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2009.12.26 (Sat)

大阪駅周辺を歩く

 このところ体調を崩していたので久しぶりに大阪の都心へ行った。まあ、何時も見慣れた光景で、どうってことはないのだが、何やら知らぬ間に大掛かりな工事中であったJR大阪駅の外観が、少しずつ変貌しつつあり、2011年の全面完成に向けて急ピッチで工事が進んでいる模様であった。

 大阪駅というのはいうまでもなく大阪の玄関口にあたるのだが、新幹線は乗り入れておらず、実際の大阪の玄関口は、これより3㎞ほど北にある新大阪駅なのであるが、ここは繁華街から外れていて大阪の玄関といった趣からはかけ離れている。したがって初めて大阪にやって来て新大阪駅に降り立った人は、大阪って意外とビルも低くて街も大したことないなあといった感想を持つ。だから新大阪駅で在来線に乗り換えて、一駅で大阪駅に到着してみてからようやくその威容に驚くという。

 でも、この大阪駅周辺を地元の人は梅田という。その昔、この辺り一体を埋め立てて大阪駅を造った時から、この辺りの造成が始まるのだが、田を埋めたということで埋田といわれ、やがて埋の字に換えて梅の字を当てた時から梅田と呼ばれるようになったという経緯がある。それ以来、大阪の玄関口として発展し続け現在に至るのだが、最近は梅田周辺で工事がなされていて、阪急百貨店、富国生命ビル、大阪ターミナルビル、そして大阪駅全面工事が進行中だった。そこでどれほど工事が進んでいるのか探ってみたまでだが・・・・・・。


 大阪駅ターミナルビルの増床工事が進行中。大阪駅南側のターミナルビルの低層階に大丸百貨店が入っているが、その大丸の売り場面積を広げるための工事を行なっているのである。この梅田は、大丸の正面に阪神百貨店があり、すぐ東側には、このほど一部、完成した阪急百貨店(右側の超高層ビル)と、さらに2011年目指して、大阪駅北側に出来る新ビルに三越伊勢丹百貨店が入ることが決まっているので、この辺りだけで大型百貨店が4店舗出現することになる。それで他社に負けてられないとばかり、大丸までが増床工事を始めたという訳だ。でも共倒れならないのか、そちらの方が心配になるが、1日、280万人が動くという、この大阪駅周辺だから大丈夫だという学者もいるにはいるが・・・・・・・・。
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 大阪駅の北側のビルも工事中である。左側の高い部分はオフィス棟かな。
s-P1000075.jpg

 そして、大阪駅のホームの上でも工事が進行中。何とホームの上に大屋根が誕生するという。ちょうど工事中の北ビルから、南側のターミナルビルに向って大屋根でプラットホームの中央を覆う形となるようだ。聞く所によると、かなり近未来的な斬新な駅の姿が見られるようになるという。
s-P1000076.jpg

 大阪駅から離れて、北の方角から大阪駅周辺を見渡したところである。周辺はビルの高層化が目立つ。手前の線路の集まりは梅田貨物駅である。この貨物駅も何れ、完全に立ち退いて、再開発されることが決まっている。
s-P1000080.jpg

 今度は大阪駅の北東側から撮ってみた。大阪駅北ビルも来年の完成を目指し姿を現しつつある。この中に、百貨店、専門大店、シネマコンプレックッス、フィットネスクラブ、オフィス等が入るらしいが、詳細は完成してからのお楽しみということか。右端のビルはヨドバシ・カメラ梅田店である。
s-P1000081.jpg

 ところで26日の今日、梅田を彷徨ったが、昨日まで飾られていたクルスマスツリーやクリスマス商戦らしき様子は嘘のように影を潜め、飾りはすっかり迎春モード。ホントに、この国の変わり身の早さといったら呆れ返ってしまう。一般的にヨーロッパではクリスマスの飾りつけは1月6日のエピファニアまでは続けるというのに、どうなってるの・・・・。つまり非キリスト教徒の国が、クリスマスの形だけを真似るとこのようになってしまうということなのか・・。それともただ節操がないだけなのか。毎年、この時期になると考えさせられる。
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