2011.04.04 (Mon)
4月4日
朝から雲ひとつない快晴。春は霞がかかって湖西の山の稜線は見にくいものだが、今日は秋の空のように澄み切っていて青い。それというのも空気が乾燥しきっているからだろう。カラカラに空気が乾いているから放射冷却で朝から寒いこと。でも日中は日なたに出ると暖かいはずなのだが、今日に限っては空気が冷たい冷たい。そこへ風が絶えず吹いているから外にいると身体が冷え切ってしまう。とても4月の気候とは言えず、太陽から日光が降り注いでいるもののまったく暖かくないおかしな1日であった。これだけ空一面が雲ひとつなく、1日中、晴れていたというまことに珍しい日なのにちっとも暖かくなく4月らしくはなかった。今年は去年よりも幾分か寒い春である。去年は今頃、雨が多くて桜の開花は早かったが、開花してから寒の戻りで散るまでに時間がかかった。それも去年は雨が降る日が多く、花冷えという4月だったという印象がある。でも今年は雨はあまり降らないものの、気温そのものが去年の同時期よりも低く、桜の開花が遅れ模様である。でもそろそろ5分咲きのところもある。しかし、滋賀県ではまだ蕾状態のところが多く、満開になるのは来週あたりではなかろうか。もっとも今年は派手な花見は控えるところが多く、夜桜も照明をつけないところが多いので暗くて見学どころではないだろう。近畿地方は計画停電というのはないが、どこも節電モードであるから例年なら照明で夜桜を見世物にしている桜の名所も今年に限ってはライトアップしないということらしいので会社から行う花見も自粛するところが多いという。まあ、小生はそのような催しに参加したことが一度もないので、花見の場所とりもやったことがないし、そういった席で酒も飲んだことがない。もっとも小生は花より団子の方なので、桜を見て酒を飲もうという気にはならない。これも震災の影響が色濃く出ているものだし多くの数えきれない被災者の痛ましい姿を見るにつけ、こんなことをやっていていいのか? といった心境にも陥る。でも、災害なくて幸せな地域では別段、自粛するほどのことでもないだろうとは思うのだが・・・・・・・・・・どちらにしろ今年の花見は盛り上がりに欠けることは確かだ。4月4日、ウダウダと書き綴ってみたものの、これといって書くこともないので、このあたりで失礼するとしよう。
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