊滅状態で、街が消えたといわれる。その昔、西暦79年、ベスビオ火山の噴火によって近くのポンペイの街が全滅したことがある。街が一瞬に壊滅したというとすぐにポンペイの事例を思い出すが、それが今現在、現実に起こってしまったというからこれはただ事ではないだろう。

 また陸前高田以外にも、岩手県から宮城県、福島県、茨城県の太平洋側の街はどこも大津波ですさまじい被害を被っているではないか。そこへ今度は原子力発電所で放射能漏れした可能性が高いという。福島の原子力発電所で緊急事態宣言が発せられ、政府は福島第1原子力発電所からの避難範囲を半径10kmに、第2原子力発電所でも半径3㎞の住民に避難を指示したというではないか。前代未聞の原発危機といってもいいだろう。

 ところで多くの住民が避難をしているが、ライフラインはズタズタでおそらく被害地域の人達は情報が何も入ってないだろう。我々のような被害に関係のない地域の者が地震全体の状況を把握しているのに、被災地の人が何の情報も齎されていないというのは皮肉である。今回は広い範囲にわたって被害甚大だから、おそらく復興には長い月日がかかるだろう。テレビや新聞で地震被害の物凄さばかりが取り上げられるが、残念がら我々は何も出来ないでいる。歯痒いといえば歯痒いが、大自然の猛威には人間の叡智なんて実に非力である。ただ1人でも多くの人が救助されることを祈るのみである。
EDIT  |  16:51  |  時事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2011.03.11 (Fri)

東北地方太平洋沖地震

 書きたくなかったが書かなくてはいけないだろう。今日、職場の通路を歩いているとなんかフラフラするような感覚に襲われた。めまいがしたのかな、おかしいなあと思っていたら、事務所の中から人が出てきて「地震があったみたい」と言うではないか。時間は、はっきり覚えてないが、3時まで10分ほどのころだったように記憶している。また別の男がトイレから出てきて「地震があった」と言うではないか。ということは通路を歩いていた小生には地震だということが判らなかった。でも何かフラフラするなあと感じたのは地震のせいだったのだ。それで揺れはと問うと、2人ともゆっくりした大きな揺れだという。

 するとこれは遠方で起こった地震だと直感した。そして、すぐに思い浮かぶのが東海地震、東南海地震、南海地震等である。だが、別の者がすぐに入った情報を提供してくれた。流石にモバイル端末だと情報が早い。震源は三陸沖で宮城県北部で震度6強だという。それを聞いて小生は絶句した。まさか宮城県だとは・・・・・・・・。我が職場のある滋賀県と震源地の宮城県の三陸沖とでは直線距離にして約700㎞ほども隔てている。それでいてはっきりと地震と判るほどの揺れをこちらでも記録したのだから、相当、大きい地震だろうと考えたのである。もっとも大正12年の関東大震災の時も神戸で震度3ほどの揺れがあったことは聞いているが・・・・・・。

 仕事が終わり急いで帰宅した。帰宅するや否や日頃は滅多に見ないテレビを見た。こうなると何処のテレビ局も地震関連の番組ばかりである。それで改めていかにすさまじい地震であったかがよく判る。遠く離れた近畿でも軒並み震度3だから規模も大きかった。なんとマグニチュード8.8だというから驚嘆する。こんな数字は国内の地震で記録したことがない。阪神淡路大震災がM7.2で関東大震災がM7.9だったように思うが、とにかく恐ろしい揺れだったろう。

 テレビを見ると東北から関東まで被害が大きく、その揺れの激しさに唖然とした。それと津波の物凄さに茫然となる、今現在、死者59人、不明55人。これから夜が明けて地震の全貌が明らかになっていくだろう。そして被害のすさまじさが映像を通して流される。ああ、恐ろしい。あまり見たくない映像だが、これが現実なのだ。取り敢えず亡くなられた方、被害にあわれた方、お悔やみ申し上げます。
EDIT  |  21:01  |  時事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2011.02.22 (Tue)

地震の話題・・・

 今朝、電車の中で、隣にいた人が読んでいた新聞の見出しが・・・カダフィ リビア脱出 情報・・・というものだった。それが帰宅の時の電車で、シートに座っている人が読んでいた新聞の見出しは『ニュージーランドで大地震』。本当に世界中の情報を追いかけていたら、次から次へとニュースが飛び込んでくる。しかし、カダフィのことよりも、日本人にとっては地震のニュースの方が身近にあるので切実だ。

 今回、ニュージーランドのクライストチャーチ付近で起こったM6.3の地震により被害大とのこと。クライストチャーチはニュージーランド第2の都市だけに被害が甚大とのことで、地震国に住む我々も遠い外国で起こったことではすまされない。ニュージーランドは地震の多い国だから余計に気になるのだ。ニュージーランドは太平洋プレートとオーストラリア・プレートがぶつかり合う境界線のちょうど上にあり、世界でも地震の多い国であることは知れ渡っている。

 それならユーラシア・プレート、フィリピン海プレート、北米プレート、太平洋プレートという4枚のプレートが地下深くで衝突している日本列島はどうなるのか・・・・・・。とにかく地球には10数枚のプレートがあって、それらが絶えず動いていて、たがいが押し合いへし合いしている。それで、いずれ破壊が起こる。それが地震のなのだが、世界中で起こるM7以上の地震は年間で100回ほどあるらしいが、その10分の1は日本近辺で起こっている。つまり世界一の地震国といってもよい。嗚呼恐ろしや・・・・・・。

 あまり考えたくないが事実だからどうしようもない。近畿の人は阪神淡路大震災を体験しているので、あの揺れの恐怖心を忘れてないだろう。ところで最近、東京からこちらへ流れて来た若者がいうには「関西は大きな地震があるから怖い」といった。でも「震度3程度の地震なら関東の方が多いだろう」と返すと、「震度6以上の地震なんて関東には来ないから大丈夫」なんて暢気なことをいうではないか。それで大正12年の関東大震災のことをいうと「あんなの大昔のことだから、もう来ない」だとさ。

 皆目、彼は判ってなかった。地震は間隔があけばあくほどエネルギーが蓄積され起こると巨大になり怖いのだ。それで彼によると、東京の若者は大地震といっても大方はよその話で、東京では自分が生きている間は巨大な地震が起こらないと考えている者が多いという。本当かよ。信じがたい。いずれ大地震は起こるのだ。つまりそれほど長い間、東京近辺では巨大地震が起こってなかったということだ。ただ大地震を体験したことのない人ばかりになってしまい、体験を語れる人がいなくなってしまったのだ。しかし、阪神淡路大震災が起こる以前は、関西の人は、関西には大きな地震は起こらないと本気で思っていたものだ。

 大地震なんて日本に住む限り何処で起こるか分からない。もし活断層がないと思っていても、隠れ断層というのがあって、発見されてないだけかもしれないのだ。それほど日本は地震が多い国だ。用心にこしたことはない。災害は忘れた頃にやってくる。明日の東海、明後日の東南海、南海・・・・・何時来るや判りません。ただ本音をいえば、自分が生きている間は体験したくないかな・・・・・・。
 
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