2010.12.05 (Sun)
第11回ジャパンCダート
12月とは思えない暖かな近畿地方。今日はポカポカな晴天であった。さて師走競馬に入ったが、今週は第11回ジャパンカップダート(GⅠ・3歳以上、ダート1800m、16頭)である。
このレース4年前までは東京の2100mのダートコースで行なわれていたが、一昨年から阪神の1800mコースで行なわれるようになった。でも今年は海外からの参加が無い。それは当然、予想は出来た。本来からダートの競馬というのはアメリカが中心で、ヨーロッパ主要国ではまず行なってない。だからアメリカの馬に参加をしてもらいたいのだろうが、ダートの土質が違いすぎる。アメリカのダートは赤っぽい土でやや粘りがある。それが日本のダートは黒っぽい土でパサパサしている。当然アメリカの方が時計が速くて、そこへスパイク状の蹄鉄を使っている。日本では使っている蹄鉄も違うし、アメリカの馬に適している馬場ではないことは一目瞭然である。そこへ左回りしかなく平坦なアメリカの競馬に慣らされている競走馬が芝主体の日本のレースに態々、出てくるだろうか。最も昨年、クラシックホースのサマーバードが来たが(骨折でレース不参加)、これは特異な例だろう。
それに東京で行っていた時は2100mだったので、距離が長いからアメリカの馬が来てくれない嘆いていたが、それを阪神の1800mに変更したからって容易に来てくれるものでもないだろう。まだ東京は左回りだからアメリカの競馬に適応しているが阪神は右回りである。距離を短くしたからといって、余計に参加しないような気は前からしていた。もし来てくれるのを願うならば、中京の左回りでやった方がいいのではと思えてくる。こういったところを考えるとアメリカの競馬というのは融通がきかないなあと思ってしまう。
さて、第11回ジャパンCダートであるが確固たる本命がいない。以前のクロフネのような怪物は別格としても、最近のカネヒキリ、ヴァーミリアン、エスポワールシチーといった安定したダートの王者が今年はいない。それで1番人気に支持されたのが逃げに転じてから崩れないようになったトランセンド。2番人気が同じ4歳馬のシルクメビウス。3番人気がヴァーミリアンの弟キングスエンブレム。4番人気がかつてのダート王者ヴァーミリアン。5番人気がダート未体験の3歳馬アリゼオである。
こうしてスタートが切られた。ゲートが開くやマルカシェンク、アリゼオが立ち遅れた。その間にトランセンドがダッシュよく先頭を窺う。さらに外からバーディバーディ、ダイシンオレンジも行く。だがハナをl奪ったのは1番人気のトランセンド。2番手にバーディバーディ、3番手ラヴェリータとダイシンオレンジ。その後にオーロマイスター、その内にアドマイヤスバル、そしてヴァーミリアンとキングスエンブレムの兄弟が追走。その後はグロリアスノア、トーセンブライト、クリールパッション、さらにアリゼオだが折り合いが悪い。さらにインコースにシルクメビウス、外からダイショウジェット、マカニビスティー、シンガリの位置からマルカシェンク。スタートから12.5---10.7---12.7---12.0---12.1と澱みないペースでトランセンドが引っ張る。淡々として3コーナーから4コーナー、馬群が固まってくる。先頭はトランセンドでマイペースの逃げ。バーディバーディが2番手で追走。いよいよ直進コース。先頭にトランセンド、2番手にバーディバーディ。あと300m、トランセンドが依然として先頭。バーディバーディが2番手。あと200m、トランセンド先頭、トランセンド先頭。バーディバーディが迫り競り合う。でもトランセンドが競り落とすか。後続からグロリアスノアが突っ込んでくる。あと100m、トランセンドが単独先頭。1馬身半出た。でもグロリアスノアが伸びる。グロリアスノアが伸びる。アドマイヤスバルも来る。トランセンド先頭。グロリアスノアが来た。グロリアスノアが来た。しかしトランセンドが逃げ切った。
1着トランセンド 1分48秒9、2着グロリアスノア クビ、3着アドマイヤスバル 1馬身1/4、4着バーディバーディ ハナ、5着シルクメビウス 2馬身。
あまり感想はない。ダートのレースというのはどうしても注目されない。それに実力が安定している馬がいないので、その日の展開一つで勝ち馬が変ったりしている。今後、ダート界もスター馬が出てくると面白くなるのだが・・・・・。でもアリゼオが出たので注目していたが、頸を上げていたし、明らかにダート競馬に手間取っていたようだ。結局は大差のシンガリ負け。やはり3歳クラシック路線を賑わしていた馬でもダートの競馬は難しいみたいだ。適性よりも経験が必要かもしれない。
このレース4年前までは東京の2100mのダートコースで行なわれていたが、一昨年から阪神の1800mコースで行なわれるようになった。でも今年は海外からの参加が無い。それは当然、予想は出来た。本来からダートの競馬というのはアメリカが中心で、ヨーロッパ主要国ではまず行なってない。だからアメリカの馬に参加をしてもらいたいのだろうが、ダートの土質が違いすぎる。アメリカのダートは赤っぽい土でやや粘りがある。それが日本のダートは黒っぽい土でパサパサしている。当然アメリカの方が時計が速くて、そこへスパイク状の蹄鉄を使っている。日本では使っている蹄鉄も違うし、アメリカの馬に適している馬場ではないことは一目瞭然である。そこへ左回りしかなく平坦なアメリカの競馬に慣らされている競走馬が芝主体の日本のレースに態々、出てくるだろうか。最も昨年、クラシックホースのサマーバードが来たが(骨折でレース不参加)、これは特異な例だろう。
それに東京で行っていた時は2100mだったので、距離が長いからアメリカの馬が来てくれない嘆いていたが、それを阪神の1800mに変更したからって容易に来てくれるものでもないだろう。まだ東京は左回りだからアメリカの競馬に適応しているが阪神は右回りである。距離を短くしたからといって、余計に参加しないような気は前からしていた。もし来てくれるのを願うならば、中京の左回りでやった方がいいのではと思えてくる。こういったところを考えるとアメリカの競馬というのは融通がきかないなあと思ってしまう。
さて、第11回ジャパンCダートであるが確固たる本命がいない。以前のクロフネのような怪物は別格としても、最近のカネヒキリ、ヴァーミリアン、エスポワールシチーといった安定したダートの王者が今年はいない。それで1番人気に支持されたのが逃げに転じてから崩れないようになったトランセンド。2番人気が同じ4歳馬のシルクメビウス。3番人気がヴァーミリアンの弟キングスエンブレム。4番人気がかつてのダート王者ヴァーミリアン。5番人気がダート未体験の3歳馬アリゼオである。
こうしてスタートが切られた。ゲートが開くやマルカシェンク、アリゼオが立ち遅れた。その間にトランセンドがダッシュよく先頭を窺う。さらに外からバーディバーディ、ダイシンオレンジも行く。だがハナをl奪ったのは1番人気のトランセンド。2番手にバーディバーディ、3番手ラヴェリータとダイシンオレンジ。その後にオーロマイスター、その内にアドマイヤスバル、そしてヴァーミリアンとキングスエンブレムの兄弟が追走。その後はグロリアスノア、トーセンブライト、クリールパッション、さらにアリゼオだが折り合いが悪い。さらにインコースにシルクメビウス、外からダイショウジェット、マカニビスティー、シンガリの位置からマルカシェンク。スタートから12.5---10.7---12.7---12.0---12.1と澱みないペースでトランセンドが引っ張る。淡々として3コーナーから4コーナー、馬群が固まってくる。先頭はトランセンドでマイペースの逃げ。バーディバーディが2番手で追走。いよいよ直進コース。先頭にトランセンド、2番手にバーディバーディ。あと300m、トランセンドが依然として先頭。バーディバーディが2番手。あと200m、トランセンド先頭、トランセンド先頭。バーディバーディが迫り競り合う。でもトランセンドが競り落とすか。後続からグロリアスノアが突っ込んでくる。あと100m、トランセンドが単独先頭。1馬身半出た。でもグロリアスノアが伸びる。グロリアスノアが伸びる。アドマイヤスバルも来る。トランセンド先頭。グロリアスノアが来た。グロリアスノアが来た。しかしトランセンドが逃げ切った。
1着トランセンド 1分48秒9、2着グロリアスノア クビ、3着アドマイヤスバル 1馬身1/4、4着バーディバーディ ハナ、5着シルクメビウス 2馬身。
あまり感想はない。ダートのレースというのはどうしても注目されない。それに実力が安定している馬がいないので、その日の展開一つで勝ち馬が変ったりしている。今後、ダート界もスター馬が出てくると面白くなるのだが・・・・・。でもアリゼオが出たので注目していたが、頸を上げていたし、明らかにダート競馬に手間取っていたようだ。結局は大差のシンガリ負け。やはり3歳クラシック路線を賑わしていた馬でもダートの競馬は難しいみたいだ。適性よりも経験が必要かもしれない。
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