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2009.10.10 (Sat)

神戸ジャズストリート

 台風が去って、秋が一気に深まってきたような按配である。でも私個人的にはまだまだ暑いかな。うだるような暑さからやっと気持ちの良い秋に移り変わりつつあるが、今日と明日、神戸の北野坂周辺で第28回ジャズストリートが行なわれている。日頃から外国人が当たり前のようにいる神戸の街であるが、その中でも北野町の異人館通りから北野坂にかけては外国人をよく見かける。それで1980年代から神戸ジャズストリートという催しが毎年行われてきたのである。今ではこのようなジャズストリートといった街と一体となった催しは全国各地で見られるが、神戸の場合は古くからジャズが盛んな土地柄、年に何度かジャズを中心とした催しが見られるが、このジャズストリートというのは、そういった中でも老舗の部類に入るだろう。それで私は10数年ぶりに神戸に来るのとジャズストリートの日程が重なったので、そのオープニング・パレードとやらを見学させてもらった。

 阪急三宮駅の北側、北野坂の入り口辺りからスタート。総勢30人ほど、外国人と日本人の混成バンドである。ジャズを演奏するのであるが、吹奏楽の如しスーザフォンも加わっているしバンジョーもいる。モダンジャズというよりはトラディショナルなディキシーランド・ジャズ風といった様子である。ここからスタートして演奏しながら北野坂を真っ直ぐ北に向かって坂を上がって行く。バンドを囲むように見学者がゾロゾロとついていく。信号があると停まり、青になるとまたバンドの行進が始まる。このようにして500mほどの道のりをジャズバンドが演奏しながら、異人館通りの手前までオープニングパレードを敢行した。何時の間にやらバンドの周囲は何重もの人垣ができ、演奏にあわせてみんな手拍子する。そして30分あまりの演奏が終わって、見学者も方々に散っていった。そしてこの後から、周辺の神戸外国倶楽部、インドクラブ、神戸バプテスト教会等、またバーやジャズ喫茶といったところで色々なバンドがジャズの演奏を繰り広げるのである。ただし聴くのは有料。結構、大物も出演しているので覗いてみては如何かと・・・・・・。


 ディキシーランド・ジャズバンドの一団がやって来た。
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 先頭で幕を持ったお姉さん達が先導している。
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 ジャズの原型といわれるディキシーランドバンドのスタイルよろしくスザーフォンを吹いている人がいる。モダンジャズでは絶対に見られないスタイルである。
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 トランペットにトロンボーンにクラリネットにドラムスにバンジョーにスーザフォンに、日本人に外国人に・・・・
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 バンドの行進に沿って歩道の人垣が動く。
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 インドクラブで別のバンドと合流して暫くはセッションを繰り返す。
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 再びバンドのパレードが始まる。おお、今度は超有名ナンバー『聖者の行進』がドラムスのソロの後に始まった。~ドミファソードミファソードミファソーミードーミーレーミミレドードミーソーソーファーミファソーミードーレードード
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 延々と『聖者の行進』が演奏され続け、パレードの最終到着地点の広場での演奏。外国人の綺麗なお姉さんがトランペットを吹いていた。
Oh,when the saints go marchin' in
Oh,when the saints go marchin' in
Lord how I want to be in that number
When the saints go marchin' in
s-P1010896.jpg

 演奏者の年齢も幅広く、国籍も色々と・・・・・
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