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2009.06.05 (Fri)

毎日、毎日、疲れます

 滋賀県の田舎にある職場に通うようになってから早いもので1年が経過した。1年前は、こんな不便なところまで毎日、通わなくてはならないのは嫌だなあと思っていて、慣れればどうってことなくなるかなあと考えていた。でも今は、それ以上に嫌気がさしている。本音をいうと今すぐにでもやめたい。通勤時間は長いし、給料は下げられたし、仕事は以前ほどではないが、相変わらずきついし、つまらないし良いところが一つも無い。だが、このご時世、ハイ辞めますと簡単にいえないのが辛いところである。

 それにしても疲れる。行きも帰りも電車は混んでいるし道中も長い。帰りの電車も混んでいて、行儀の悪い大学生と一緒になることもしばしばである。彼らは偏差値が高いのだろうけどもモラルまでが高い訳ではない。従って、大勢で乗車してくると必ずといっていいほど行儀の悪い学生も当然の如く存在する。ドアの入り口でへたり込んだり、物を食べたり、大声で喋ったり、ヘッドフォーンから漏れてくる不協和音・・・・・・仕事が終わって、やれやれと一息ついて帰りの電車に乗ったものの、彼らに遭遇すると本当に疲れる。

 こちらは通勤時の長い時間を有意義に使おうと、読書を心がけているのだが、彼らの騒がしさが邪魔をする。また疲れているから次第に活字を追う目がとろんとしてきて、一つも頭にしみこんでいかない。若いときは記憶力と暗記力に自信を持っていたのだが、今はのべつ幕無し忘れまくっていて、健忘症じゃないかと不安になる。それに暗記力も見事におちた。それに覚えてもすぐに忘れるので、暗記しないほうがましなぐらいだ。

 ついでに言うならば読解力も急降下するほどおちた。本を読んでいても理解に苦しむ時がある。書いている物が難解なのか、ただ私の理解力が乏しいだけなのか判らないが、読書ペースも若いときに比べると遅くなった。でも私自身、活字中毒のようなものなので、電車の中での読書は欠かせない。だが30分ほどかかっても2、3ページしか進まないときがあって、時々、活字に目を走らすが、頭の中は他のことを考えていたりする。つまり集中力もなくなったということであるが、1番の原因は老眼が進んで、眼鏡が必要になったというもどかしさ、面倒くささが一つになって、読書に集中できなくなったということだ。眼鏡がないと暗い車内では小さい字は読み辛い。

 目も悪いが、鼻も悪く耳鼻咽喉科に通っているし、慢性的な腰痛に加え、膝も痛いし身体の方もずいぶんとガタがきていて、一晩寝ても疲れが残るので週末になるとぐったりと来る。まあ、誰でも老いはあるし歳をとるし、身体もあちらこちらと歪みがきて、フッと自分の年齢を振り返る。結論から言うと結局、自分自身がそういうような年齢に差し掛かっているのだということに気がつく。なんだか寂しいねえとボヤキつつ、毎日毎日、遠方まで通い、また疲れて帰ってくるのである。

 書きたくはなかったが、ついつい書いてしまったのである。
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