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2010.02.16 (Tue)

何も書くことがない

 困ったことだが、今、頭の中が真っ白で何を書こうかと迷っていて、結局は何も浮かばない。書くことは山ほどあっても、いざ、パソコンの前に座るとこれが書けないのだなあ・・・・。これまでさんざんくだらないものを書いてきたからブログはもういいかなあとは思うのだが、やめる理由もないから書いているのである。でも今後は気が向いた時に書きたいことだけを書こうかなと考えているのだが・・・・・・。

 さっき帰宅してテレビをつけてみたら、バンクーバー・オリンピックのスピード・スケート男子500mで日本人選手が銀と銅を獲ったと報道していたが、オリンピックにはあいにく興味がない。興味がないというより興味がなくなったというほうが適切ではある。私は1964年のインスブルック・オリンピックのころから冬季オリンピックの記憶はあるが、あの頃の日本は弱くて、メダルどころではなかった。やっと地元開催の1972年の札幌オリンピックで日の丸飛行隊が70m級・純ジャンプで金銀銅を独占して、なんとか面目を保ったが、それまで冬季オリンピックの日本人メダリストといえば、1956年のコルチナ・ダンペッツオ大会でのアルペン・スキー回転で銀メダルを獲った猪谷千春のみという弱さであった。このときはアルペン3種目で全て金メダルを獲ったオーストリアのトニー・ザイラーが有名になり、のちに『白銀は招くよ』とういう映画にザイラーが出演し、その映画を観たという覚えがある。

 その後、ジャン=クロード・キリーが同様にアルペン3冠王に輝いたという歴史もあるが、日本勢はただ参加するだけという状況が長らく続いていたものだ。それが80年代位から日本の選手も冬季オリンピックでメダルを少ないながらも獲るようになった。でも、それに反比例するように私の中からオリンピックというものの存在がだんだんと小さくなっていく。なんでだろうと考えたが、もう飽きてきたとしかいいようがない。スポーツ全般に興味がなくなってきたからかもしれないが、もはやオリンピックは20世紀の遺物でしかないと思っている。

 1896年に近代オリンピックが始まったが、あの当時だと世界中の選手が一堂に介すなんてことはなかった。だから開催する意味があったのだろう。それが、交通機関の発達により、世界中の何処へでも簡単に行ける時代になった今だと、世界中の選手が集まって、同時期に色々な競技を行う必然性があるのだろうか。要は開催する地域のインフラ整備がなされることとと経済効果があるから各国の都市は開催を立候補するのではないだろうか・・・。それにテレビの放映権の問題もあって膨大な金が動く。それに色々なスポンサーがオリンピックを利用して一儲けしようと企んでいる。金まみれ薬まみれ・・・・昨今のオリンピックなんて商業主義が行きすぎてあまりいい印象はない。それに世界選手権、ワールドカップなんていうのもあって、オリンピックの合間の年に、選手たちは毎度のように手合わせをしている。だから4年に1度だけ顔を会わして競技で競い合うってことはなくなっている。だからオリンピックに新鮮さはない。だから今更、観る気が起らないとでも言っておこう。・・・でも言っておきたいが、私自身はスポーツは好きなのだ。でも21世紀の現在、オリンピックという大きな大会は必要性はないと考えている。各競技にはそれぞれ世界選手権があって、オリンピックとどのように差別化しているのだろうか・・・・。ただその競技だけを開始する世界選手権と違って、色々な競技を一斉に行うだけのように見えるが・・・・。それにマスコミと様々な商売を当て込んだビジネスマン達が、ハエが集るかのようにオリンピックの開催を熱望し促しているだけではないのか。結局、オリンピックの開催の裏で行われる様々な駆け引きのほうが、繰り広げられる競技よりも面白いかもしれない。

 オリンピックというのはアスリートにとっては夢舞台かもしれないが、今日あるのは純粋なスポーツのイベントではなくなってしまい、選手を利用して金儲けを企む族のための祭典と思えなくもない。そう考えると、私としては最早、オリンピックに熱中できなくなってしまったのである。
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