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2011.03.03 (Thu)

3月3日

 3月3日ひな祭り・・・・といっても小生には何の関係もない。今日は寒かった。いや、今日も昨日に引き続いて寒かったといったほうがいいか。それでも自宅を出るときは快晴で放射冷却で冷え込んでいると思っていた。それがトンネルを二つ抜け近江の国に入るとなんやら天気が鬱陶しくて、職場の最寄り駅に着くやら粉雪が舞っていた。これには驚いた。なんでこんなに京都とでは天気が違うのだ。湖西の方から出勤している人の話によると、あちらでは雪が10㎝は積もっているという。なんというところだ。

 駅前からバスに乗って職場の最寄りのバス停で降りるが激しい雪が降っている。空は一面の鉛色。青空は何処にもない。家を出る時は気持ちよいほどの青空だったのに判らないものだ。この天気ですっかり滅入ってしまった。朝からこれだと帰りはまた積雪か・・・・・・と憂鬱になってきた。でも昼の段階で雪はやんでいたし、帰宅時には雲の切れ間から青空も見えていたのでホッとしたのである。

 それにしても寒いところである。朝出るときにこの格好でいいかなと思っても、湖国では通用しない場合が多い。とにかく衣一枚は違うような気がする。薄手の外套着を着ていくと身体の震えが止まらない時がある。寒い上に風がとても強いから体感温度は半端じゃない。自宅近辺で2℃か3℃なら間違いなく職場の周辺では氷点下である。この氷点下の中を歩いて帰るのだが、駅に到着したころは身体が芯まで冷えている。早く電車がこないかなと思っても、こんなときに限って延着したりするから困ったものである。日常茶飯事に電車は遅れるし、それでいて本数は少ないから地元の人があまり電車に乗らないのもうなずける。地元の人は車通勤が多く、電車に乗っているのは京都や大阪らの通勤者が大半であり、あとは高校生に大学生である。それ以外はお歳寄りに子供である。なるほどとは思うが、これだと本数を増やす訳にもいかずこちらとしたら、この職場をやめない限りこの不便さに付き合っていかなくてはならない・・・・。あああ、大変だ。えらいところに職場が移ったものだ。今更ながらあきれ返っている。

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