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2014.06.13 (Fri)

ワールド・カップが始まった・・・・・

 ブラジルでサッカーのワールド・カップが始まった。そして今朝、開幕試合のブラジルVSクロアチア戦がテレビで放映されていた。朝は忙しいので観るつもりはなかったが何気に観てしまった。それでブラジルが自殺点のあと逆転で勝ったが、主審と副審3人が全員日本人と言うではないか。時代も変わったものである。小生、今でこそサッカーにさほど関心がなくなったが、昔は熱中したものだ。ただ小生がワールド・カップに関心があった頃と言うのはサッカーそのものに関心がある人が少なくて、ペレと言ってもサッカーマニアぐらいしか名前を知っている者はいなかった。1970年にメキシコでワールド・カップが行われたが、テレビ放送などある筈もなく、新聞の記事でも隅の方に小さく書いてあるだけで、月遅れのサッカー雑誌で詳細を知るという有様だった。結局、決勝戦のブラジルVSイタリアの試合は数週間後にテレビの録画放送で観たという覚えがある。今の若者は信じられないだろうが、1970年当時でもサッカーっていうのはその程度の人気だったのだ。当時、小生の周辺で探してもワールド・カップに関心がある者など皆無だった。あの当時、スポーツというと野球だったのである。それだけに当時からサッカーに関心があった小生にとっては今の日本国内におけるワールド・カップへの関心度の高さには驚くしかない。
 何時の頃からだろうか。1974年の頃は決勝戦だけが生中継されたのかな。そして1978年からほとんどの試合がテレビで中継されるようになった。でも一般的にいってサッカーへの関心が高いかと言うとそうでもなかった。所謂、サッカーファンの間だけで関心が持たれていて、ワールド・カップの存在もごく一部の人間にしか浸透していなかった。1978年でもまだこの程度だったのだ。それが1993年に日本国内でJリーグと言うプロサッカーリーグが誕生してから一般的にサッカーへの関心度が高まり、1998年に日本が始めてワールド・カップに出場し、そこから一気にワールド・カップ熱と言うのが高まったように思う。そして2002年、日韓共催という形であったが、日本国内でワールド・カップが開催され、これで子供から大人まで、日本各地にワールド・カップが浸透したということかもしれない。
 それが今やワールド・カップと言うだけでテレビの視聴率も跳ね上がり日本戦ともなると、たとえ夜中でも日本人のかなりの人が観戦する国民的イベントとなってしまった。本当に時代の変遷に小生はただ驚いているのだが・・・・・・。だが、小生は昔からへそ曲がりの性格で、皆が注目するともうどうでもよくなるというか興味が薄れてくる。まだ誰も注目しなかったワールド・カップの時の方が自分の中では関心度が高かった。つまりベールに包まれていたというか、ペレやガリンシャの動く映像を観たくてどうしようもなかった少年時代。大学生の頃に西ドイツで行われたワールド・カップではヨハン・クライフの華麗なプレーに触れたかったものだが、当時は中継すらなかったものである。つまり観れないと思うと観たくなる。要するに観たいという欲求があっても簡単に観れない時代だったから余計に熱中したのかもしれない。それが今のように何時でも映像が手に入る時代だとおそらく当時のように熱中はしなかったかもしれない。今だと何処の国の選手のプレーでもDVDやyou tubeとかで観ることが出来るようになった。それだけ今の選手はどれだけ凄いプレーをしてもすぐに映像で世界中に伝わるからベールに包まれるということはない。だからどれだけ凄い技術を披露しても驚嘆することもなくなった。それよりも映像がなかなか観ることが出来なかったペレやガリンシャ、ヤシン、エウゼビオ、ボビー・チャールトン、ベッケンバウアーがいたワールド・カップ時代の方が小生は熱中したものなのだ。ただ、今の選手はあの当時よりも数段上のプレーをしているのだが、世界中で絶えず映像に晒され続けているので格別に驚くこともない。それだけサッカー全体の質が上がっているのだろう。おそらく今の子供が昔のペレの妙技を観ても何にも驚かないだろう。今はそれだけサッカーの技術が上がっているのだから。ただ当時のサッカーのレベルからして、ペレのようなテクニックを見せる選手は少なかった。つまり東洋の島国のサッカー後進国だった日本で、ワールド・カップの映像が観られることもない時代では、それほど彼らのプレーが華麗であり新鮮であったということである。

懐かしのガリンシャ

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