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2008.12.14 (Sun)

第60回阪神ジュベナイルフィリーズ

 あったかな今日、阪神競馬場で2歳牝馬のGⅠレース阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ・2歳牝馬、芝1600m、18頭)が行なわれた。ところで何故、関西は牝馬のGⅠレースばかりあるのだろうか。面白いレース、興味の湧くレースは全て関東に集めてしまって、どうも力の入らないレースばかり関西に・・・・とJRAは思っているのではないだろうなあ。とにかくこれが気に入らない。せめて有馬記念は伝統のこともあるので阪神でなんていわないが、中山競馬場のレースは本当につまらないレースが多いぞ。ここでGⅠレースをやっている間は、先行が出来て、上手く器用に立ち回れる馬が勝ち星を重ねていくように思う。それで後方一気というような不器用な馬が脚を余して何時も取りこぼすのである。だから有馬記念は意外な馬が勝つことが多いのである・・・・・・・・。要するに有馬記念勝利=№1と思っている人が多いが、必ずしもそうではないとだけ言っておこう。

 さて阪神ジュベナイルフィリーズは18頭のフルゲートとなった。1番人気はなんと前走未勝利のレースを勝ったばかりのブエナビスタ。でも勝ち方が強烈だったので1番人気に支持されたようだ。それに良血である。母はこのレースを勝っているビワハイジで、兄にアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラがいて、注目の血統馬ということになる。2番人気はジェルミナル、3番人気は関東馬ダノンベルベール。4番人気はミクロコスモス、5番人気はワンカラットといったところである。

 スタートが切られた。まずまずのスタート。シゲルキリガミネがハナを奪う。2番手にショウナンカッサイとルシュクル、4番手にコウエイハート、5番手にレディルージュ、アディアフォーン、ワンカラット、ジェルミナル。その後にカツヨトワイニング、パドブレ、さらにイナズマアマリリス、ダノンベルベール、チャームポイント、デグラーティア、さらにフキラウソングがいて、その後にようやくブエナビスタ。その後はミクロコスモス、メイショウボナール。こういった位置取りで、各馬が3コーナーから4コーナーをゆっくりと回る。ラップタイムは12.4---11.0---11.8---12.1---12.3で、800m通過が47秒3、1000m通過が59秒6。かつての阪神のようにハイペースにならないようだ。阪神が改良されて、馬場が大きくなり直線も長くなっただけ、前半からのハイペースで先行馬がつぶれるような展開にはならなくなった。

 さあいよいよ直線コース。今年の阪神は芝の状態が良くないぞ。各馬、何処を通るのか? 比較的に固まっているものの、馬群は大きく横に拡がっている。先頭はシゲルキリガミネ、その外にルシュクル、さらに馬場の中央にジェルミナールが来て、その外にダノンベルベールが伸びる。この辺り先頭に立とうとする勢いだが、あと200m、ここで1番外から人気のブエナビスタが一気に先頭に踊り出た。ブエナビスタは先頭に立って、2馬身ほど差を拡げ、最後は余裕でゴールイン。

 1着ブエナビスタ 1分35秒2、2着ダノンベルベール 2馬身1/2、3着ミクロコスモス 1馬身1/4、4着ショウナンカッサイ 1馬身1/4、5着イナズマアマリリス 1馬身1/2。

 なんかブエナビスタだけが目立ったレースであった。アメリカの映画会社の名前みたいだが、スペイン語でbuena vista(素晴らしい眺望)と書くと、なんてことはない。でもいい末脚を持っている。けども中山で行なわれていたら、おそらく届かずに負けていただろう。やはり阪神の外回り、東京のコースに向いている脚質だと思う。とにかく母子に亘っての2代制覇とは恐れ入りました。
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