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2014.11.29 (Sat)

再び東福寺に行く

 二週間ほど前に東福寺に紅葉を見にいったものの見頃には、ほど遠かったという記事を書いたが、3日ほど前に再び東福寺に行ってきた。珍しく平日の午前中に行ってきたのだが大変な人の数。JR京都駅の奈良線のホーム。各駅電車の中は既に満員の状態。この紅葉シーズン観光客で人が溢れる京都だが、最近は外国人が奈良線に大勢乗っているのを見かける。でも、この日は日本人も多い。喋っているのを聞くと関東から来た人が多いようだ。それで一つ目の東福寺の駅でどっと降りる。西洋人は次の稲荷駅でどうせ降りるんだろうが、日本人は大半がこの東福寺の駅で降りる。それは当然、紅葉が目当てである。駅前の狭い通りを人が数珠つなぎで歩いている。車も多いし危ないなと思いながらも、歩いて10分ほどで東福寺の境内へ。物凄い人の数。この東福寺は紅葉シーズン以外だと、それほど人出も多くない寺院である。それが11月の紅葉の頃になると、人出が10倍~20倍に膨れ上がる。清水寺や金閣寺、伏見稲荷大社のように年から年中、人で溢れているお寺ではない。それが紅葉シーズンだけが突拍子もなく人で溢れる。それは桜が満開になった時の醍醐寺と似ているところがある。
 ようやく人混みに混じって到着。拝観料を払って中に入るものの、通天橋のところで前に進めない。みんな通天橋から写真やビデオを撮りまくるので前に進まないのだ。ここでも中国人が多い。一見すると日本人かなと思っていると、喋り出すと中国人だったというから、いったどれだけの中国人が来ているのだ。中国は今、深刻な大気汚染で日本の青い空は望むべくもなく、この青い空と綺麗な空気と紅葉に魅入られるのかもしれないが、中国にだって紅葉がまったくない訳ではないが、日本の木目細かい紅葉と木造の寺院建築と庭園との調和。かつて中国にあった文化が今や中国にはないと聞いている。中国の歴史は王朝が変わるたびに破壊され、辛亥革命や中国共産党の台頭以降、喪失した物も多い。それで古き良き唐の文化も日本に行けば見れるといって訪れる中国人も多いと聞く。かつて四大文明を生んだ中国なのだが、中国の現状を孔子が知ったら何て言うだろうか・・・。
 さて、取り敢えず物凄い人混みの中で紅葉を堪能してきたが、残念なことに紅葉の盛りは過ぎていたかな。今年の紅葉は昨年や一昨年に比べるとピークの時期が早かったみたいだ。最近では珍しい。30年ほど前は11月半ばが紅葉シーズンだったのだが、この10年位は11月下旬から12月初頭が見頃という年が多かったものだが、こればかりは言ってみて実感しないと判らない。しかし、もう昨夜から今日の午前中の強い雨で、もう紅葉も終わりかな。


もう赤い楓の葉が落ちていて、紅葉の盛りが過ぎていることを思わす。




通天橋と真っ赤な紅葉。通天橋から見下ろす紅葉は見事だが、橋の上は人が多すぎてどうしようもなかった。


真っ赤にならなくて青いまま散る葉もある。陽に浴びないと赤く染まらないのだ。


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