uncleyieのア・デイ・イン・ザ・ライフ

　今日は中山で皐月賞トライアルの弥生賞(Jpn-Ⅱ・３歳、芝2000m、10頭)が行なわれた。このレースは過去、勝ち馬が皐月賞、ダービーによく勝っているので大いに注目されたが、出てきたのがたったの10頭と拍子抜けした。それで断トツの１番人気がロジユニヴァースで、２番人気が２歳王者のセイウンワンダー。これまで３戦全勝のロジユニヴァースがどんなレースをするのか注目された。

　スタートするや何とロジユニヴァースが逃げた。これは横山典弘の作戦なのだろうか。やや重馬場を見越して先に行ったのだろう。でもこれといって逃げ馬らしい逃げ馬がいないから自ら逃げてもおかしくはない。それに頭数も少ないし、見事に超スローペースに落としていた。２番手にミッキーペトラがつけているが、それらを従えてスタートから12.4---11.3---12.2---13.0---13.1---12.7と800m通過が48秒９、1000m通過が１分02秒０、1200m通過が１分14秒７である。やや重であるとはいえ、こんなペースだとロジユニヴァースに勝ってくださいと言ってるようなもので、直線に入ってさらに突き放してしまった。２着争いも２番手３番手につけたミッキーペトラとモエレエキスパートの争いで、後続馬は全滅である。なんかロジユニヴァースの強さだけがだけが目立ってしまって、今後の参考にもならなかった。

　１着ロジユニヴァース　２分03秒５、２着ミッキーペトラ　２馬身1/2、３着モエレエキスパート　1/2、４着キタサンアミーゴ　クビ、５着ケイアイライジン　3/4.。

　これでロジユニヴァースは４戦４勝。皐月賞候補№１となったが、まだ課題も多く、絶対的な本命馬かというと？・・・・がつく。でも時計に現れない競って伸びるところなど、いいものを持っているし、今のところクラシック候補１番手に間違いない。ダービーまではこの馬を中心に展開するのかもしれないなあ。