2009.11.29 (Sun)
第29回ジャパンC
晩秋の東京競馬場で第29回ジャパンC(GⅠ・3歳以上、芝2400m、18頭)が行なわれた。もう29回目かと驚いているのでもあるが、今年は久々に面白いメンバーが揃ったといいたいが、ロジユニヴァースが万全の状態でないらしく結局は回避してしまい一遍に不愉快になった。いったい何時になったら出てくるのか・・・・。今年の不良馬場のダービーに快勝してからその後は音沙汰なし。本当に強いのかどうか評価が分かれるのは、ダービーがあのような馬場であったからなのだが、何時レースに出てくるのか待っているのに、さっぱり出てこない。そして今回も。またまたレースは先延ばしになってしまった。故障しているのでもないのに、こんなにレース間隔が空く馬も珍しい。だから出てきても馬券が買い辛い馬なのだ。この調子だと有馬記念も回避かもしれないなあ。
でもロジユニヴァース以外そこそこのメンバーが出てきたようだ。またヨーロッパからは最強ではないけども、今年のキング・ジョージとブリダーズCターフを勝ち、昨年のセントレジャーを勝った一流馬のコンデュイットが出てきたので興味が沸いたのである。それで1番人気は何かと人気のある牝馬ウオッカ。2番人気は昨年の菊花賞馬オウケンブルースリ。3番人気は英国馬コンデュイット、4番人気は昨年の覇者スクリーンヒーロー、5番人気は3歳の有力馬リーチザクラウンだが圧倒的な人気馬はなく票は割れていた。
定刻3時20分過ぎいよいよスタートが切られた。エイシンデピュティが押して行くが、内からアサクサキングス、外からリーチザクラウンにあっさりかわされる。第2コーナーでリーチザクラウンが先頭に立って2馬身のリード。2番手に菊花賞馬アサクサキングス、3馬身あいて今年の宝塚記念に勝ったエイシンデピュティ。そのあとに早くもウオッカで内にネヴァブション、外にヤマニンキングリーが併走。さらにスクリーンヒーロー、米国馬マーシュサイド、インティライミ、英国馬シンティロと固まって追走。そのあとに3歳牝馬のレッドディザイア、米国馬ジャストアズウェルがいて、キング・ジョージの覇者コンデュイットと米国馬イナターパテイション、エアシェイディといったところが続き、オウケンブルースリとコスモバルクがいて、最後方が春の天皇賞馬マイネルキッツという順で向こう正面しさしかかる。ハロンタイムは12.7---10.5---12.0---12.0---11.8---12.0と1000mを59秒0で通過。前半の1200mは1分11秒2と馬場を考えれば平均よりやや速目でよどみのないペースになっている。
3コーナーの800のハロン棒を通過、順位に変動はなく各馬が徐々に押し上げてきて馬群がつまってきた。そして4コーナーから長い直線に入ろうというところである。先頭はリーチザクラウン、アサクサキングスとエイシンデピュティが2番手だが、ウオッカが4番手から5番手で何時でも抜け出せる態勢にいる。あと400m、リーチザクラウン先頭、ウオッカガ2番手に上がる。その後ろにコンデュイットがいる。スクリーンヒーローは伸びない。早くも連覇に赤信号か。大外からオウケンブルースリが追い出しに入ろうとする。ここでウオッカが先頭に立った。あと200m、ウオッカが先頭に立っている。ウオッカが先頭。外からオウケンブルースリが伸びる。オウケンブルースリが伸びる。あと100m、ウオッカが先頭だが、オウケンブルースリが追い上げる。懸命に追い上げる。完全にウオッカとオウケンブルースリの争いになった。逃げるウオッカ、追うオウケンブルースリ。レッドディザイアも来るが3番手で、ウオッカが粘る。オウケンブルースリが襲い掛かる。内のウオッカ、外のオウケンブルースリ、一完歩ごとに差が詰まるが2頭が並んだところが、ちょうどゴールだった。
1着ウオッカ 2分22秒4、2着オウケンブルースリ ハナ、3着レッドディザイア 1馬身1/2、4着Conduit 1馬身1/4、5着エアシェイディ 1馬身1/4.。
長い写真判定の結果ウオッカに凱歌があがった。でも先行馬の直後につけて早めに先頭に立ち、そのまま押し切った今日のウオッカは横綱相撲だった。オウケンブルースリは脚質的にもあのような競馬しか出来ず昨年のジャパンCのようなスローペースになるとなす術もないが、今日のようにペースが平均よりも速く上がりが速くならないと、やはり確実に突っ込んでくる。でも競馬としてはスローペースの競馬よりも、こちらの方が力の競馬となるので見応えがある。
当初、ウオッカが毎日王冠、天皇賞でカンパニーの後塵を拝し、ややケチがつきだしたように思えたが、テン乗りのルメールが上手くウオッカの良いところを引き出したのが今日の勝利に繋がったようだ。ただ有馬記念は、中山の馬場ということを考えると出てくる可能性は薄いような気がする。またオウケンブルースリも中山の馬場は明らかに向いていないから、今年の有馬記念もメンバーは揃わないのではと思っているのだが・・・・・・・。
でもロジユニヴァース以外そこそこのメンバーが出てきたようだ。またヨーロッパからは最強ではないけども、今年のキング・ジョージとブリダーズCターフを勝ち、昨年のセントレジャーを勝った一流馬のコンデュイットが出てきたので興味が沸いたのである。それで1番人気は何かと人気のある牝馬ウオッカ。2番人気は昨年の菊花賞馬オウケンブルースリ。3番人気は英国馬コンデュイット、4番人気は昨年の覇者スクリーンヒーロー、5番人気は3歳の有力馬リーチザクラウンだが圧倒的な人気馬はなく票は割れていた。
定刻3時20分過ぎいよいよスタートが切られた。エイシンデピュティが押して行くが、内からアサクサキングス、外からリーチザクラウンにあっさりかわされる。第2コーナーでリーチザクラウンが先頭に立って2馬身のリード。2番手に菊花賞馬アサクサキングス、3馬身あいて今年の宝塚記念に勝ったエイシンデピュティ。そのあとに早くもウオッカで内にネヴァブション、外にヤマニンキングリーが併走。さらにスクリーンヒーロー、米国馬マーシュサイド、インティライミ、英国馬シンティロと固まって追走。そのあとに3歳牝馬のレッドディザイア、米国馬ジャストアズウェルがいて、キング・ジョージの覇者コンデュイットと米国馬イナターパテイション、エアシェイディといったところが続き、オウケンブルースリとコスモバルクがいて、最後方が春の天皇賞馬マイネルキッツという順で向こう正面しさしかかる。ハロンタイムは12.7---10.5---12.0---12.0---11.8---12.0と1000mを59秒0で通過。前半の1200mは1分11秒2と馬場を考えれば平均よりやや速目でよどみのないペースになっている。
3コーナーの800のハロン棒を通過、順位に変動はなく各馬が徐々に押し上げてきて馬群がつまってきた。そして4コーナーから長い直線に入ろうというところである。先頭はリーチザクラウン、アサクサキングスとエイシンデピュティが2番手だが、ウオッカが4番手から5番手で何時でも抜け出せる態勢にいる。あと400m、リーチザクラウン先頭、ウオッカガ2番手に上がる。その後ろにコンデュイットがいる。スクリーンヒーローは伸びない。早くも連覇に赤信号か。大外からオウケンブルースリが追い出しに入ろうとする。ここでウオッカが先頭に立った。あと200m、ウオッカが先頭に立っている。ウオッカが先頭。外からオウケンブルースリが伸びる。オウケンブルースリが伸びる。あと100m、ウオッカが先頭だが、オウケンブルースリが追い上げる。懸命に追い上げる。完全にウオッカとオウケンブルースリの争いになった。逃げるウオッカ、追うオウケンブルースリ。レッドディザイアも来るが3番手で、ウオッカが粘る。オウケンブルースリが襲い掛かる。内のウオッカ、外のオウケンブルースリ、一完歩ごとに差が詰まるが2頭が並んだところが、ちょうどゴールだった。
1着ウオッカ 2分22秒4、2着オウケンブルースリ ハナ、3着レッドディザイア 1馬身1/2、4着Conduit 1馬身1/4、5着エアシェイディ 1馬身1/4.。
長い写真判定の結果ウオッカに凱歌があがった。でも先行馬の直後につけて早めに先頭に立ち、そのまま押し切った今日のウオッカは横綱相撲だった。オウケンブルースリは脚質的にもあのような競馬しか出来ず昨年のジャパンCのようなスローペースになるとなす術もないが、今日のようにペースが平均よりも速く上がりが速くならないと、やはり確実に突っ込んでくる。でも競馬としてはスローペースの競馬よりも、こちらの方が力の競馬となるので見応えがある。
当初、ウオッカが毎日王冠、天皇賞でカンパニーの後塵を拝し、ややケチがつきだしたように思えたが、テン乗りのルメールが上手くウオッカの良いところを引き出したのが今日の勝利に繋がったようだ。ただ有馬記念は、中山の馬場ということを考えると出てくる可能性は薄いような気がする。またオウケンブルースリも中山の馬場は明らかに向いていないから、今年の有馬記念もメンバーは揃わないのではと思っているのだが・・・・・・・。
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