2010.02.25 (Thu)
暖かすぎる・・・
何だこの暖かさは。異常な暖かさである。先日というか先々週あたりの寒さが何処へいってしまったのだろうか。寒くないからいいではないかといった声も上がるが、いいことばかりではない。気候というものは徐々に段階を踏んで暖かくなればいいのだが、自然界というものは時には奇奇怪怪なことが起きる。地球全体で考えれば、エルニーニョ現象というものが現れると色々と異常気象が見られることがあるが、今年もその傾向があるかもしれない。
小生が毎日、通っている湖国は近畿の豪雪地域である。でも昨年は異様な暖冬で職場の近辺は積雪しなかった。これは非常に珍しいことだと地元の人は言う。今年は昨年よりは寒くて積雪も見られた。だから年々、暖冬化傾向にある中で、今年の冬は平均的な冬であったかもしれない。実際に毎日、駅までの帰路を歩いていても厳しい寒さが身に降り注いでいる。それで駅に向うまでの途中に、電光の温度表示板があって、その数字を毎日見ながら、今日は寒かった、今日は暖かかったと確認し納得するのだが、つい10日ほど前は2℃、3℃という表示が当たり前で、朝なら0℃といった数字もお目にかかれたものである。ただしここの温度表示は氷点下の表示がなく、それで0℃よりも低いと、すべて0℃として電光表示板では表示されないのだ。なので、実際には毎日、朝は氷点下だったのだろう。とにかく朝の冷え方は慣れない人にはとても堪える寒さである。
なのに今日の温度表示板は16℃という数字を示しているではないか。何と10日ほど前の気温と比較すると14、5℃は違う。日本各地も異様に気温が高い状態は続いている。奈良では23℃ほどまで気温が上昇したという。夏日、一歩手前の温度である。また関東では春一番が吹いたというから、春も近いのだろう。でもまだ2月なのである。このまま、すんなり春がやってくる筈がない。寒の戻りは絶対にあるはずだから・・・また、春に向って一歩前進、二歩下がるといったような足踏み状態が続くだろうし、今週に入ってからの気温上昇には驚きながらも、気にもしていないのだが・・・・・。結局は『早春賦』の歌詞ではないけれど、~春は名のみの風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと声も立てず
というように春とは名ばかりで風は冷たく寒さを感じる今の季節なので、頬に触れる風は冷たいはずであったが、昨日、今日といった暖かさは春を越えて初夏を感じさせる。やはり異常かも・・・・・。今日の帰り歩いていると汗ばんでしまった。まだ2月なのに、奈良東大寺二月堂のお水取りも終わってないというのに、なんていうことだ。着ていく服にも困るが、電車の中の空調も調整が難しいだろう。
とにかく桜が開花してしまいそうな温かさの中で戸惑うのだが、こんな眠くなるような暖かさの日は僅かしかなく、しばらくするとジトジトと湿気のある梅雨があるし、その直後の酷暑が憂鬱になってしまう。だから行く冬は惜しまないけども、春は出来る限り長く長く存在感を示して欲しいと思う。5月に入るなり30℃を越す真夏日があったりするから、今の間に楽しんでおこう。とにかく真夏日になると、何のやる気も起こらなくなって、ただ暑い暑いとだらけているだけだから、やはり春はありがたき存在である。それが最近は春が短くて、冬から一足飛びに夏がやって来るといった印象がある。もはや日本の大部分の地域で四季を感じ取れなくなっている。そう考えると、確実に地球温暖化の影響が及んでいるのだということが判るので・・・・・・・何か侘しいなあと、年々その思いが強くなっていき、産業優先の顛末から、やがて地球は取り返しのつかないところまでいってしまうのかもしれない。
小生が毎日、通っている湖国は近畿の豪雪地域である。でも昨年は異様な暖冬で職場の近辺は積雪しなかった。これは非常に珍しいことだと地元の人は言う。今年は昨年よりは寒くて積雪も見られた。だから年々、暖冬化傾向にある中で、今年の冬は平均的な冬であったかもしれない。実際に毎日、駅までの帰路を歩いていても厳しい寒さが身に降り注いでいる。それで駅に向うまでの途中に、電光の温度表示板があって、その数字を毎日見ながら、今日は寒かった、今日は暖かかったと確認し納得するのだが、つい10日ほど前は2℃、3℃という表示が当たり前で、朝なら0℃といった数字もお目にかかれたものである。ただしここの温度表示は氷点下の表示がなく、それで0℃よりも低いと、すべて0℃として電光表示板では表示されないのだ。なので、実際には毎日、朝は氷点下だったのだろう。とにかく朝の冷え方は慣れない人にはとても堪える寒さである。
なのに今日の温度表示板は16℃という数字を示しているではないか。何と10日ほど前の気温と比較すると14、5℃は違う。日本各地も異様に気温が高い状態は続いている。奈良では23℃ほどまで気温が上昇したという。夏日、一歩手前の温度である。また関東では春一番が吹いたというから、春も近いのだろう。でもまだ2月なのである。このまま、すんなり春がやってくる筈がない。寒の戻りは絶対にあるはずだから・・・また、春に向って一歩前進、二歩下がるといったような足踏み状態が続くだろうし、今週に入ってからの気温上昇には驚きながらも、気にもしていないのだが・・・・・。結局は『早春賦』の歌詞ではないけれど、~春は名のみの風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと声も立てず
というように春とは名ばかりで風は冷たく寒さを感じる今の季節なので、頬に触れる風は冷たいはずであったが、昨日、今日といった暖かさは春を越えて初夏を感じさせる。やはり異常かも・・・・・。今日の帰り歩いていると汗ばんでしまった。まだ2月なのに、奈良東大寺二月堂のお水取りも終わってないというのに、なんていうことだ。着ていく服にも困るが、電車の中の空調も調整が難しいだろう。
とにかく桜が開花してしまいそうな温かさの中で戸惑うのだが、こんな眠くなるような暖かさの日は僅かしかなく、しばらくするとジトジトと湿気のある梅雨があるし、その直後の酷暑が憂鬱になってしまう。だから行く冬は惜しまないけども、春は出来る限り長く長く存在感を示して欲しいと思う。5月に入るなり30℃を越す真夏日があったりするから、今の間に楽しんでおこう。とにかく真夏日になると、何のやる気も起こらなくなって、ただ暑い暑いとだらけているだけだから、やはり春はありがたき存在である。それが最近は春が短くて、冬から一足飛びに夏がやって来るといった印象がある。もはや日本の大部分の地域で四季を感じ取れなくなっている。そう考えると、確実に地球温暖化の影響が及んでいるのだということが判るので・・・・・・・何か侘しいなあと、年々その思いが強くなっていき、産業優先の顛末から、やがて地球は取り返しのつかないところまでいってしまうのかもしれない。
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