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2009.01.11 (Sun)

フェアリーS、シンザン記念

 グレードⅠのレースでもないけど、今年最初の競馬記事でも書くことにするか。今年の3歳クラシック・レースを占う意味でも重要な3歳の重賞が今日、東西で行われた。

 まず中山では3歳牝馬の重賞フェアリーS(GⅢ・3歳牝馬、芝1600m、16頭)が行なわれた。今年の3歳牝馬はブエナビスタという馬が現時点では頭一つリードしたかというところだが、まだはっきりした勢力地図は判らない。一応、出走馬は16頭で、1番人気はジェルミナル、2番人気がパールシャドウ、3番人気がエリザベスムーンだった。

 スタートが切られグッデーコパが押し出されるように先頭に立つ。2番手にシルクマイホーム、3番手イルドロール、4番手イナズマアマリリス、内にジェルミナル、外からラブミラー、そしてパールシャドウとアカリがいて、その内にカイテキプリン、さらにダイワバーガンディ、アイアムネオ、ビエナリリー、マイネアリス、カツヨトワイニング、後方にエリザベスムーンとマイティースルーという順で800mのハロン棒を通過。スタートから12.8---11.6---12.0---12.2---12.3のラップを刻んでいるがスローペースもいいところである。1000m通過が1分00秒9だから、後方馬だと苦しいかもしれない。馬群が固まって直線に入る。先頭はグッデーコパ、2番手にイナズマアマリリス、だが好位置につけていたジェルミナルが縫うように出てきた。グッデーコパをかわして一気に先頭に立つ。あと100m、完全にジェルミナルが先頭。アイアムネオも追って来るがジェルミナルが1着。

 1着ジェルミナル 1分36秒5、2着アイアムネオ 1馬身1/4、3着グッデーコパ クビ、4着カツヨトワイニング 2馬身、5着マイティースルー 1/2.。

 京都では5冠馬シンザンの名を冠した名物レース、シンザン記念(GⅢ・3歳、芝1600m、14頭)が行なわれた。3歳牝馬はブエナビスタがリードしていると書いたが、3歳牡馬は、まだどの馬が強いのか判らない。そんな中、今日のシンザン記念で1番人気に支持されたのが前走GⅠ朝日杯6着のミッキーパンプキン、2番人気は前走で未勝利を脱出したばかりのアントニオバローズ、3番人気は北海道営上がりのモエレエキスパート。何か混戦模様の気もするが・・・・・・。

 ゲートが開く。するとスーとツルマルジャパンがハナを奪う。同型のミッキーパンプキンが抑えて2番手。3番手スズカワグナー、その後にモエレエキスパート、ダブルウェッジと続き、アントニオバローズ、トップカミング、ピースピースがいて、内からケンブリッジシェル、さらにタキオンクール、キングスレガリア、ハマノエルマー、キングストリートといて、1頭離れてトップオブピーコイがシンガリの位置。この間に先頭を行くツルマルジャパンは、2番手を5馬身引き離して飛ばす。2番手には単騎でミッキーパンプキン。ラップは12.5---11.0---11.6---12.1---12.1で800m通過が47秒2、1000m通過が59秒4と平均ペース。坂の下りでツルマルジャパンとミッキーパンプキンとの差が4馬身、ミッキーパンプキンと3番手とは3馬身の差があるが、3番手にはアントニオバローズが上がっている。各馬、そろそろ追い上げにかかり、いよいよ直線コースに入る。先頭はツルマルジャパンだが、あっという間にミッキーパンプキンが先頭を奪う。インコースからはダブルウェッジが接近。外からはアントニオバローズも・・・・・。ゴールまであと200m、ミッキーパンプキンに内からダブルウェッジが並ぶ。さらに外からアントニオバローズも並び掛ける。3頭の争いからミッキーパンプキンが脱落。最後はダブルウェッジとアントニオバローズの競り合いになるが、アントニオバローズが競り勝った。

 1着アントニオバローズ 1分35秒3、2着ダブルウェッジ、3着トップカミング、4着ミッキーパンプキン クビ、5着タキオンクール クビ。

 アントニオバローズは栗東の武田博調教師の管理馬である。武田博というとお父さんが関西の大御所といわれた武田文吾である。つまり関西の名門厩舎なのである。でも武田博厩舎から過去これといった大物は出なかった。武田博調教師は騎手時代、父の武田文吾厩舎に所属する騎手で、かのシンザンに騎乗した3人の騎手の中でただ1人生き残っている人だ。あとの栗田勝、松本善登騎手は何れも故人なので、シンザンに携わった数少ない人となってしまった。そんな武田博厩舎の馬がシンザン記念に勝つというのは、奇しくも因縁を感じる。今後、アントニオバローズが勝ちだすごとに、武田博調教師はシンザンとの比較を聞かれるかもしれない、また、それだけの大物であって欲しいが・・・・・・・・。
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