2008.03.16 (Sun)
中山牝馬S、フィリーズレビュー
先ほどまで今日の競馬の記事を書いていたのであるが、アップする直前になって突然消えてしまった。だから今日は記事はなし・・・・・・せっかく書いたのに・・・ガクッ・・・・・・。
中山牝馬S(GⅢ・4歳以上牝馬、芝1800m、16頭)
1着ヤマニンメルベイユ 1分48秒4、2着マイネカンナ 1/2、3着キストゥヘヴン 1馬身1/2、4着ニシノマナムスメ クビ、5着ハロースピード クビ。
フィリーズレビュー(Jpn-Ⅱ・3歳牝馬、芝1400m、16頭)
1着マイネレーツェル 1分22秒5、2着ベストオブミー ハナ、3着レジネッタ アタマ、4着ラベ クビ、5着ビーチアイドル クビ。
結果の通りフィリーズレビューは大混戦となった。人気のエイムアットヒップ、エーソングフォーは崩れ、今年の3歳路線を象徴してるような波乱となった。この調子だと本番の桜花賞もどうなることやら・・・・・。今のところ、トールポピーが桜花賞馬候補の1番手かも知れないが、今年は去年のように傑出した馬がいないので、蓋を開けてみないと解らない。だから馬券的な妙味はあるけども、胸わくわくといった桜花賞にはなりそうもない。まさに牡馬、牝馬とも絶対本命なきクラシックロードである。実はこの方が面白いという人は多いけど・・・・・・・・・。
中山牝馬S(GⅢ・4歳以上牝馬、芝1800m、16頭)
1着ヤマニンメルベイユ 1分48秒4、2着マイネカンナ 1/2、3着キストゥヘヴン 1馬身1/2、4着ニシノマナムスメ クビ、5着ハロースピード クビ。
フィリーズレビュー(Jpn-Ⅱ・3歳牝馬、芝1400m、16頭)
1着マイネレーツェル 1分22秒5、2着ベストオブミー ハナ、3着レジネッタ アタマ、4着ラベ クビ、5着ビーチアイドル クビ。
結果の通りフィリーズレビューは大混戦となった。人気のエイムアットヒップ、エーソングフォーは崩れ、今年の3歳路線を象徴してるような波乱となった。この調子だと本番の桜花賞もどうなることやら・・・・・。今のところ、トールポピーが桜花賞馬候補の1番手かも知れないが、今年は去年のように傑出した馬がいないので、蓋を開けてみないと解らない。だから馬券的な妙味はあるけども、胸わくわくといった桜花賞にはなりそうもない。まさに牡馬、牝馬とも絶対本命なきクラシックロードである。実はこの方が面白いという人は多いけど・・・・・・・・・。
2008.03.16 (Sun)
マイルス・デイヴィスを聴く
マイルス・デイヴィスという人は、絶えずジャズの方向性を模索し続け、時代の先取りをしたジャズ界の巨人といえるだろう。1926年イリノイ州に生まれ、すぐにセントルイスへ転居。父は歯医者、母は音楽教師と黒人としては非常に裕福な家庭で育った。13歳の誕生日にトランペットを買ってもらってから次第にジャズへのめりこんで行く。高校でジャズ・バンドを結成。この頃にチャーリー・パーカーの生演奏に遭遇して衝撃を受ける。高校を出るとすぐにニューヨークのジュリアード音楽院に入学、まもなくチャーリー・パーカーの楽団に加わり頭角を現す。さらには名アレンジャーのギル・エヴァンスと出会い9人編成のリハーサル・バンドを結成。商業的には成功しなかったが、アンサンブルは見るべきものがあって、時代の多くのジャズメンに模倣されることとなる。これらは『クール・ジャズ』と呼ばれ、ウェスト・コースト・ジャズなどは、この流れであろう。
クール・ジャズとは、それまでの既存のスウィング・ジャズともビバップとも違う新しいジャズの印象をもたらすものであった。マイルス・デイヴィスは1950年代になるとビル・エヴァンス、ジョン・コルトレーン等とモード手法によるアドリブを確立し、このスタイルは60年代以降のジャズ・ミュージシャンに多大な影響を与えることとなる。さらには60年代末期、ロックの技法を取り入れ、複雑なリズムを駆使した演奏を試みて、フュージョン世代にまで刺激を与えている。このようにマイルス・デイヴィスというのは、ジャズ界のみならず、現代音楽の中でも大きな輝きを放っている巨大な一等星なのである。
マイルス・デイヴィスのトランペット奏法というのは、ディジー・ガレスビーのような卓越したテクニックは持ち合わせてないが、中音域を生かした独自のトーンで、聴き手を夢中にさせる。マイルス・デイヴィスは数々の名演が残されているが、このアルバムはオムニバスのようなものである。だからといっては何だが、あまり統一感はないが、彼のミュージシャンとしての真骨頂が垣間見える。
収録曲は『Autumn Leaves』『Well You Needn't』『Dear Old Stockholm』『I Wanted For You』『Love For Sale』『How Deep Is The Ocean』『Tempus Fugit』『Yesterdays』『Kelo』『Enigma』『Somethin' Else』『It Never Entered My Mind』である。『サムシン・エルス』以外は他人の曲であるが、アルバムの頭の曲『枯葉』を聴いただけで、マイルス・デイヴィスがただならぬトランペット奏者であることが解る。この『枯葉」は、誰もが知っているメロデイなのに、何故か新鮮に聴こえる。ミュートを駆使した実にクールな演奏で、アルト・サックスのキャノンボール・アダレイを完全に食っている。ちなみにピアノはハンク・ジョーンズで、ベースはサム・ジョーンズ、ドラムスはアート・ブレイキーである。
また『サムシン・エルス』はマイルス・デイヴィス本人の曲の中でも優れたもの。キャノンボール・アダレイとのサックス、マイルス・デイヴィスのトランペットかけ合いが実に面白い演奏である。
ジョン・コルトレーン(テナー・サックス)と共演した時のマイルス・デイヴィス。曲は『So What』
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