2008.10.26 (Sun)
第25回ブリダーズCクラシック
現地時間の25日、アメリカ競馬の祭典第25回ブリダーズC(GⅠ8レースを2日で開催)が行なわれたが、その中で最大のレースであるクラシックに日本からカジノドライヴが参加したので、その結果を報告することにする。
今年は西海岸のサンタアニタで開催のブリダーズCであるが、史上初のオールウェザー・コース(全天候型馬場)での開催となった。これまでのダートコースと違って、必ずしもアメリカ馬が優位とは言えなくなったので、カジノドライヴの参加も面白いだろうと思ったが、今年は出走馬が強力すぎた。まずアメリカの現役で最強馬といわれているカーリン(Curlin)がいるし、ヨーロッパから参加のキング・ジョージの覇者デュークオブマーマレード(Duke of Marmalade)、英愛の2つの2000ギニーを制覇したヘンリーザナヴィゲーター(Henrythenavigator)、そしてクイーン・エリザベスⅡ(アスコット、GⅠ・3歳以上、マイル)でヘンリーザナヴィゲーターを破ったレイヴンズパス(Reven's Pass)といった強豪が顔を揃えたのである。でもカジノドライヴは4番人気に支持されレースに注目したが・・・・・・・。
12頭が出走してオールウェザー・コースに飛び出し何と日本のカジノドライヴが先頭に立ったのである。小回りのサンタアニタ競馬場で巧くインコースをついて先頭に立った。でも外から人気薄のフェアバンクスにつつかれ単騎で逃げているのではない。スタートから2Fごとのラップが23.77---23.83---24.04と6F(約1200m)通過が1分11秒64と平均ペースである。8F通過も1分35秒48とまずまず。そして4コーナーにかかるが、ここでカジノドライヴは後退をはじめた。肝心なところで後退か・・・・・・。そして直線コースに入るがカジノドライヴは完全に失速した。結局、あと1Fあたりから外をついてデットーリ騎乗のレイヴンズパスが一気に伸びて快勝。
1着 Reven's Pass 1分59秒27、2着 Henrythenavigator 1馬身3/4、3着 Tiago 3/4、4着 Curlin クビ、5着 Go Between 1馬身3/4.。
デュークオブマーマレードは9着。カジノドライヴは最下位の12着に沈んだ・・・・残念。でも勝った馬にしろ2着馬にしろマイルに実績のある馬同士で決まったということは、如何にアメリカの馬場は平坦でスピードのある馬が有利に働いているかという証明でもある。
なおレイヴンズパスは通算12戦6勝2着4回3着1回という成績。イギリスの調教馬で父はElusive Qualityt(Mr.Prospector系)、母Ascutney(父Lord at War)という血統。母の父にあたるロードアットウォーは、父の父が何と20世紀最強のマイラーと呼び声の高いブリガディアジェラードというのも興味深い。種牡馬として失敗に終わったBrigadier Gerard(18戦17勝2着1回)の血が生きていたというのはやや大袈裟ではあるが、レイヴンズパスはマイラーの血脈が何代にも重なっていることは確かなようだ。
今年は西海岸のサンタアニタで開催のブリダーズCであるが、史上初のオールウェザー・コース(全天候型馬場)での開催となった。これまでのダートコースと違って、必ずしもアメリカ馬が優位とは言えなくなったので、カジノドライヴの参加も面白いだろうと思ったが、今年は出走馬が強力すぎた。まずアメリカの現役で最強馬といわれているカーリン(Curlin)がいるし、ヨーロッパから参加のキング・ジョージの覇者デュークオブマーマレード(Duke of Marmalade)、英愛の2つの2000ギニーを制覇したヘンリーザナヴィゲーター(Henrythenavigator)、そしてクイーン・エリザベスⅡ(アスコット、GⅠ・3歳以上、マイル)でヘンリーザナヴィゲーターを破ったレイヴンズパス(Reven's Pass)といった強豪が顔を揃えたのである。でもカジノドライヴは4番人気に支持されレースに注目したが・・・・・・・。
12頭が出走してオールウェザー・コースに飛び出し何と日本のカジノドライヴが先頭に立ったのである。小回りのサンタアニタ競馬場で巧くインコースをついて先頭に立った。でも外から人気薄のフェアバンクスにつつかれ単騎で逃げているのではない。スタートから2Fごとのラップが23.77---23.83---24.04と6F(約1200m)通過が1分11秒64と平均ペースである。8F通過も1分35秒48とまずまず。そして4コーナーにかかるが、ここでカジノドライヴは後退をはじめた。肝心なところで後退か・・・・・・。そして直線コースに入るがカジノドライヴは完全に失速した。結局、あと1Fあたりから外をついてデットーリ騎乗のレイヴンズパスが一気に伸びて快勝。
1着 Reven's Pass 1分59秒27、2着 Henrythenavigator 1馬身3/4、3着 Tiago 3/4、4着 Curlin クビ、5着 Go Between 1馬身3/4.。
デュークオブマーマレードは9着。カジノドライヴは最下位の12着に沈んだ・・・・残念。でも勝った馬にしろ2着馬にしろマイルに実績のある馬同士で決まったということは、如何にアメリカの馬場は平坦でスピードのある馬が有利に働いているかという証明でもある。
なおレイヴンズパスは通算12戦6勝2着4回3着1回という成績。イギリスの調教馬で父はElusive Qualityt(Mr.Prospector系)、母Ascutney(父Lord at War)という血統。母の父にあたるロードアットウォーは、父の父が何と20世紀最強のマイラーと呼び声の高いブリガディアジェラードというのも興味深い。種牡馬として失敗に終わったBrigadier Gerard(18戦17勝2着1回)の血が生きていたというのはやや大袈裟ではあるが、レイヴンズパスはマイラーの血脈が何代にも重なっていることは確かなようだ。
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