2009.02.28 (Sat)
北野天満宮の梅
一週間前のことなのであるが、北野天満宮に行ってきた。北野天満宮といっても京都の人以外、判りにくいと思うが、北野天満宮というぐらいだから、学問の神様として信仰されている菅原道真を主祭神としていることはお解かりだと思う。それで全国に散らばっている、天神さんといわれる菅原道真を祀っている社の中でも、北野天満宮は九州の大宰府天満宮と並んで最も由緒ある天満宮といってもいいだろう。でもここでは、あまり蘊蓄を披露しても仕方がないので、簡単にいうと、九州へ左遷された菅原道真が京都を立ち去る時、一つの和歌を残している。
東風吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春は忘れそ
梅をこよなく愛した菅原道真らしい和歌であるが、道真が九州の大宰府で没した後、都の京都では落雷が頻発した。それで、これは道真の怒りに違いないと恐れをなした京都の朝廷や藤原氏を始めとした公家達が、その怒りを収めようと菅原道真を祀ったのが天神信仰の始まりである。だから北野天満宮は全国の天満宮、天神さんの総社ともいえるだろう。
そういった理由もあって、北野天満宮の境内には大きな梅苑があって、毎年、2月の末になると一般公開されているので、どんなものか行ってきたのであるが、あいにくまだ七分咲きといった状態で、やや期待ハズレであった。でもお茶と茶菓子を頂いて、梅の花に囲まれて、ほのかに匂う春の香りに心をうたれてきたのである。・・・・・ということで、やや鮮やかさには欠けるが梅の写真を掲載することにしましたので、ご覧ください。なお、小さな写真はクリックすると拡大します。










楼門は天満宮本殿へ向う最初の門である。

東風吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春は忘れそ
梅をこよなく愛した菅原道真らしい和歌であるが、道真が九州の大宰府で没した後、都の京都では落雷が頻発した。それで、これは道真の怒りに違いないと恐れをなした京都の朝廷や藤原氏を始めとした公家達が、その怒りを収めようと菅原道真を祀ったのが天神信仰の始まりである。だから北野天満宮は全国の天満宮、天神さんの総社ともいえるだろう。
そういった理由もあって、北野天満宮の境内には大きな梅苑があって、毎年、2月の末になると一般公開されているので、どんなものか行ってきたのであるが、あいにくまだ七分咲きといった状態で、やや期待ハズレであった。でもお茶と茶菓子を頂いて、梅の花に囲まれて、ほのかに匂う春の香りに心をうたれてきたのである。・・・・・ということで、やや鮮やかさには欠けるが梅の写真を掲載することにしましたので、ご覧ください。なお、小さな写真はクリックすると拡大します。










楼門は天満宮本殿へ向う最初の門である。

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