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2007.11.22 (Thu)

映画『ブルース・ブラザース』を観る

 1980年に製作されたアメリカ映画『ブルース・ブラザース』を初めて観た時は、笑い転げた。こんなハチャメチャな映画があっていいものかどうか・・・・・・。

『ブルース・ブラザース』1980年製作、アメリカ

 監督 ジョン・ランディス
 出演 ジョン・ベルーシ
    ダン・エイクロイド
    キャリー・フィッシャー
    キャブ・キャロウェイ
    ジョン・キャンディ
    ヘンリー・ギブソン
    ジェームス・ブラウン
    アレサ・フランクリン

 【あらすじ】帽子、サングラス、ネクタイ、スーツと黒ずくめのジェイク・ブルース、エルウッド・ブルースの2人は契りを交わした義兄弟である。彼等は昔、お世話になった孤児院が窮地に陥っていることを聞き、何とか救おうとするが、案が浮かばない。そんな時、黒人教会で牧師のソウル・ミュージックによる説教を「天啓」として聞き、「ハレルヤー」という声と共に天空から一条の光が射し、その光に体を包まれた瞬間に「バンドー」と叫んで踊りだす。そしてブルース・ブラザース・バンドを結成し、金を儲け、税金滞納で潰れかかっている孤児院を救済するのだと決意する。さて、彼等がその後に、巻き起こす騒動はハチャメチャで・・・・はたしてどうなるか。

 とにかく、これほど滅茶苦茶な映画も珍しい。2人は中古車を見つけてきて乗り回すが、それが何とパトカーである。映画の中でカーチェイスがあるが、パトカーで逃げまくり、パトカーが追いかけるといった出鱈目ぶり、それもシカゴ中のパトカーが追いかけているのではないかと思えるほどの数である。そこへネオ・ナチス極右団体の車が加わって、ワーグナーの『ワルキューレの騎行』の音楽が流れる中、いったい何がどうなっているのやら・・・・とにかくドタバタ爆笑喜劇、いやミュージカルか・・・・・。突然、映画の中でジェームス・ブラウン、レイ・チャールス、アレサ・フランクリン、キャブ・キャロウェイが唄いだす。何れも有名なシンガーであるが、そこへ彼等を追い掛け回すイカレタ謎の女がいて、なんと彼らのアパートをバズーカ砲でぶっ壊したかと思ったら、マシンガンで撃ちまくる。このイカレタ女を演じているのが、何と『スター・ウォーズ』でレイヤ姫役だったキャリー・フィッシャー。この突拍子もないキャスティング・・・・。その他にはミニスカートの女王だったツィギーが出ていたり、『ジョーズ』『未知との遭遇』『ET』の映画監督スティーブン・スピルバーグもチョイ役で出ていたり、とにかく仰天の連続である。

 阿呆らしくて、馬鹿らしくて、それでいて何度でも観てしまう。そんな映画か『ブルース・ブラザース』である。でも、馬鹿げているとは思っても、とにかく面白く好きな映画の一本なのである。

最後の場面で『監獄ロック』を唄うブルース・ブラザース・バンド

                                
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