uncleyieのア・デイ・イン・ザ・ライフ

　今日も土曜出勤だった。よくぞ安サラリーで目一杯、こき使ってくれます。このところ忙しいから、祝日出勤、土曜出勤が続いているが、もう今年最後にして欲しい。本当に疲れる。

　祝日、土曜出勤のいいところなんて電車が空いているぐらいなもので、あとはいいところが何もない。昼飯なんか社員食堂まで開いてないから、コンビニで弁当なりおにぎりなりを買ってきて食べるしかないのだが、これが社員食堂の定食よりも高くつくから呆れてしまう。またバスの便がないから会社まで３㎞を歩かなければならない。会社に着いたころには疲れてしまう。仕事は仕事で平日よりも効率がいいのかしらないが、何割か余分に仕事していることになる。それで終わった頃には６日分の疲労が蓄積してしまいヘトヘトになる。

　疲れているが、バスが皆目走ってないから、またまた駅まで３㎞徒歩になる。よくやっているよと思いながらもだんだんと腹が立ってくる。ああ、これで休みは明日１日だけ。暇な人ならパチンコへ行って暇つぶしかもしれないが、あいにく拙者は雑用が多くて、土曜日に済ませるものが日曜日に集中してしまう。これでも貧乏暇なしなのである。こんな調子だから、最近、満足なブログの記事が書けないのだが・・・・・。まあ、そんなことはどうでもいいが、今日の朝の電車、京都まではそこそこ混んでいた。でも京都から東はガラガラである。それというのも高校生が乗っていないからである。もっとも私立の高校生は乗っていた。京都は私立高校は多いが、滋賀県は私立高校がとても少ないということが判明したのである(全県でたった10校)。それで公立高校は一斉に土曜日が休日なのに、私立高校は土曜日も授業があるというこの矛盾。最近、公立高校のレベルが落ちたといわれるは、このように授業時間の減少が原因の一つに入るだろう。毎週、私立は授業をしているのに、公立高校は休んでいる。これだと年間にして授業時間がどれほど違ってくるのだろうか。他人事ながら気になってくる。また電車の中で私立に通っている女の子がいうには「公立の子が羨ましい」だといっている。

　そういえば今の子は、小学校から土曜日に学校がないという生活に慣らされてしまっているから、私立の高校に入ってから土曜日の学校というのに違和感があるだろう。ゆとり教育の果てはこのようになってしまったのだ。しかしだね、昔は土曜日も学校というのが当たり前だったものだ。時代は変わったものである。校則も煩いとか愚痴っている子もいるが、校則も昔の学校の方がはるかに煩かったものだが・・・・・。それにひきかえ今時の公立学校って校則なんてあるのかな。あまりに校則が緩すぎるのではないかと思ってしまう。その反動で私立高校に入った子の中には、校則がきつ過ぎるといってつい愚痴ってしまうのだろう。しかし、昔の中学校は大阪も神戸も丸刈りだったのだというと信じられないだろう。でもそれは事実である。小生は京都なので髪は伸ばせたのだが、同時代の大阪市内や神戸方面の中学校は、ほとんどが丸刈りだったのである。大阪でも北摂の方は髪を伸ばしている中学校は多かったが、それ以外は髪を伸ばせなかったのだ。まあ、軍隊調で古いといえば古いけど、小生の中学の頃は、まだ戦前派が教師として生き残っていた時代だから、質実剛健の風潮が学校に習慣としてあったのだが・・・・。

　我々の時代から考えると、今時の学校の規則なんて緩すぎて生徒もだらけないかな、なんて反対に危惧したくなるが、周りが全てだらけている時代だから何も感じなくなっているのかもしれない。

　てなことを電車に乗っていて、ふと感じてしまった次第である。