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2008.04.13 (Sun)

第68回桜花賞

 3歳クラシック戦線第一弾の第68回桜花賞(Jpn-Ⅰ・3歳牝馬、芝1600m、17頭)が曇り空の阪神競馬場で行われた。いよいよ、このレースから本格的な競馬シーズンが始まれるといっても過言ではない。少なくともオールド競馬ファンは、そう思っている。
 
 花散らしの雨が先日に降ってから、桜は一気に散ってしまった。でも宝塚にある阪神競馬場の向こう正面は、まだ散り残った桜が残っていて葉桜とまでいってない。でも今年は乱戦模様の桜花賞になりそうで、天候もどんよりとしている。

 昨年から桜花賞は新コースになったので、過去の桜花賞のセオリーが通用しなくなり、昔のような乱ペースでなくゆったりとしたペースで展開するだろうと予想される。それで昨日になって、有力な先行馬のポルトフィーノが出走を見合わしたので、今年の桜花賞は混戦の上にスローペースで、上がりのレースになると思われた。そんな中で1番人気はトールポピー、2番人気はリトルアマポーラ、3番人気はオディールで、三つ巴の様相を呈しているが、今年に関しては何が勝つか正直解らない。

 さあ、いよいよスタートが切られる。ゲートが開くやそろっと各馬が飛び出した。でもリトルアマポーラが下がってしまった。またブラックエンブレム、シャランジュも後方から行くつもりであろうか・・・。先行争いは内の方からデヴェロッペ、エイムアットビップが行く。ハートオブクィーンとエアパスカルがその後につけ、さらにルルパンブルー、エーソングフォーがつづく、その後にエフティマイア、人気のオディールが何時もより前の位置で続き、マイネレーツェルがいて、その外にソーマジック、それからマダムルコント、その外にレジネッタ、内からブラックエンブレムが上がって行き、その後ろに1番人気のトールポピー。それをマークするのがリトルアマポーラ、その内にベストオブミー、一番後ろにシャランジュがいて淡々とした流れで3コーナーの一番奥深いところを各馬が通っている。800m通過は46秒4と意外にも速い。昨年の桜花賞は47秒8だったから、今年の方がペースは速いのである。

 だが、先団と後方集団との間に間隔があき、先頭と最後方までは縦長になっている。はたしてトールポピーもトリトルアマポーラも、あんなに後方で届くのか・・・・・・。私はここで桜花賞は大荒れになると感じた。

 あと600m、先頭と後方とは、まだ差が開いている。でも後方の各馬は徐々にではあるが、差を詰めてきている。そして、いよいよ直線コースに向く。内から外に馬群が大きく拡がった。ここから激しい追い比べが見られるのか。ここまで先頭はインコースのエイムアットビップだ。エアパスカルが2番手、トールポピーとリトルアマポーラは一番大外にいるが、まだ後ろの方である。あと200m、エイムアットビップ先頭、依然として先頭、あと100m、ハートオブクィーンがエイムアットビップを捉まえた。その外からエフティマイア、レジネッタが伸びて来る。外からソーマジツクも来る。大外からリトルアマポーラもようやく迫ってきた。でもここで先頭はレジネッタ、最後に抜け出したのはレジネッタ。2番手争いは混戦で、4頭、5頭やって来た。でも1着はレジネッタ。

 1着レジネッタ 1分34秒4、2着エフティマイア 1/2、3着ソーマジック クビ、4着ハートオブクィーン クビ、5着リトルアマポーラ ハナ。

 トールポピーは8着、ブラックエンブレムは10着、オディールは12着だった。三連単の配当が7002920円という超大穴馬券になってしまった。勝ったのが12番人気のレジネッタ、2着が15番人気のエフティマイアだからしょうがない。この結果はレース前から予想されたことだから、とはいうものの人気馬のトールポピー、リトルアマポーラの位置取りは後ろ過ぎなかっただろうか・・・・。こんなペースだと前が比較的楽をしているから、後方から行ったって届くはずがないだろう。

 それにしても今年は例年にない低レベルのような気がする。勝ち時計も平凡で、昨年のダイワスカーレットとウオッカが叩きあったレースよりも時計が0.7秒も遅い。途中ラップでは昨年よりも速かったのに、この時計である。それでいて差しきれないトールポピーもリトルアマポーラも頼りない人気馬である。昨年のダイワスカーレットの上がり時計は33秒6、2着のウオッカも33秒6である。今年は最速の上がりを計時したリトルアマポーラでも 34秒3とかかっている。去年と比較して馬場が悪いというのでもないだけに、今年の3歳馬のだらしなさは各所に見られる。

 もし33秒台の脚が使える馬がいたら、問題なく差し切っていることになる。今年の桜花賞は最後の1ハロンが12秒6と遅く、先行馬がバテきっている。だから後続馬が届かないといけないのであるが、レジネッタ以外はだらしがない。そういうレジネッタでも次走は勝てるかどうか解らない。

 ただレジネッタに騎乗した小牧太騎手にはおめでとうといいたい。さあ、来週は皐月賞である。またどうなることやら・・・・・・。
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2008.04.13 (Sun)

駄菓子を食べる

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 春眠不覚暁 処処聞啼鳥・・・・・・・・・・これは唐の詩人・孟浩然の『五言絶句』の『春眠』の詩の頭の部分である。この後も続くが、このPCでは、詩に出てくる漢字が変換できないのでここでやめる。この詩の意味は・・・・・最近は夜明けが早くなってしまい、起床のころには周囲が明るくて小鳥が囀っている。昨晩は雨風強く、せっかく花開いたもののすっかり落ちてしまった。

 こういった内容なのであるが、我々は春になるとよく「春眠暁を覚えず」といって、何時までも眠いことの例えのように言ってしまう。でも本来は上記のような意味なのである。だから春は何時も眠いというと、与謝蕪村の俳句の方がこのような状況にぴったりくるだろう。

 春の海 終日のたりのたり哉

 とにかく春は眠たい。とくに昼下がりになると何となく眠くなる。心地よい暖かさと気だるさが相まって目蓋がトロンとしてくるのである。私は睡眠時間は他人よりも短くて、平均で4時間から5時間なのであるが、そういったせいかもしれないが昼間に眠たくなるのは常日頃である。以前は、タバコを吸うと眼が覚めていたものであるが、タバコをきっぱりとやめて10年以上にはなる。タバコをやめるとこれが、けっこう手持ち無沙汰であって、やめたばかりの頃は口が寂しくて、家に居る間はガムを噛んだり、コーヒーを飲んだりしてまぎらわしていたものである。でも最近は何故か、駄菓子をよく食べるようになった。

 お茶菓子というべきなのか、お茶をよく飲むようになったから、ついでに何か食べたくなるのである。読書をしていてもすぐに眠くなるし、何故か腹が減ってくる。だからちょっと一服といったようなもので、急須で熱いお茶を入れて飲みながら駄菓子を食べるのである。駄菓子だから何でもいいのだが、チョコレートやキャラメル、ビスケット、クッキー、クラッカー、ケーキといった西洋のお菓子では駄目なのだ。日本茶だから昔からある日本伝統の駄菓子の方がいい。煎餅、おかき、あられ、饅頭、羊羹、外郎、草餅、餡餅、わらび餅、団子、ポン菓子・・・・・・・色々あるものだが、老舗店にあるような高級和菓子ではなく、何処にでもあるような駄菓子の方が良い。

 私が最近、よく食べる物に黒糖を原料にしている麩菓子がある。懐かしい味がするが緑茶と合うから時々、買ってしまうのだ。また『わさびせん』というのもよく食べる。馬鈴薯澱粉、エビ等の粉末に、植物油脂、食塩、調味料、香辛料で固めて味付けしてワサビ風味でとじてあるのだが、お茶との相性がいいから、これも時々買って食べている。

 その他では煎餅、おかき、あられの類が多いが、先ほどの『わさびせん』というのは、よくいう煎餅ではない。煎餅というのは『草加煎餅』のように、関東では昔から『うるち米』を原料として、醤油で味付けして焼いたものをいう。でも最近では、平べったい形状のお菓子を一般的に『せんべい』というようだ。

 また関西では醤油で味付けして焼いた物を煎餅と呼ばない場合が多く、関東で言う『煎餅』も関西では『おかき』と呼ぶ場合があるので、どれが『せんべい』で、どれが『おかき』だとかあまり区別していないようだ。でも小さい物は『あられ』というようであるが・・・・・。関西では昔から『うるち米』ではなく『もち米』で作って焼いた物が多く、それらを総称して『おかき』と呼んでいたようだ。だから『煎餅』でも『あられ』でも『おかき』という人が多い。でも、そんな蘊蓄はさておき、お茶を飲むと何故に駄菓子が欲しくなるのだろうか・・・・・・・。これこそ食べだしたら「やめられない、とまらない・・・・・・・○○○エビセン」
EDIT  |  10:02  |  食・飲  |  TB(0)  |  CM(2)  |  Top↑
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