2008.07.01 (Tue)
スペインのワインを飲む
昨日、滅多に飲まないワインを飲んだ。日頃、ワインなんてまず飲むことは無いが、私の姉が持ってきたものである。何故、我が家に持ってきたかというと、姉の一家でワインを飲む者は誰もいないという。姉の夫はウイスキー、ビール、日本酒が好きなのだが、ワインは飲まないという。ならば買わなければいいのにと思うが、聞く所によると、姉の子供が務めている会社の創立25周年記念の日に、社員一人一人に配られた代物を持ち帰ってきたという。でも残念ながら誰も飲むものがいない。それで仕方なく、我が家に回ってきたという訳である。でも私もワインは飲まない。ことに食事の時はお茶しか飲まないし、時々、ビールを飲むぐらいである。
でもせっかくもらったものだから、食事をする時に飲んでみようと思い、コルク栓を抜こうと思ったが、コルクがパサパサである。コルクに湿り気が足りないのでは・・・・嫌な予感がする。ようやく栓を抜いたもののグラスの底にコルク屑が沈んでいた。それに香りがない。あることはあるが葡萄酒独特の匂いがしてこない。それで一口含んでみたものの、酸味がないし渋みも薄い。なんだこりゃ・・・。どうも保存状態が悪かったとしか言いようがない。でもタダでもらったワインだし、文句も言えないしと思いつつ一人で一本飲みつくしてしまった。
ところでもらったワインというのは、スペインのワインで、miros de ribera reserva 2001である。ミロス・デ・リベラ レゼルヴァ 2001なんて1000円もしないのではないだろうか・・・・。あまりワインには詳しくないので、いい加減なことは言えないが、その程度の価格のワインだと思う。
その赤ワインはスペインのカスティーリャ・リオン地方で生産されるワインで、一般的にリベラ・デル・ドゥエロ産とされている。この地方は近年、スペインでも良質の赤ワインが生産され、日本でも人気が高まっている。でも赤ワインは白ワインに比べて、タンニンが多く渋みがあるといった特徴があるが、これは黒葡萄、赤葡萄を原料とし、果皮ごと醗酵させるからであって、肉料理に合うといわれている。でもワインの保存状態が悪かったので、本来の渋みや酸味が無く、気の抜けたようなワインであった。でもアルコール度はビールよりも高く、1人でメシを食べながら、すべて飲んでしまったので、体にアルコールが残ってしまい、今日の午前中、気分が悪かった。やはりなれないものを飲むものではないと思った。どうも私には焼酎が1番似合っていると自分でも思う。
| BLOGTOP |