2009.04.12 (Sun)
第69回桜花賞
珍しく一週間も雨が降らず好天が続いたが、そんな初夏のような今日、クラシックレース第一弾の桜花賞が行なわれた。桜は満開とは行かず、散りかけていて葉桜も目立つが、そんな中に18頭もの3歳牝馬が駒を進めてきた。今年は牝馬とは思えないような追い込み脚で、断然の1番人気に支持されているブエナビスタがいるが、はたしてどうか。
第69回桜花賞(Jpn-Ⅰ・3歳牝馬、芝1600m、18頭)は、1番人気のブエナビスタが単勝配当1.3倍という驚異的人気で、2番人気は2戦2勝のレッドディザイア、3番人気がダノンベルベール、4番人気がサクラミモザ、5番人気がジェルミナルであった。
発走時間の15時40分を少し回っていたがスタートが切られた。まずまずのスタート。向こう正面からのスタートだがヴィーヴァヴォドカと九州産のコウエイハートが先行争い。3番手サクラミモザとデグラティア、5番手ショウナンカッサイ、内からダノンベルベール、ツーデイズノーチス、ルシュクルと行き、アイアムカミノマゴ、レディルージュ、さらにルージュバンブー、ワンカラット、レッドディザイアと続き、ジェルミナル、イナズマアマリリス、カツヨトワイニングがいて、その外にようやくブエナビスタが追走。その後にはアンプレショニストしかいない。スタートからのハロンタイムは12.4---10.8---11.7---12.0---12.2と800m通過が46秒9、1000m通過が59秒1。これは昨年よりもスローで、一昨年よりは速いペースである。いよいよ600のハロン棒を通過して各馬が固まってきた。だがブエナビスタはまだ後方にいる。さあ、阪神の外回りの直線コースに入る。直線は470mあるがブエナビスタは大外から3頭目の後方。この位置から届くのか・・・・・。先頭はコウエイハートとヴィーヴァヴォドカ。ブエナビスタは1番外に回して追い込むようである。あと300m、ヴィーヴァヴォドカが先頭だが、内から武豊のアイアムカミノマゴが先頭を奪おうというところである。だが外から各馬が襲ってくる。安藤勝己のブエナビスタはまだ後方。あと200m、馬場の中央からルージュバンブー、外からレッドディザイアが伸びる。レッドディザイアが先頭に立とうという模様。さらに大外からブエナビスタが来た。猛烈な脚でやって来た。レッドディザイアかブエナビスタか、レッドディザイアかブエナビスタか。ブエナビスタが出た。ブエナビスタが半馬身出た。ブエナビスタが優勝。
1着ブエナビスタ 1分34秒0、2着レッドディザイア 1/2、3着ジェルミナル 1馬身1/2、4着ワンカラット 3/4、5着ルージュバンブー ハナ。
ブエナビスタには敬服いたしました。桜花賞史上を紐解いても、18頭の多頭数で直線入り口ドンジリの位置から追い込んで勝った馬などお目にかかったことが無い。牡馬を含めても過去に日本ダービーで同様の位置から追い込んで勝ったヒカルイマイがいるぐらいである。これで5戦4勝だが、新馬戦の3着は来週の皐月賞で人気になるアンライバルド、リーチザクラウンに敗れたもの。この時でも最後の脚色はブエナビスタが出色であった。位置取りの差で負けたようなものである。なんとも凄い牝馬が出てきたものである。ただ一昨年の桜花賞で対決したダイワスカーレットやウオッカと比べてどうなのかというと疑問が残る。それは余りにも展開に注文がつくからである。競馬の正攻法は好位置につけることだから、こんな追い込み一辺倒だと墓穴を掘る可能性が高いからである。今日のレースなんか、昔の阪神の桜花賞コースなら届いてないかもしれないからだ。でも母のビワハイジは、アドマイヤジャパンといいアドマイヤオーラといい、このブエナビスタといい良い仔を出すねえ。これで、すっかり名繁殖馬として価値が上がったね。
第69回桜花賞(Jpn-Ⅰ・3歳牝馬、芝1600m、18頭)は、1番人気のブエナビスタが単勝配当1.3倍という驚異的人気で、2番人気は2戦2勝のレッドディザイア、3番人気がダノンベルベール、4番人気がサクラミモザ、5番人気がジェルミナルであった。
発走時間の15時40分を少し回っていたがスタートが切られた。まずまずのスタート。向こう正面からのスタートだがヴィーヴァヴォドカと九州産のコウエイハートが先行争い。3番手サクラミモザとデグラティア、5番手ショウナンカッサイ、内からダノンベルベール、ツーデイズノーチス、ルシュクルと行き、アイアムカミノマゴ、レディルージュ、さらにルージュバンブー、ワンカラット、レッドディザイアと続き、ジェルミナル、イナズマアマリリス、カツヨトワイニングがいて、その外にようやくブエナビスタが追走。その後にはアンプレショニストしかいない。スタートからのハロンタイムは12.4---10.8---11.7---12.0---12.2と800m通過が46秒9、1000m通過が59秒1。これは昨年よりもスローで、一昨年よりは速いペースである。いよいよ600のハロン棒を通過して各馬が固まってきた。だがブエナビスタはまだ後方にいる。さあ、阪神の外回りの直線コースに入る。直線は470mあるがブエナビスタは大外から3頭目の後方。この位置から届くのか・・・・・。先頭はコウエイハートとヴィーヴァヴォドカ。ブエナビスタは1番外に回して追い込むようである。あと300m、ヴィーヴァヴォドカが先頭だが、内から武豊のアイアムカミノマゴが先頭を奪おうというところである。だが外から各馬が襲ってくる。安藤勝己のブエナビスタはまだ後方。あと200m、馬場の中央からルージュバンブー、外からレッドディザイアが伸びる。レッドディザイアが先頭に立とうという模様。さらに大外からブエナビスタが来た。猛烈な脚でやって来た。レッドディザイアかブエナビスタか、レッドディザイアかブエナビスタか。ブエナビスタが出た。ブエナビスタが半馬身出た。ブエナビスタが優勝。
1着ブエナビスタ 1分34秒0、2着レッドディザイア 1/2、3着ジェルミナル 1馬身1/2、4着ワンカラット 3/4、5着ルージュバンブー ハナ。
ブエナビスタには敬服いたしました。桜花賞史上を紐解いても、18頭の多頭数で直線入り口ドンジリの位置から追い込んで勝った馬などお目にかかったことが無い。牡馬を含めても過去に日本ダービーで同様の位置から追い込んで勝ったヒカルイマイがいるぐらいである。これで5戦4勝だが、新馬戦の3着は来週の皐月賞で人気になるアンライバルド、リーチザクラウンに敗れたもの。この時でも最後の脚色はブエナビスタが出色であった。位置取りの差で負けたようなものである。なんとも凄い牝馬が出てきたものである。ただ一昨年の桜花賞で対決したダイワスカーレットやウオッカと比べてどうなのかというと疑問が残る。それは余りにも展開に注文がつくからである。競馬の正攻法は好位置につけることだから、こんな追い込み一辺倒だと墓穴を掘る可能性が高いからである。今日のレースなんか、昔の阪神の桜花賞コースなら届いてないかもしれないからだ。でも母のビワハイジは、アドマイヤジャパンといいアドマイヤオーラといい、このブエナビスタといい良い仔を出すねえ。これで、すっかり名繁殖馬として価値が上がったね。
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