2008.10.01 (Wed)
松下がパナソニックに変ったが・・・・・・・・・・
本日、2008年10月1日から松下電器産業株式会社がパナソニック株式会社という名称に変りましたとさ・・・・・。この名称の変更は今年の正月明けに発表されていたので、驚くことでもないが、その影響か、パナソニック株式会社の本社や工場のあるところでは色々とあるようだ。
まず本社のある大阪府門真市。ここは松下電器時代からの企業城下町で、松下電器がこの町にやって来てから人口が増えだしたところである。でも愛知県の豊田市のように名前までは松下市には変わらなかった。しかし、この門真市を貫くように走っている京阪電車の門真市駅から次の西三荘駅にかけて見られる風景は、まさに松下電器の工場群であった。いったいこの付近の松下村で、どれだけの従業員がいるのかと思うぐらいで、町に与える影響力は強大なものであったと思う。
それが今回、パナソニックという社名に変り、会社の北側に沿っている国道1号線のバス停が、松下本社前という名称なのだが、これもパナソニック本社前に変えられるという。またパナソニックの工場のある守口市や茨木市では、その町名が松下町だという。でもここらの町名は、バス停が松下前からパナソニック前と変更されるような簡単な訳にはいかないらしい。とにかく町名変更となると、今度はお役所が絡んでくるので、なかなか事が運ばないという。だから当分の間は松下町で通すという。
ところで松下電器がパナソニックという名前に変更されるのは、海外でのブランド名がほぼパナソニックで統一されているからであって、松下という名前では国際的に弱いとされていたからであるが、よくぞ創業者一家の名前を社名から除外したものだ。これも時代の流れに逆らえないというのだろうか。まあ、松下といえども例外ではなかったといえそうだ。そういえば日本の企業は、多くのところが名前を変更した。
おそらく現在の社名でお馴染みな企業も、以前とは社名が異なっていたというところは随分とある。ざっと挙げるだけでも・・・・・・東芝(東京芝浦電気)、カネボウ(鐘淵紡績)、ユニチカ(大日本紡績)、サントリー(壽屋)、三越(三井越後屋)、日活(日本活動写真)、帝人(帝国人造絹糸)、京セラ(京都セラミック)、大映(大日本映画製作)、東宝(東京宝塚)、オムロン(立石電機)、小田急(小田原急行鉄道)、阪急(京阪神急行電鉄)、ニコン(日本光学工業)、コニカ(小西六写真工業)、シャープ(早川電機工業)、ダイハツ(大阪発動機製造)、ケンウッド(トリオ)、パイオニア(福音電機)、デノン(日本電気音響)、オンキヨー(大阪電気音響社)、ヤマハ(日本楽器製造)・・・・・・・・・・・・・・・数え上げれはきりがない。とにかく時代の流れに乗って、社名も変えなくてはならないのか・・・・・。今の世の中、漢字が羅列されてある古臭い名前では、一般受けしないようである。だからブランド名が社名になったところも多数あって、その他では社名の略称をそのまま社名になったところもある。
しかし、社名が変ったところで、こちらとしては馴染むまでに時間がかかる。昔の企業名だと、社名から何をやっている会社か想像が出来たものなのだが、最近の企業名は、外来語を社名に持ってきたりするので、初めて聞いた限りでは何の会社なのか皆目、判らない。
まあ松下ぐらい大きくなれば、パナソニックに社名が変更なったぐらいでは、消費者への影響は無いだろうが、長年、親しんで聞きなれた名前が完全に変ってしまい、暫くは戸惑いそうである。それにこんなことを言ってしまうと失礼だが、『真似した電器』なんて皮肉が言えなくなってしまうではないか(本当に失礼!)・・・・・私なんか、未だにJRを国鉄と言ってしまうことがあるので、死ぬまで松下と言ってしまいそうだ。
まず本社のある大阪府門真市。ここは松下電器時代からの企業城下町で、松下電器がこの町にやって来てから人口が増えだしたところである。でも愛知県の豊田市のように名前までは松下市には変わらなかった。しかし、この門真市を貫くように走っている京阪電車の門真市駅から次の西三荘駅にかけて見られる風景は、まさに松下電器の工場群であった。いったいこの付近の松下村で、どれだけの従業員がいるのかと思うぐらいで、町に与える影響力は強大なものであったと思う。
それが今回、パナソニックという社名に変り、会社の北側に沿っている国道1号線のバス停が、松下本社前という名称なのだが、これもパナソニック本社前に変えられるという。またパナソニックの工場のある守口市や茨木市では、その町名が松下町だという。でもここらの町名は、バス停が松下前からパナソニック前と変更されるような簡単な訳にはいかないらしい。とにかく町名変更となると、今度はお役所が絡んでくるので、なかなか事が運ばないという。だから当分の間は松下町で通すという。
ところで松下電器がパナソニックという名前に変更されるのは、海外でのブランド名がほぼパナソニックで統一されているからであって、松下という名前では国際的に弱いとされていたからであるが、よくぞ創業者一家の名前を社名から除外したものだ。これも時代の流れに逆らえないというのだろうか。まあ、松下といえども例外ではなかったといえそうだ。そういえば日本の企業は、多くのところが名前を変更した。
おそらく現在の社名でお馴染みな企業も、以前とは社名が異なっていたというところは随分とある。ざっと挙げるだけでも・・・・・・東芝(東京芝浦電気)、カネボウ(鐘淵紡績)、ユニチカ(大日本紡績)、サントリー(壽屋)、三越(三井越後屋)、日活(日本活動写真)、帝人(帝国人造絹糸)、京セラ(京都セラミック)、大映(大日本映画製作)、東宝(東京宝塚)、オムロン(立石電機)、小田急(小田原急行鉄道)、阪急(京阪神急行電鉄)、ニコン(日本光学工業)、コニカ(小西六写真工業)、シャープ(早川電機工業)、ダイハツ(大阪発動機製造)、ケンウッド(トリオ)、パイオニア(福音電機)、デノン(日本電気音響)、オンキヨー(大阪電気音響社)、ヤマハ(日本楽器製造)・・・・・・・・・・・・・・・数え上げれはきりがない。とにかく時代の流れに乗って、社名も変えなくてはならないのか・・・・・。今の世の中、漢字が羅列されてある古臭い名前では、一般受けしないようである。だからブランド名が社名になったところも多数あって、その他では社名の略称をそのまま社名になったところもある。
しかし、社名が変ったところで、こちらとしては馴染むまでに時間がかかる。昔の企業名だと、社名から何をやっている会社か想像が出来たものなのだが、最近の企業名は、外来語を社名に持ってきたりするので、初めて聞いた限りでは何の会社なのか皆目、判らない。
まあ松下ぐらい大きくなれば、パナソニックに社名が変更なったぐらいでは、消費者への影響は無いだろうが、長年、親しんで聞きなれた名前が完全に変ってしまい、暫くは戸惑いそうである。それにこんなことを言ってしまうと失礼だが、『真似した電器』なんて皮肉が言えなくなってしまうではないか(本当に失礼!)・・・・・私なんか、未だにJRを国鉄と言ってしまうことがあるので、死ぬまで松下と言ってしまいそうだ。
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