2010.09.13 (Mon)
ニエユ賞、フォア賞
昨日の深夜、フランスはロンシャン競馬場で凱旋門賞に繋がるステップレースが行なわれた。その中でニエユ賞とフォア賞に日本から遠征しているヴィクトワールピサ、ナカヤマフェスタが出走したので、その報告をしようと思う。
まずニエユ賞(G-Ⅱ・3歳、2400m、7頭)だが、ヴィクトワールピサが出走した。1番人気はパリ大賞典2着、仏ダービー2着のPlanteur、2番人気はパリ大賞典の勝ち馬で、仏ダービー4着のBehkabad。日本のヴィクトワールピサは3番人気に支持された。レースではヴィクトワールピサは後方から行き、最後の直線に入る頃にはシンガリまで下がり、そこから外に持ち出して追い上げた。暫くは競り合いに加わっていたが、最後の伸びを欠き、アッという間に前の2頭から取り残され、結局は4着だった。勝ったのはBehkabadでPlanteurとの叩き合いを制した。
1着 Behkabad 2分30秒80、2着 Planteur アタマ、3着 Kidnapping 4馬身、4着 ヴィクトワールピサ 4馬身、5着 Shamaigan 3馬身。
次にフォア賞(G-Ⅱ・4歳以上、2400m、6頭)であるが、ナカヤマフェスタが日本から出走した。1番人気はプリンス・オブ・ウェールズSの勝ち馬Bywordで、2番人気は昨年の香港ヴァーズに勝ち今年のキング・ジョージ4着のDaryakana、3番人気がナカヤマフェスタだった。
レースは超スローペースでDuncanが逃げ、2番手をTimos、ナカヤマフェスタは3番手につけた。直線に入っても先行馬はバテずDuncanとTimosが粘る。でも最後にTimosをかわしてDuncanにナカヤマフェスタが迫ったが、最低人気のDuncanがまんまと逃げ切った。
1着 Duncan 2分35秒90、2着 ナカヤマフェスタ 3/4、3着 Timos クビ、4着 Byword クビ、5着 Daryakana 2馬身1/2。
結局は前に行った馬同士で決まったが、あまりにもスローペースで結果はあまり参考にならない。でもナカヤマフェスタは、この中では1番見応えのあるレースした。でも勝ち時計がニエユ賞よりも5秒1も遅いというのは頂けない。
ところで両レースを観て凱旋門賞はどうかということだが、まずヴィクトワールピサだが、今日のレースを観る限り凱旋門賞では上位にこれないだろう。最後のつめが甘すぎる。バテたのかそれとも切れ味がないのか判らないが、あすこからもう一つ伸び脚がないと本番は取り残される。次にナカヤマフェスタだが、ヴィクトワールピサよりも順応性があるのかもしれない。レースは見所があった。ただメンバーもいまいちだし、超のつくスローペースなので参考にならない。何れにせよ、今年も日本馬による凱旋門賞制覇はなさそうだ。
ニエユ賞
フォア賞
まずニエユ賞(G-Ⅱ・3歳、2400m、7頭)だが、ヴィクトワールピサが出走した。1番人気はパリ大賞典2着、仏ダービー2着のPlanteur、2番人気はパリ大賞典の勝ち馬で、仏ダービー4着のBehkabad。日本のヴィクトワールピサは3番人気に支持された。レースではヴィクトワールピサは後方から行き、最後の直線に入る頃にはシンガリまで下がり、そこから外に持ち出して追い上げた。暫くは競り合いに加わっていたが、最後の伸びを欠き、アッという間に前の2頭から取り残され、結局は4着だった。勝ったのはBehkabadでPlanteurとの叩き合いを制した。
1着 Behkabad 2分30秒80、2着 Planteur アタマ、3着 Kidnapping 4馬身、4着 ヴィクトワールピサ 4馬身、5着 Shamaigan 3馬身。
次にフォア賞(G-Ⅱ・4歳以上、2400m、6頭)であるが、ナカヤマフェスタが日本から出走した。1番人気はプリンス・オブ・ウェールズSの勝ち馬Bywordで、2番人気は昨年の香港ヴァーズに勝ち今年のキング・ジョージ4着のDaryakana、3番人気がナカヤマフェスタだった。
レースは超スローペースでDuncanが逃げ、2番手をTimos、ナカヤマフェスタは3番手につけた。直線に入っても先行馬はバテずDuncanとTimosが粘る。でも最後にTimosをかわしてDuncanにナカヤマフェスタが迫ったが、最低人気のDuncanがまんまと逃げ切った。
1着 Duncan 2分35秒90、2着 ナカヤマフェスタ 3/4、3着 Timos クビ、4着 Byword クビ、5着 Daryakana 2馬身1/2。
結局は前に行った馬同士で決まったが、あまりにもスローペースで結果はあまり参考にならない。でもナカヤマフェスタは、この中では1番見応えのあるレースした。でも勝ち時計がニエユ賞よりも5秒1も遅いというのは頂けない。
ところで両レースを観て凱旋門賞はどうかということだが、まずヴィクトワールピサだが、今日のレースを観る限り凱旋門賞では上位にこれないだろう。最後のつめが甘すぎる。バテたのかそれとも切れ味がないのか判らないが、あすこからもう一つ伸び脚がないと本番は取り残される。次にナカヤマフェスタだが、ヴィクトワールピサよりも順応性があるのかもしれない。レースは見所があった。ただメンバーもいまいちだし、超のつくスローペースなので参考にならない。何れにせよ、今年も日本馬による凱旋門賞制覇はなさそうだ。
ニエユ賞
フォア賞
| BLOGTOP |