2014.10.14 (Tue)
お騒がせ台風
日曜日から祝日の月曜日、そして今朝にかけて台風19号が日本列島を縦断した。それも連休にやって来たので随分迷惑な台風であった。それも10月に入ってから2週連続と言うからちょっとウンザリする。今年は8月には台風の発生が例年より少なかったが上陸はした。それで台風シーズンが終わりに差し掛かる頃に二つも上陸するから異例と言えば異例のことだった。昨日なんか朝に鹿児島の枕崎に上陸し、ノロノロと動いていたが四国に再上陸してスピードを上げて夜の8時過ぎには大阪の岸和田に再々上陸と言う忙しい台風。10月に二つも台風が上陸したのは10年振りらしいが、大阪に上陸したのも10年振りらしい。でも勢力が衰えていたのは不幸中の幸いだった。でも雨が多くて水害も各地で出ていた。まことに迷惑な台風だ。一時は900ヘクトパスカルと言う超強力な台風に発達し、これは大変だと思ったが、沖縄を通過したあたりから衰え出し、大阪に上陸したときは980ヘクトパスカルまで弱まっていたので助かった。それでも電車は停まるし飛行機は飛ばないし、この秋の連休に旅行の予定を入れていた人にとっては憎んでも憎みきれない台風だっただろう。
ところで今日、電車の中で大学生が会話をしていた。「英語でタイフーンっていうのは面白いな。たぶん日本語の台風が英語でタイフーンになったんだろな」「ツナミみたいにな。国際語になったんだろ」と言っていた。他人の会話に口を挟みたくないので黙っていたが実は逆なのだ。英語圏ではハリケーン、タイフーン、サイクロンと発生した所によって熱帯低気圧の強くなった場合、そのように呼んでいるのは皆の知るところであるが、日本では昔は台風とはいってなかった。野分と呼んでいたのである。それが明治時代になって大風とか『ぐふう』とか言ったりしていたが、やがて西洋式のTyphoonを日本風に呼び颱風という当字を当てたのである。それを戦後、台風と言う文字を使うようになったということである。でもタイフーンという言い方の語源ははっきりしならしいが、台風と言った呼び方はおそらく気象台が設立され観測するようになってからだろう。いずれにせよ、もう台風はこりごりだ。今年最後の台風上陸にして欲しいが、過去には11月に上陸したということもある。備えあれば憂いなしだ。用心にこしたことはない。
ところで今日、電車の中で大学生が会話をしていた。「英語でタイフーンっていうのは面白いな。たぶん日本語の台風が英語でタイフーンになったんだろな」「ツナミみたいにな。国際語になったんだろ」と言っていた。他人の会話に口を挟みたくないので黙っていたが実は逆なのだ。英語圏ではハリケーン、タイフーン、サイクロンと発生した所によって熱帯低気圧の強くなった場合、そのように呼んでいるのは皆の知るところであるが、日本では昔は台風とはいってなかった。野分と呼んでいたのである。それが明治時代になって大風とか『ぐふう』とか言ったりしていたが、やがて西洋式のTyphoonを日本風に呼び颱風という当字を当てたのである。それを戦後、台風と言う文字を使うようになったということである。でもタイフーンという言い方の語源ははっきりしならしいが、台風と言った呼び方はおそらく気象台が設立され観測するようになってからだろう。いずれにせよ、もう台風はこりごりだ。今年最後の台風上陸にして欲しいが、過去には11月に上陸したということもある。備えあれば憂いなしだ。用心にこしたことはない。
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