2014.07.14 (Mon)
ワールド・カップも終わった
ブラジルで一ヶ月に及び開催されていたサッカーのワールド・カップもドイツの優勝で幕を閉じた。時差の関係でほとんどの試合が日本時間の未明か早朝に行われたということで観戦していた人もあまりいないのかもしれないな。日本の場合はグループ・リーグ敗退が決定した段階で水が引くようにワールド・カップへの関心が薄れていったのは何時ものこと。つまり日本以外の試合を真剣に観ている人と言うのはサッカー・マニアだけであって、残りの大半は日本の動向だけに興味があったということに他ならない。普段はサッカーに見向きもしないのにワールド・カップになると突然のように俄ファンが激増する。こういうのがあまり好きではないので小生は日本戦を緒戦の前半以外、全く生中継で観なかった。もっとも最近のワールド・カップは何処がやろうと真剣に観たこともないが・・・。それで今回もニュースを観て結果を知るぐらい。ほとんどの試合は未明か朝に試合を行っている場合が多く、仕事人は出勤時と被さることもあり録画で観た人がほとんどだろう。でも決勝は早く目が覚めたついでに寝転びながら観ていた。ドイツVSアルゼンチンは三度目の決勝の顔合わせと言うことでハラハラ試合だったが、なかなか両チームとも得点できず、0―0で延長になってしまった。延長前半で得点が入らず、これはもしかしてPK戦で決着かと思っていた延長後半の8分、ドイツのシューレルが左サイドを突破。クロスを入れるとゲッツェがそのボールを胸でトラップして左足でシュート。それが見事に決まりドイツがこの1点を守り切り4度目の優勝をした。このゴールはなかなか見事なもので、ドイツは1990年以来の優勝となった。また南米で開催されたワールド・カップでは史上初めてヨーロッパのチームが優勝したこととなった。
しかしである。ドイツの優勝を予想した人がどれだけいただろうか。まだクローゼが出ているのかと思った人も多いだろう。日韓ワールド・カップの時から出ているのだから。ラーム、シュヴァインシュタイガー等のベテランも多い。それでいて上手く若手が加わって今回は見事に噛み合ったような気がした。決勝でアシストしたシューレルとゴールを決めたゲッツェは共に若い。でもドイツはグループ・リーグ緒戦の対ポルトガルでは4対0と圧勝だったが、ガーナ戦は2対2と引き分け、アメリカ戦でも1対0と辛勝。トーナメントに入っってからもアルジェリア戦では2対1と苦戦し、準々決勝の対フランス戦で競り勝った。強豪フランスに最少得点差だが勝ったのは大きく、準決勝でブラジルにまさかの7対1で圧勝。これで完全に調子に乗ったかな。決勝は苦戦したが、ドイツ伝統の組織サッカーがアルゼンチンのメッシを封じ込め優勝してしまった。
ドイツと言うのはけして派手なサッカーではないが、何時の大会でも大崩れしないしとにかく粘り強く、けして諦めないサッカーである。こういうと1982年のフランス戦をすぐに思い出すが、1974年の決勝でもオランダの方が有利と言われながら逆転勝ちで優勝した。とにかく簡単には負けない。渋いサッカーだがとことん食らいついてくる。そういったイメージのあるドイツ・サッカーである。一時は新旧交代期で低迷気味だったが、それでもグループ・リーグで敗退したりはしない。まさにゲルマン魂だ。かつての日本サッカーはドイツ・サッカーを学んだ。クラマーに教わったチームは奇跡的にメキシコ・オリンピックで銅メダルを獲った。技術は下手でもクラマーは日本チームには大和魂があると言った。それが今の日本のサッカー・チームにはそういった精神的なものが欠けているような気もするのだが・・・・。
もっとも体格的にドイツ人ほど恵まれてないし、それを補うには何かが足りない。それは何だろうか。日本がワールド・カップで好成績をあげるのは何時のことになるか分からないが、ドイツと同じことをしていても勝てないだろうし、かといって南米勢のような個人技も持ってない。はたして小生が生きている間に日本がワールド・カップでベスト4以上の成績を収めることが出来るかどうか、これさえも難しいのではと思う。でも日本サッカーは何かを掴み挑戦し続けなければならない。巨大な壁に跳ね返されながらも・・・・・。
しかしである。ドイツの優勝を予想した人がどれだけいただろうか。まだクローゼが出ているのかと思った人も多いだろう。日韓ワールド・カップの時から出ているのだから。ラーム、シュヴァインシュタイガー等のベテランも多い。それでいて上手く若手が加わって今回は見事に噛み合ったような気がした。決勝でアシストしたシューレルとゴールを決めたゲッツェは共に若い。でもドイツはグループ・リーグ緒戦の対ポルトガルでは4対0と圧勝だったが、ガーナ戦は2対2と引き分け、アメリカ戦でも1対0と辛勝。トーナメントに入っってからもアルジェリア戦では2対1と苦戦し、準々決勝の対フランス戦で競り勝った。強豪フランスに最少得点差だが勝ったのは大きく、準決勝でブラジルにまさかの7対1で圧勝。これで完全に調子に乗ったかな。決勝は苦戦したが、ドイツ伝統の組織サッカーがアルゼンチンのメッシを封じ込め優勝してしまった。
ドイツと言うのはけして派手なサッカーではないが、何時の大会でも大崩れしないしとにかく粘り強く、けして諦めないサッカーである。こういうと1982年のフランス戦をすぐに思い出すが、1974年の決勝でもオランダの方が有利と言われながら逆転勝ちで優勝した。とにかく簡単には負けない。渋いサッカーだがとことん食らいついてくる。そういったイメージのあるドイツ・サッカーである。一時は新旧交代期で低迷気味だったが、それでもグループ・リーグで敗退したりはしない。まさにゲルマン魂だ。かつての日本サッカーはドイツ・サッカーを学んだ。クラマーに教わったチームは奇跡的にメキシコ・オリンピックで銅メダルを獲った。技術は下手でもクラマーは日本チームには大和魂があると言った。それが今の日本のサッカー・チームにはそういった精神的なものが欠けているような気もするのだが・・・・。
もっとも体格的にドイツ人ほど恵まれてないし、それを補うには何かが足りない。それは何だろうか。日本がワールド・カップで好成績をあげるのは何時のことになるか分からないが、ドイツと同じことをしていても勝てないだろうし、かといって南米勢のような個人技も持ってない。はたして小生が生きている間に日本がワールド・カップでベスト4以上の成績を収めることが出来るかどうか、これさえも難しいのではと思う。でも日本サッカーは何かを掴み挑戦し続けなければならない。巨大な壁に跳ね返されながらも・・・・・。
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