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2010.05.06 (Thu)

貴船神社に行く

 鞍馬寺の西門を出ると舗装した一般道路に出る。するとそこは料亭や料理旅館が多く並んでいる、いわば貴船神社の門前町(町というほどでもないが)・・・・・。

 貴船神社とは創建が何時か判らないほど古い神社であるが、水の神様として知られていて、古代の祈雨八十五座の一座とされ、昔から祈雨の神としての信仰されていた。また、水の神であるタカオカミの神を祀っていることから、料理人、調理人たち及び水を取り扱う商売人らが祈願に来るなど崇められている神社である。

 また絵馬発祥の地としても知られ、古くから晴れを願う時には白い馬、雨を願う時には黒い馬が奉納されたりしたが、実際の馬に替わって板に描いた馬が奉納されたことがあり、そこから絵馬が誕生したといわれている。

 一方では縁結びの神様でもあり、縁切りの神様でもあり、呪咀神としての信仰も厚く、丑の刻参りとしても知られている。最近では若い女性が訪れて水占おみくじをひきにきたり、近くの料亭で川床で涼を求めながら料理に舌鼓を味わいに来る人が増えたという。また貴船は京都のパワースポットとしてちょっとしたブームになっているという。なるほど鞍馬といい貴船といい、こんな京都の奥深くまで来る人が増えたというのも、何か訳があると思ったら・・・・・陰陽師という映画や漫画が流行ったのも関係しているのかもしれないなあ。


 鞍馬山を西に下りきると貴船川が流れている。鴨川の支流で見事な清流である。
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 夏になると料理屋が川床を開く。川の上に床を組み、その上で京料理に舌鼓を打つ。1番安いのは流し素麺であるが・・・・・鮎料理になると・・・・・・・。
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 貴船川沿いの道路を歩くと貴船神社の鳥居が姿を現し、二の鳥居を潜ると貴船神社への参道が見えてくる。そして、貴船神社というと雑誌やテレビで採り上げられる時、必ずこの南参道が映し出される。二の鳥居を潜って、この84段の石段を登りきると本宮に到達する。石段の両側には朱色の春日燈篭が彩を加える。
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 貴船神社の本宮である。建物自体は新しい。
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 貴船神社の水占おみくじ。この清水におみくじの紙を浮かべると文字が浮かび上がってくる。たいへんな人気である。
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 貴船神社を出て、叡山電車の貴船口の駅に向う途中、歩いていると北山杉が屹立しているところがあった。
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 鞍馬駅から鞍馬寺に入り、貴船神社側に出て、貴船口駅まで来るのにおよそ2時間半かかった。鼻が悪い小生には次第と息苦しくなるが、まだまだ自分自身では健脚は衰えてないと安堵した。でも疲れたなあ・・・・。
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