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2011.04.03 (Sun)

産経大阪杯

 何とも肌寒い日である。朝から曇っていて昼から晴れて来たが随分ひんやりとしている。もう桜の花もちらほらと開花しだしたが満開はまだまだ先の話だろう。そんな今日、阪神で古馬の産経大阪杯(G-Ⅱ・4歳以上、芝200m、15頭)が行われた。1番人気はヒルノダムール、2番人気は皐月賞馬キャプテントゥーレ、3番人気はダービー馬エイシンフラッシュ、4番人気はグランプリホースのドリームジャーニー、5番人気はマイルの日本レコードホルダーであるダノンシャンティ。一見豪華であるが、どれもこれも久々やら骨折したあとからなかなか立ち直れない馬やら、既にピークが過ぎたのやら上がり馬やら入り乱れて予想の難しい1戦である。

 スタートが切られた。ドリームジャーニーは例によって下がっていった。正面スタンド前を通過。キャプテントゥーレとトーホウアランが前に出た来たがキャプテントゥーレが先頭。2番手にトーホウアラン。ナニハトモアレが3番手、4番手にミッキードリームとリディル。オペラブラーボがいて、そのうしろにヒルノダムール、さらにダイワファルコン、タッチミーノット、イケドラゴン、ダークシャドウ、エイシンフラッシュ、ヒカルカザブエ、ドリームジャーニーという順で進み、そこからさらに4馬身あとからダノンシャンティがシンガリから行く。前の2頭がペースを上げていくがハロンラップは12.5---11.0---12.3---12.1---11.4で、800m通過が47秒9、1000m通過が59秒3という平均ペース。しかし、ここからペースが上がっていく。3コーナーから4コーナー。キャプテントゥーレが先頭でトーホウアランが2番手。この2頭が5馬身離して快調にとばす。ここで後続の各馬がそろそろ仕掛けに入る。しかしダノンシャンティはまだシンガリの位置。4コーナーを回りこれから直線に入る。先頭はキャプテントゥーレ、トーホウアラン2番手。キャプテントゥーレ先頭で2馬身以上リード。あと300m、キャプテントゥーレ先頭。ヒルノダムールが来た。ヒルノダムールが来た。あと200m、キャプテントゥーレ先頭、キャプテントゥーレ先頭。ヒルノダムール2番手に上がる。外からエイシンフラッシュ、ダークシャドウ、さらに後方からダノンシャンティ一団になってやってくる。ヒルノダムール来た。ヒルノダムールが先頭に立った。ヒルノダムール先頭。エイシンフラッシもダークシャドウも来る。ヒルノダムール先頭。ダークシャドウが2番手に上がる。ダークシャドウが急追、ダークシャドウが急追。ヒルノダムールかダークシャドウか。ヒルノダムールかダークシャドウか2頭が並んでゴールイン。

 1着ヒルノダムール 1分57秒8、2着ダークシャドウ ハナ、3着エイシンフラッシュ クビ、4着ダノンシャンティ クビ、5着キャプテントゥーレ クビ。

 いや驚いた。勝ったヒルノダムールは順当だが、2着のダークシャドウ。この馬は8番人気だ。それも前走でようやく1000万クラスを勝ちあがったばかりの馬。いくらいい脚をもっているといっても相手はダービー馬や皐月賞馬、有馬記念、NHKマイルを勝った錚々たるメンバーだ。そこに加わって最もいい末脚で大接戦の2着になだれこんだ。信じられない。これからは人気するだろうし一躍、注目すべき存在になってきた。これで天皇賞は少し面白くなってきたかな。

 ところで来週の桜花賞だが、ここにきて絶対本命といわれたレーヴディソールの骨折によって、一気に混戦桜花賞となってしまった。馬券的には面白いが興味としては全く妙味のない桜花賞となりそうだ。これで今年の3歳クラシックレースは牡馬牝馬とも、史上最低クラスの争い(?)の様相となってしまった。まことに残念である。
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