2008.10.05 (Sun)
第42回スプリンターズS
秋のGⅠレースの第1弾スプリンターズSが中山競馬場で行なわれた。今日は深夜の凱旋門賞があるので、そちらの方が興味が沸くが、電撃の6ハロン戦も無視できない。
第42回スプリンターズS(GⅠ・3歳以上、芝1200m、16頭)に16頭が出走してきたが、1番人気は4連勝中の4歳牝馬の上り馬スリープレスナイト。2番人気がキンシャサノキセキ、3番人気が高松宮記念の覇者ファイングレイン、4番人気が古豪スズカフェニックスであった。
曇天の中、スタートが切られた。スリープレスナイトの好スタートが目立ったが、内から懸命にウエスタンビーナスがハナを奪う。2馬身あとにビービーガルダン、その後にエムオーウイナー、タニノマティーニ、その外に人気のスリープレスナイト。さらに内から3歳馬アポロドルチェ、ファイングレインと続き、キンシャサノキセキが外から追走して、シンボリグラン、プレミアムボックス、ジョリーダンスが固まって中団をキープ。サラニスピニングマアール、スズカフェニックス、カノヤザクラ、トウショウカレッジ、タマモホットプレイといった展開である。各馬早くも3コーナーにかかろうとしている。先頭はウエスタンビーナスで2番手にビービーガルダンとアポロドルチェで、4コーナーをカーブして直線に入る。
ウエスタンビーナス先頭、アポロトルチェ、ビービーガルダンが追う。そして、外からスリプレスナイトとキンシャサノキセキが先行馬に迫ってくる。200のハロン棒を通過してスリープレスナイトが一気に迫ってきた。あと150mを切った辺りでスリープレスナイトが先頭に立った。それをキンシャサノキセキが追う。内からビービーガルダンが懸命に粘る。さらにスズカフェニツクスが後方から伸びてくる。でもスリープレスナイトは抜けている。スリープレスナイトが5連勝を達成。
1着スリープレスナイト 1分08秒0、2着キンシャサノキセキ 1馬身1/4、3着ビーヒーガルダン クビ、4着スズカフェニックス 1/2、5着アポロドルチェ アタマ。
人気のカノヤザクラは7着、ファイングレインは10着だった。
ところで今日のロンシャン競馬場は寒いらしい。雨が降りそうだというから、馬場が渋るのだろうか。ロンシャンは土壌が柔らかく、一雨降るととんでもないほど時計がかかる馬場になる。2400mで2分38秒、39秒なんて日本では考えられないような遅い勝ち時計の勝負になる。是非とも速い馬場でレースをやってほしいが、天候のことだけは誰も判らない・・・・・。
第42回スプリンターズS(GⅠ・3歳以上、芝1200m、16頭)に16頭が出走してきたが、1番人気は4連勝中の4歳牝馬の上り馬スリープレスナイト。2番人気がキンシャサノキセキ、3番人気が高松宮記念の覇者ファイングレイン、4番人気が古豪スズカフェニックスであった。
曇天の中、スタートが切られた。スリープレスナイトの好スタートが目立ったが、内から懸命にウエスタンビーナスがハナを奪う。2馬身あとにビービーガルダン、その後にエムオーウイナー、タニノマティーニ、その外に人気のスリープレスナイト。さらに内から3歳馬アポロドルチェ、ファイングレインと続き、キンシャサノキセキが外から追走して、シンボリグラン、プレミアムボックス、ジョリーダンスが固まって中団をキープ。サラニスピニングマアール、スズカフェニックス、カノヤザクラ、トウショウカレッジ、タマモホットプレイといった展開である。各馬早くも3コーナーにかかろうとしている。先頭はウエスタンビーナスで2番手にビービーガルダンとアポロドルチェで、4コーナーをカーブして直線に入る。
ウエスタンビーナス先頭、アポロトルチェ、ビービーガルダンが追う。そして、外からスリプレスナイトとキンシャサノキセキが先行馬に迫ってくる。200のハロン棒を通過してスリープレスナイトが一気に迫ってきた。あと150mを切った辺りでスリープレスナイトが先頭に立った。それをキンシャサノキセキが追う。内からビービーガルダンが懸命に粘る。さらにスズカフェニツクスが後方から伸びてくる。でもスリープレスナイトは抜けている。スリープレスナイトが5連勝を達成。
1着スリープレスナイト 1分08秒0、2着キンシャサノキセキ 1馬身1/4、3着ビーヒーガルダン クビ、4着スズカフェニックス 1/2、5着アポロドルチェ アタマ。
人気のカノヤザクラは7着、ファイングレインは10着だった。
ところで今日のロンシャン競馬場は寒いらしい。雨が降りそうだというから、馬場が渋るのだろうか。ロンシャンは土壌が柔らかく、一雨降るととんでもないほど時計がかかる馬場になる。2400mで2分38秒、39秒なんて日本では考えられないような遅い勝ち時計の勝負になる。是非とも速い馬場でレースをやってほしいが、天候のことだけは誰も判らない・・・・・。
2008.10.05 (Sun)
サイヤーライン(父系)から見た凱旋門賞
いよいよ今日の深夜、フランスはパリのブーローニュの森の中にあるロンシャン競馬場でヨーロッパ競馬の総決算、凱旋門賞が行なわれる。そして、その中に今年は日本からメイショウサムソンが出走するので、大いに注目されるところである。それで本日は、久しぶりに過去10年間の凱旋門賞1、2着馬のサイヤーラインを調べて、その傾向というものを述べて見たいと思う。それではまず、過去10年間の1、2着馬とそのサイヤーラインを記すとする。
● Sagamix---Linamix---Mendez---Bellypha---Lyphard---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Leggera---Sadler's Wells---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Montjeu---Sadler's Wells---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●エルコンドルパサー---Kingmambo---Mr.Prospecter---Raise a Native(レイズアネイティヴ系)
●Sinndar---Grand Lodge---Chief's Crown---Danzig---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Egyptband---Dixieland Band---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Sakhee---Bahri---Riverman---Nasrullah(ナスルーラ系)
●Aquarelliste---Denehill---Zanzig---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Marienbard---Caerleon---Nijinsky---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Sulamani---Hernando---Niniski---Nijinsky---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Dalakhani---Darshaan---Shirley Heights---Mill Reef---Never Bend---Nasrulllah(ナスルーラ系)
●Mubtaker---Silver Hawk---Roberto---Hail to Reason(ヘイルトゥリーズン系)
●Bago---Nashwan---Blushing Broom---Red God---Nasrullah(ナスルーラ系)
●Cherry Mix---Linamix---Mendez---Bellypha---Lyphard---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Harricane Run---Montjeu---Sadler's Wells---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Westerner---Danehill---Danzig---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Rail Link---Dansli---Danehill---Danzig---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Pride---Pentre Celebre---Nureyev---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Dylan Thomas---Danehill---Danzig---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Youmzain---Sinndar---Grand Lodge---Chief's Crown---Danzig---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
過去10年間の1、2着馬のサイヤーラインを羅列してみたところ、ノーザンダンサー系が15頭。ナスルーラ系が3頭。あとはレイズアネイティヴ系が1頭。ヘイルトゥリーズン系が1頭。
この結果を見ると、凱旋門賞はノーザンダンサー系が圧倒的に強いということが判る。このあたりはミスタープロスペクター系の強いアメリカやヘイルトゥリーズン系の強い日本と違って、力とスタミナのいるヨーロッパの傾向が顕著に現れていると思う。でもノーザンダンサー系と言っても、ノーザンダンサーそのものが40年以上前の種牡馬なので、その系統も枝分かれしてしまっているが、凱旋門賞はその中でもリファール系、サドラーズウェルズ系、ダンチヒ系、ニジンスキー系、ヌレイエフ系とディキシーランドバンド系に分かれている。それでその内訳はリファール系が2頭、サドラーズウェルズ系が3頭、ダンチヒ系が6頭、ニジンスキー系が2頭、ヌレイエフ系1頭、ディキシーランドバンド系1頭ということになり、数の上ではダンチヒ系が強いという傾向が出ている。
さて、今年の凱旋門賞は16頭という頭数もさることながら、メンバーも揃っている。たとえば6戦全勝の3歳牝馬ザルカヴァ(Zarkava)なんかは、前走のヴェルメイユ賞でシンガリの位置から直線だけで追い込んで勝った。最近でこそ凱旋門賞はあまり牝馬は勝たなくなったが、1970年代から1980年代初頭にかけては、サンサン、アレフランス、イヴァンジカ、スリートロイカズ、デトロワ、ゴールドリヴァー、アキーダ、オールアロング等の牝馬が凱旋門賞を勝ちまくった。だから牝馬だといっても侮れない存在である。
ヴィジョンデタ(Vision d'Eta)は6戦全勝である。こちらは牡馬の3歳馬で、フランス・ダービー 馬である。そして古馬の代表はデュークオブマーマレード(Duke kf Marmalade)だろうか。目下のところガネー賞から始まってGⅠ5連勝中で、もし凱旋門賞に勝つとミルリーフが1971年から72年にかけて記録したGⅠ6連勝に並ぶこととなる。
それ以外の有力馬を見ると、まずソルジャーオブフォーチュン(Soldier of Fortune)がいる。昨年のアイルランド・ダービー馬で通算11戦5勝。
ユームザイン(Youmzain)は昨年のキング・ジョージ、凱旋門賞と共に2着馬で、コロネーションCに勝っている。
ザンベジサン(Zambezi Sun)は、昨年のパリ大賞典の勝ち馬で、昨年の凱旋門賞は7着。
スキアパレリ(Schiaparelli)は、ドイチェラント賞、エウロパ賞、ジッョキークラブ大賞といったマイナーGⅠを勝っているドイツ系の色濃い血統馬。
ペイパルバル(Papal Bull)は、昨年のジャパンCに出てきたが7着。でも今年のキング・ジョージⅥ&クイーン・エリザベスSで、デュークオブママレードと接戦の2着。この馬も力をつけている。
シーマドトリオンフ(Cima de Triomphe)は、今年のイタリア・ダービー馬。パリ大賞典は7着だった。
そこで我がメイショウサムソンであるが、今年の凱旋門賞は最近では1番メンバーが揃った。この中で勝つのは至難の業であろう。でも参加しないよりは、参加したほうが日本の競馬の今後にとってもいいだろう。ただ一度、現地競馬を叩いてくれてればというのはある。それはディープインパクトの時でも感じたが、日本の馬場との違いは想像以上だろうと予想される。まあ、無事に完走してくれと言いたい。
最後に有力出走馬のサイヤーラインを探ってみるとする。
ザルカヴァは父がZamindarで、Gone West---Mr.Prospector---Raise a Nativeと遡れる。
ヴィジョンデタはChichicastenango---Smadoun---Kaldoun---Caro---Fortino---Grey Sovereignという珍しいサイヤーラインを持っている。
スキアパレリは、Monsun---Koniggtuhl---Dchigis Khan---Tamerlane---Persian Galf---Bahram---Blandfordという今どきの競馬主流国では見当たらないサイヤーラインで、ブランドフォード系なんていうと日本ではコダマを思い出させるほど古典的なサイヤーラインである。
ところで日本のメイショウサムソンは父がオペラハウスでその父がサドラーズウェルズ。母の父がダンシングブレーヴと凱旋門賞ゆかりの血統である。だからメイショウサムソンが期待できるというのは、この血統的なバックボーンだけということになる。でもデュークオブマーマレード(父デンヒル、その父ダンチヒ)、ソルジャーオブフォーチュン(父ガリレオ、その父サドラーズウェルズ)、ユームザイン(父シンダー、その父グランドロッジ・・・・ダンチヒ系)、ザンベジサン(父ダンシリ、その父デンヒル、その父ダンチヒ)、ペイパルバル(父モンジュー、その父サドラーズウェルズ)、シーマドトリオンフ(父ガリレオ、その父サドラーズウェルズ)とノーザンダンサー系のライバルが多すぎる。つまりメイショウサムソンには厳しい戦いが待ち受けているということだ。
スタートは今日の深夜。ただし地上波の生中継はされないようで、関西テレビが2時間遅れで録画中継する模様。もし生中継を観たければグリーンチャンネルをどうぞ・・・・・・はたして結果は如何に・・・・・。
Arc Winners Best 10
● Sagamix---Linamix---Mendez---Bellypha---Lyphard---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Leggera---Sadler's Wells---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Montjeu---Sadler's Wells---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●エルコンドルパサー---Kingmambo---Mr.Prospecter---Raise a Native(レイズアネイティヴ系)
●Sinndar---Grand Lodge---Chief's Crown---Danzig---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Egyptband---Dixieland Band---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Sakhee---Bahri---Riverman---Nasrullah(ナスルーラ系)
●Aquarelliste---Denehill---Zanzig---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Marienbard---Caerleon---Nijinsky---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Sulamani---Hernando---Niniski---Nijinsky---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Dalakhani---Darshaan---Shirley Heights---Mill Reef---Never Bend---Nasrulllah(ナスルーラ系)
●Mubtaker---Silver Hawk---Roberto---Hail to Reason(ヘイルトゥリーズン系)
●Bago---Nashwan---Blushing Broom---Red God---Nasrullah(ナスルーラ系)
●Cherry Mix---Linamix---Mendez---Bellypha---Lyphard---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Harricane Run---Montjeu---Sadler's Wells---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Westerner---Danehill---Danzig---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Rail Link---Dansli---Danehill---Danzig---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Pride---Pentre Celebre---Nureyev---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Dylan Thomas---Danehill---Danzig---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
●Youmzain---Sinndar---Grand Lodge---Chief's Crown---Danzig---Northern Dancer(ノーザンダンサー系)
過去10年間の1、2着馬のサイヤーラインを羅列してみたところ、ノーザンダンサー系が15頭。ナスルーラ系が3頭。あとはレイズアネイティヴ系が1頭。ヘイルトゥリーズン系が1頭。
この結果を見ると、凱旋門賞はノーザンダンサー系が圧倒的に強いということが判る。このあたりはミスタープロスペクター系の強いアメリカやヘイルトゥリーズン系の強い日本と違って、力とスタミナのいるヨーロッパの傾向が顕著に現れていると思う。でもノーザンダンサー系と言っても、ノーザンダンサーそのものが40年以上前の種牡馬なので、その系統も枝分かれしてしまっているが、凱旋門賞はその中でもリファール系、サドラーズウェルズ系、ダンチヒ系、ニジンスキー系、ヌレイエフ系とディキシーランドバンド系に分かれている。それでその内訳はリファール系が2頭、サドラーズウェルズ系が3頭、ダンチヒ系が6頭、ニジンスキー系が2頭、ヌレイエフ系1頭、ディキシーランドバンド系1頭ということになり、数の上ではダンチヒ系が強いという傾向が出ている。
さて、今年の凱旋門賞は16頭という頭数もさることながら、メンバーも揃っている。たとえば6戦全勝の3歳牝馬ザルカヴァ(Zarkava)なんかは、前走のヴェルメイユ賞でシンガリの位置から直線だけで追い込んで勝った。最近でこそ凱旋門賞はあまり牝馬は勝たなくなったが、1970年代から1980年代初頭にかけては、サンサン、アレフランス、イヴァンジカ、スリートロイカズ、デトロワ、ゴールドリヴァー、アキーダ、オールアロング等の牝馬が凱旋門賞を勝ちまくった。だから牝馬だといっても侮れない存在である。
ヴィジョンデタ(Vision d'Eta)は6戦全勝である。こちらは牡馬の3歳馬で、フランス・ダービー 馬である。そして古馬の代表はデュークオブマーマレード(Duke kf Marmalade)だろうか。目下のところガネー賞から始まってGⅠ5連勝中で、もし凱旋門賞に勝つとミルリーフが1971年から72年にかけて記録したGⅠ6連勝に並ぶこととなる。
それ以外の有力馬を見ると、まずソルジャーオブフォーチュン(Soldier of Fortune)がいる。昨年のアイルランド・ダービー馬で通算11戦5勝。
ユームザイン(Youmzain)は昨年のキング・ジョージ、凱旋門賞と共に2着馬で、コロネーションCに勝っている。
ザンベジサン(Zambezi Sun)は、昨年のパリ大賞典の勝ち馬で、昨年の凱旋門賞は7着。
スキアパレリ(Schiaparelli)は、ドイチェラント賞、エウロパ賞、ジッョキークラブ大賞といったマイナーGⅠを勝っているドイツ系の色濃い血統馬。
ペイパルバル(Papal Bull)は、昨年のジャパンCに出てきたが7着。でも今年のキング・ジョージⅥ&クイーン・エリザベスSで、デュークオブママレードと接戦の2着。この馬も力をつけている。
シーマドトリオンフ(Cima de Triomphe)は、今年のイタリア・ダービー馬。パリ大賞典は7着だった。
そこで我がメイショウサムソンであるが、今年の凱旋門賞は最近では1番メンバーが揃った。この中で勝つのは至難の業であろう。でも参加しないよりは、参加したほうが日本の競馬の今後にとってもいいだろう。ただ一度、現地競馬を叩いてくれてればというのはある。それはディープインパクトの時でも感じたが、日本の馬場との違いは想像以上だろうと予想される。まあ、無事に完走してくれと言いたい。
最後に有力出走馬のサイヤーラインを探ってみるとする。
ザルカヴァは父がZamindarで、Gone West---Mr.Prospector---Raise a Nativeと遡れる。
ヴィジョンデタはChichicastenango---Smadoun---Kaldoun---Caro---Fortino---Grey Sovereignという珍しいサイヤーラインを持っている。
スキアパレリは、Monsun---Koniggtuhl---Dchigis Khan---Tamerlane---Persian Galf---Bahram---Blandfordという今どきの競馬主流国では見当たらないサイヤーラインで、ブランドフォード系なんていうと日本ではコダマを思い出させるほど古典的なサイヤーラインである。
ところで日本のメイショウサムソンは父がオペラハウスでその父がサドラーズウェルズ。母の父がダンシングブレーヴと凱旋門賞ゆかりの血統である。だからメイショウサムソンが期待できるというのは、この血統的なバックボーンだけということになる。でもデュークオブマーマレード(父デンヒル、その父ダンチヒ)、ソルジャーオブフォーチュン(父ガリレオ、その父サドラーズウェルズ)、ユームザイン(父シンダー、その父グランドロッジ・・・・ダンチヒ系)、ザンベジサン(父ダンシリ、その父デンヒル、その父ダンチヒ)、ペイパルバル(父モンジュー、その父サドラーズウェルズ)、シーマドトリオンフ(父ガリレオ、その父サドラーズウェルズ)とノーザンダンサー系のライバルが多すぎる。つまりメイショウサムソンには厳しい戦いが待ち受けているということだ。
スタートは今日の深夜。ただし地上波の生中継はされないようで、関西テレビが2時間遅れで録画中継する模様。もし生中継を観たければグリーンチャンネルをどうぞ・・・・・・はたして結果は如何に・・・・・。
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