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2010.07.01 (Thu)

連日の熱帯夜

 今年は春先からその後も雨がよく降った。ところが入梅した途端、あまり雨が降らない。もっとも九州の方では降りすぎるぐらい降っているのだろう。でも私の住む地域に関してはさっぱり降らない。そのせいで早くも連日の30℃超えが続き暑い暑い。

 職場から最寄り駅まで歩いて帰るが、汗だくになってどうにか駅に到着。喉はカラカラで、思わずペットボトルに入ったお茶をがぶ飲みしてしまう。早く電車が来ないかなと待ちわびて、冷房の利いた電車の中でホッと一息つく。家に帰れば帰ったで2階の部屋の中は蒸し風呂状態。エアコンを入れてもあまり冷えない。なにしろ古いエアコンだから効果があまりないのだろう。でもエアコンがないととても部屋の中に居れたものではない。

 とはいえ、就寝するときはエアコンを切るようにしているのだ。朝までエアコンを入れっぱなしだと身体の方がおかしくなってしまう。出来る限り窓を全開して天然の風にあたるようにしているのだが・・・・・・・。さっぱり風がなく熱帯夜である。そんな中で寝ていると寝汗をかくし喉が渇く。寝苦しくて熟睡なんて出来るはずもなく、毎日、寝不足である。

 せめて昼間、しっかりと雨が降ると湿気が抜けてカラッとするから夜なんて気持ちがいいのに、さっぱり雨が降らずに湿気だけが漂っていて、蒸し暑いからとても寝られたものではない。やはり梅雨がないと夏が想像以上に長く感じるのだ。すでに小生の感覚では真夏である。すると6月の末から真夏ということになる。これだと夏が3ヶ月ぐらい続くのか・・・・・・。これだと身体もたない。勘弁してくれといいたい。せめてこの季節だけでも関西から逃避行したいね。それ以外の季節は構わないけど、夏の京都なんか住めたものではない。昔は打ち水しただけで涼しくなったが、今の時代は大して意味がない。昔はエアコンもなく、蚊帳をつって寝ていたが、それほど夜が暑かったという印象はない。なのに、このところの夏は異常な暑さである。

 いったいどうなってしまったのかしらないが、一言で地球温暖化といってしまってもいいものなのか。昔の風情があった夏はまだ良かったが、最近の夏はただべらぼうに暑くて、風情も何もあったものではない。だから、一足飛びに10月にならないかと、今頃になると切に思うのである。
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