2007.12.16 (Sun)
冷凍チキンライスを食べる
日曜日の昼になると、何時も何かを自分で作って食べるのであるが、冷蔵庫の中を物色してみたら何にも無い・・・しまった!
食材が何にも無いので買いに走らなくてはならないが、面倒くさくなって冷凍庫に保存してあった市販の冷凍チキンライスを食べることにした。日頃は冷凍食品は一応は買い求めて、冷凍庫に保存しているのだが、概して冷凍食品なるものは美味しくはない。特に餃子は最悪であるし、たこ焼きにいたっては食えたものではない。風味も無ければ食感も悪い。だから余り食べる気がしないのである。でも、それ以外では、昔に比べて格段と品質が向上したように思う。
それでチキンライスがあったのを思い出し食べることにした。でも、皿の上に凍ったままのチキンライスを平らに盛ってサランラップをかけて電子レンジで温めるだけだ。こんなもの子供でも誰でも出来るし、面倒くさいことはやらなくてもいい。時間にして6分余り、チンという音がした。
出来上がりは誰がやっても同じこと、材料にはうるち米、玉葱、コーン、人参、グリンピース、鶏肉、トマトケチャップ、トマトペースト、砂糖、植物油脂、プロセスチーズ、ナチュラルチーズ、チキンエキス、マッシュルーム、食塩、チキンコンソメ、ラード、あとは香辛料、酵母エキス、ワイン、醤油、寒天、乳化剤・・・・・ずいぶんと色々な物が入っているなあと感心する。
日頃から冷凍食品やインスタント食品を食べつけないので、どうかなあとも思ったが、うん、なかなかいける。昔に比べると格段の進歩が見える。これに卵を巻いたら立派なオムライスが出来そうだ・・・・。
しかし、今後において冷凍食品がどんどん改良され、このまま品質が劣らず作ったときの状態が再現できるようになれば、ますますレトルト食品、インスタント食品、冷凍食品の需要は増えるだろう。そして、何れ名シェフの料理と寸分違わない物が再現できるようになるとしたら、レストランも商売が苦しくなるのではと・・・・・ただでさえ、高級レストランは価格に該当するほどの味かと疑いたくなる店が多いが、同様な料理が1000円前後で食べられるようになるとしたら、冷凍食品は庶民にとっては有り難い食品ということになる。そして、何れ冷凍食品よりもミシュランの三ツ星レストランの料理の方が不味かったということになったりして・・・・・そんな訳は無いか。
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