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2011.04.01 (Fri)

4月1日

 4月1日、エイプリルフールだが、世情が暗く今年ばかりはそういった遊びもできそうもない。年度の始まりで新たなところで出発される方も多いだろう。そういえば今日は入社式や入学式があったのだろう。帰りの電車が満員だった。それも真新しい黒いスーツに身を包んだ若者たち。まだ着なれてないのか様になってないが、新しい門出である。皆、どのような気持ちであろうか。小生もあんな時期があったのかなあ。はるか大昔になってしまった。とはいうものの今の時代、大変厳しい荒波が待ち受けている。それは昔も今も同じだが、我々のころはまだ社会に対して希望を持っていたが、これから先の日本に希望が持てるのだろうかと考えると、今の若者はとても厳しい時代を生き抜いていかなくてはならないといった実感を持っている。これから未来、抱える問題が山積で、これからどのように日本丸の舵をとっていくのか、若者に期待するところは大きい。どうせ我々は先にこの世からおさらばしていくのだし、あとは若者が明日の日本を背負って行くしかないのだから、悲観してもしょうがないのだが、もう日本の栄光の時代は再びやってこないかもしれない。頑張れ若者! といいたい。

 もう先人たちの愚かな過ちを再び繰り返さないでもらいたい。もう高度成長期は終わったのだ。エコノミックアニマルも今は過去。バブル景気も遥か昔。そのあとは失われた10年、低成長期時代になり、アジア各国の追い上げにあい、そこへ老人大国となり就労人口が減る一方。後に残された若者は借金まみれの斜陽大国。そこへ未曾有の震災といつ収束するのか分からない原発問題。もういい加減、小生もこの国が厭になってきたが、生まれ育った国なので捨てる訳にもいかない。でも小生は既に人生のピークを過ぎている。あとは枯れていくのみだが、若者はこれからの人生だ。だから未来の日本を危惧しているのだが、なんでこんな愚かな国家になってしまったのか。政治も経済も期待できないし、まだ人の心は残っているからどうにかなるかなあとは思っているが、日本丸は舵取りを失ったかのように今後さまよい続けるかも知れない。はたしてこれから何処へ向かうのだろうか・・・・・。なんとも暗い4月1日である。

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