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2008.11.30 (Sun)

第28回ジャパン・カップ

  第28回ジャパン・カップが今日、東京競馬場で行われた。振り返れば第1回のジャパンCが行われ、アメリカの牝馬メアジードーツが日本レコードで優勝したのがついこの前だったような気がするが、早いものでもう28回目になるのかあ・・・・。あの時は友人の家で友人の作った独特のタコ焼きを食べながら観ていたものだ。私はザ・ヴェリーワンの単勝5000円馬券を買って観戦していたが、あいにく最後のツメガ甘く、メアジードーツ、フロストキングに先着をを許した3着に終わり、国際競馬の難しさを感じたが、ホウヨウボーイ、モンテプリンスの日本最強コンビが完敗して、当時の日本馬の実力が露呈されてしまった形となった。とにかく上位馬をすべてアメリカ、カナダの馬が独占してしまったのだから、それまで鎖国競馬で外国馬を一切、走らせなかったツケガ回ってきたのだと思った。

 あれから28年か・・・・・今では来日外国馬のメンバーが当時に比べると小粒になった。今年のメンバーでは日本馬に勝てないなあと思った。それだけ日本馬も強くなった訳だが、ただ日本の競馬場の馬場は軽くて固いということで、ヨーロッパの各馬が敬遠して遠征してこなくなったと考える方が妥当だろう。寂しいことだが、日本にまでリスクをおかして遠征して勝ったからと言って、その馬の価値が急騰するというほどのものでもないし、飽く迄、日本の特殊な馬場で勝った馬といった評価しかされないのだから仕方が無いか。所詮、世界の中のローカルGⅠレースでしかないことは、今も昔も変らないということである。

 今年のジャパンCであるが、三世代に亘るダービー馬が顔を合わせるといった話題が先行して、すっかり外国馬の話題が出てこなくなった。もうジャパンCなんて招待レースは、必要ないかもしれないなあ。どちらにしろ再来年から、すべての重賞が外国馬に解放されるというし、JRAさん、そろそろ考えてください。

 さあ第28回ジャパンC(GⅠ・3歳以上、芝2400m、17頭)であるが、メイショウサムソンが出てきた。体調が問題だが、そのおかげで好メンバーが顔を揃えた。ダービー馬3頭に、菊花賞馬2頭、グランプリホース1頭。人気はディープスカイ、ウオッカ、メイショウサムソンの順だった。ゲートイン完了してスタート。

 ウオッカがいいスタートを切ったが、ややかかっている模様。各馬が抑えているのか最初からスローペース。だがネヴァブションが押し気味に先頭に立つ。意外な展開だ。このところアサクサキングス、コスモバルクがあまり先行しようとしないのでスローペースになり、馬がゴチャついている。2コーナーでようやく落ち着いたか・・・・。先頭はネヴァブション、2番手にコスモバルク、3番手にウオッカ、その外にマツリダゴッホ、5番手にメイショウサムソンとスクリーンヒーロー、その後にオウケンブルースリ、さらにダイワワイルドボア、トーホウアラン、その後に何とアサクサキングスがいる。さらにパープルムーンと続き、ディープスカイがいて、ペイパルブルにトーセンキャプテン、シックスティーズアイコン。後方はオースミグラスワンとアドマイヤモナークという展開で、向こう正面中間地点。ラップタイムは12.6---11.6---12.4---12.6---12.6---12.8。1000m通過が1分01秒8、1200m通過が1分14秒6という、古馬のGⅠレースとは思えないようなスローペースである。だから馬ごみがバラけずに4コーナーまで推移し、いよいよ直線に入る。

 ネヴァブションが先頭だがマツリダゴッホが僅かに出る。ウオッカは口向きが悪くて追い辛そうだ。内からメイショウも頑張る。あと200mで、先頭はマツリダゴッホ、外から人気薄の社台の勝負服スクリーンヒーローが迫る。内からウオッカもようやく出てくるがやや苦戦。スクリーンヒーローが優勢か。、その外からディープスカイが接近する。でも抜けている馬はいない。僅かにスクリーンヒーローが出ているか。ディープスカイも迫るが、スクリーンヒーローが粘りこんだ。

 1着スクリーンヒーロー 2分25秒5、2着ディープスカイ 1/2、3着ウオッカ 3/4、4着マツリダゴッホ アタマ、5着オウケンブルースリ クビ。

 メイショウサムソンは6着で、アサクサキングスは8着だった。結局は、スローペースの流れに上手く乗り切って、かからずにスムーズにレースが出来たかどうかが結果に結びついたように思う。とにかくペースが遅かったので、前にいた馬は有利だったように思う。あのペースではディープスカイにはきついレースになったと思うし、オウケンブルースリも同様である。また中団から進んだアサクサキングスは持ち味の欠片も出なかったし、ウオッカも何かおかしかった。マツリダゴッホはあれが精一杯であろう。この馬は中山では鬼だが、東京コースだとあんなものだろう。メイショウは体調に問題が????

 そして上がり馬スクリーンヒーローだが驚いた。前走でやっと重賞初勝利の馬だ。好調とはいえ、いきなりのGⅠレースに勝ってしまうとは・・・・・。ただ上がりだけの競馬になってしまい、力の競馬にならなかったので、今日の勝利が実力なのか、たまたま流れに乗り切って勝ってしまったのか、そこら辺りは評価の分かれるところであるが、力はつけていることは確かである。これで有馬記念が判らなくなってきたぞ。どの馬も欠点を抱えているからなあ・・・・。
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