2010.04.17 (Sat)
御室桜も散りだした
今年の春は本当に雨が多く何時までも寒い。昨日は雨が一日中降り続いていて、気温の方も10℃を割ったというからどこから見ても4月とは思えない。それでも桜の花は確実に散っていくのだが、京都でようやく見頃となった桜がある。それが御室桜(おむろさくら)である。御室桜とは仁和寺の境内に咲いている里桜のことで、昔から遅咲きの御室桜として有名である。それで久々に晴れ渡った今日、御室桜とやらを見学に行ってきた。
JRの定期を持っているので、使わない手はないと京都駅まで行き、山陰線に乗り換えて花園駅で降りる。私は本来なら、御室に行く時は阪急で嵐山まで行き、嵐電で御室まで行くのが通例だったのだが、今回はJRで行くことになたから、御室の仁和寺までは少しばかり歩かなくてはならない。JRの花園駅から少し西に行くと双ヶ丘というひょうたんのような形をした小高い丘があって、その丘の東側を真っ直ぐ北へ1kmほど歩くと御室に到着する。道中、双ヶ丘の側に長泉寺といって吉田兼好の墓がある小さなお寺の前を通る。そういえば吉田兼好と仁和寺とは縁が深いが、仁和寺はそもそも宇多天皇が開基した関係から皇室ゆかりの寺院とされる。したがって通称で御室御所とも言われた。
JR花園駅から歩いて15分ほどで仁和寺の二王門前へ到着。ここの桜を見ようと人が大勢つめかけていた。そして、境内を真っ直ぐ歩いて中門を潜り、左手一帯が御室桜である。全部で約200本。遅咲きの里桜で樹高が低いことでも有名である。








五重の塔を背景に入れてみた。

こちらは御室桜とは違って枝垂れ桜であるが、仁和寺の桜は相対的に遅咲きなのか?

御室桜をバックにして記念写真を撮る人の何と多いことか。確かに樹高が低く、花びらが目の高さよりやや上にあるぐらいで、ソメイヨシノと似ているが少し違う。

中門から二王門の方面を撮る。二王門の向こうには双ヶ丘が・・・・・。

ところで仁和寺の御室桜が何故、樹高が低いかというと、ここの地層は岩盤が固く根が深く張れないからだとされていたが、最近では岩盤は普通であるが、粘土層であるため土中に酸素や栄養分が少ないので根がのばせないからだという説が強まっている。何れにしても名物桜であることに変りはない。
JRの定期を持っているので、使わない手はないと京都駅まで行き、山陰線に乗り換えて花園駅で降りる。私は本来なら、御室に行く時は阪急で嵐山まで行き、嵐電で御室まで行くのが通例だったのだが、今回はJRで行くことになたから、御室の仁和寺までは少しばかり歩かなくてはならない。JRの花園駅から少し西に行くと双ヶ丘というひょうたんのような形をした小高い丘があって、その丘の東側を真っ直ぐ北へ1kmほど歩くと御室に到着する。道中、双ヶ丘の側に長泉寺といって吉田兼好の墓がある小さなお寺の前を通る。そういえば吉田兼好と仁和寺とは縁が深いが、仁和寺はそもそも宇多天皇が開基した関係から皇室ゆかりの寺院とされる。したがって通称で御室御所とも言われた。
JR花園駅から歩いて15分ほどで仁和寺の二王門前へ到着。ここの桜を見ようと人が大勢つめかけていた。そして、境内を真っ直ぐ歩いて中門を潜り、左手一帯が御室桜である。全部で約200本。遅咲きの里桜で樹高が低いことでも有名である。








五重の塔を背景に入れてみた。

こちらは御室桜とは違って枝垂れ桜であるが、仁和寺の桜は相対的に遅咲きなのか?

御室桜をバックにして記念写真を撮る人の何と多いことか。確かに樹高が低く、花びらが目の高さよりやや上にあるぐらいで、ソメイヨシノと似ているが少し違う。

中門から二王門の方面を撮る。二王門の向こうには双ヶ丘が・・・・・。

ところで仁和寺の御室桜が何故、樹高が低いかというと、ここの地層は岩盤が固く根が深く張れないからだとされていたが、最近では岩盤は普通であるが、粘土層であるため土中に酸素や栄養分が少ないので根がのばせないからだという説が強まっている。何れにしても名物桜であることに変りはない。
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