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2008.07.19 (Sat)

夏本番

 梅雨も明けて夏本番。学校も夏休みに入ったようだ。でも私にとっては一年で最も憂鬱な季節であり、それこそカンカン照りの中をうろつくだけで、頭から額から背中から腰にかけて前身ビッショリ汗まみれになる。だから気持ちが悪いは、喉は渇くは、眼に汗が入った時には、いかんともしがたい。

 そんなおり今日、久々に大阪の方に出かけた。そして、梅田の地下街を歩いていたら、何処からか賑やかな笛、太鼓の音が聞こえてくるではないか・・・・・。やがてその音色はだんだんと大きくなって、その一団がやって来た。どうやら夏祭りのようだ。聞く所によると露天神社の夏祭りだという。

 露天神社というのは大阪の曽根崎にある神社で、創建は西暦700年頃と古く、祭神は小彦名と菅原道真である。菅原道真が大宰府に左遷される途中、ここで京の都を偲び涙を流したからだとか、梅雨の頃に神礼の前から井戸水が沸き出たからだとかといった理由で、このような社名がついたといわれている。また、1703年には、堂島新地・天満屋の女郎はつと、船場・内本町醤油商平野屋の手代・徳兵衛が、この露天神の森で心中したからお初天神ともいわれ、後年に近松門左衛門が人形浄瑠璃『曽根崎心中』を書いたことで有名である。

 さて、その露天神社、通称・お初天神の夏祭りだそうだが、地元の梅田地下街を地車囃子と獅子舞の奉納ため練り歩いている。そういえば大阪最大の祭りである天神祭もまもなくであるが、その前にお初天神の夏祭り・・・・・・。しかし、祭りの囃子を奏でる衆はみんな若い。男の子、女の子という感じだ。それに京都の祇園祭と違って囃子そのものは、豪放で猛々しい。雅やかな京都の祭りとは違っている。流石に商都の祭りだけある。でもあの若さは羨ましいかぎりだ・・・・・・・・・。

 梵天・獅子舞を先頭に笠踊りに地車囃子を奏でる稚児が大勢続いている。
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 みんなとにかく若い。この若さが羨ましい・・・・・。
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 一方、24日の宵宮、25日の本宮で本番を迎える天神祭のダンジリ囃子の演奏も行なわれていた。
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