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2010.07.18 (Sun)

アイビスサマーダシュ

 祇園祭りの山鉾巡行も終わったし近畿は梅雨明けしたのかな? 昨日からカンカン照りで暑い暑い。動かなくとも首筋から頭から額から背中からジワーと汗が滲みでてくる。1年で1番嫌な季節だ。これからほぼ2ヶ月間耐えるしかないか・・・・。

 この暑い中、新潟競馬場では名物のアイビスサマーダッシュ(G-Ⅲ・3歳以上、芝1000m、18頭)が行なわれた。このレースも創設から10年になるが、すっかり名物レースとなった。なにしろ日本の競馬場で直線が1000mもあるところなんて今までなかったし、このレースが始まったときは新鮮だった。とにかくスタートから猛スピードで真っ直ぐ突っ走るだけという力のレースが面白くてローカル競馬ながらも人気のあるレースである。

 それで今年もスピード自慢の18頭が集まった。1番人気はメリッサで、2番人気はカノヤザクラ、3番人気はジェイケイセラヴィだった。でもレースはスタートから6歳牝馬のケイティラブが先頭にたち、そのまま後続を寄せ付けずに逃げ切った。

 1着ケイティラブ 53秒9、2着ジェケイセラヴィ 3/4、3着マルブツイースター 1馬身、4着アポロドルチェ ハナ、5着シャトウライン クビ。

 人気のメリッサはシンガリの18着、2番人気のカノヤザクラは10着といいところがなかった。とにかく馬場がパンパンで速い時計での決着となってしまい駆け引きなど関係なくなってしまった。結局は人気薄の牝馬ケイティラブが勝ち、このレースでの牝馬の強さを強調する結果となった。ところで53秒9というと時速で言うなら66.79㎞/hということになる。これは1000mを走った平均スピードなので、瞬間スピードはもっと出ているだろう。これは計測が不可能なので判らないがハロン毎のラップが判るので計算すると、この日のケイティラブは9秒9を記録しているから200mでの平均最大スピードは時速で72.72㎞/hある。やはりサラブレッドのスピードは並大抵ではない。チーターならもっと速いだろうが、まず1000mも走らないだろうし全力疾走も僅かな距離に留まるだろう。それから比べるとサラブレッドは2000m、2400m、3000mという距離でもスピードが持続しているから凄いのである。これは人間が産み出した走るためのマシーンといった言い方も出来るが、血の通ったマシーンだから愛着がわくのである。そこは車と違うところである。車のように性能さえ向上させれば無限大にスピードが増すというものでもない。それは飽く迄、動物だから思うようにならないのである。だから予想通りにいかないし、何が起こるか判らない。結局、それが競馬というものなのである。
 
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