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2009.06.26 (Fri)

マイケル・ジャクソン急死

 暑い、暑い、暑い、何度もいうが暑い。梅雨とは名ばかりで雨がさっぱり降らないから、どんどんと温度が上昇する。そのせいでこの数日、30℃以上の気温の日が続いていて、早くも寝苦しい毎日だ。今朝も朝から爽やかさの欠片もなく蒸し暑い。これから2ヶ月以上、夏が続くというのに、もう参った・・・・・・・。

 こんな按配なので、本日はブログの更新をやめるつもりだったのだが、朝、マイケル・ジャクソンの心肺停止という一報が入り、まもなく死亡が確認されたというので、この件について少しぐらいは書かなくてはと思い、こうしてPCの前に座っている。

 マイケル・ジャクソンとは、説明の必要がないほど知れ渡ったシンガーでエンタティナーであるが、突然の急死で驚いている。彼は兄4人とジャクソン5としてデビューしているが、メイン・ヴォーカルとして1970年に『ABC』『The Love You Save』『I’ll Be There』、1971年に『Mama's Pearl』『Never Can Say Goodbye』等のヒット曲を出し、まもなくソロ・デビュー。1982年にアルバム『スリラー』が記録的な大ヒット。その後も、アルバム『BAD』が大ヒットと、紛れもないキング・オブ・ポップと呼ばれたが、その後は奇行が目立ち、とてつもない浪費癖、整形疑惑、少年への性的虐待疑惑、200億円の借金など、スキャンダルには事欠かない。

 今年の2月にはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌に感染し、菌が全身に広がっていると報道されたばかりでの今回の出来事である。いったい何が彼の身の上に起こったのか・・・・・・。日本時間26日の午前4時21分、ロサンゼルスにあるマイケル・ジャクソンの自宅からロサンゼルス市警に「マイケルが倒れている」という緊急電話が入り、救急隊が駆けつけたものの、すでに心肺停止状態で、蘇生処置を施され、UCLA附属病院に搬送されたが死亡したという。

 死因はまだ判らないが、鎮痛剤の大量摂取という噂もあり、もし、それが事実とするならミュージシャンにありがちなことではある。そういえば、私が10代の頃は、よく海外のポップ・ミュージシャンが急死した。たとえばモーテルで射殺されたサム・クック、飛行機事故で亡くなったオーティス・レディング、アルコールとドラッグの影響で溺死したブライアン・ジョーンズ、ヘロイン過剰摂取が原因?で亡くなったのかジム・モリスン、やはり大量のヘロイン使用が死因のジャニス・ジョプリン、飲酒しながらバルビツール酸系の睡眠薬を大量に服用して亡くなったジミ・ヘンドリックス、そして私が最も衝撃を受けたジョン・レノンの突然の死。

 多かれ少なかれミュージシャンというのは大体ドラッグに溺れている。また海外は日本ほど薬への抵抗感がなく、また取り締まりも緩い。いかんせん薬漬けになると健全でいられる筈がない。いつしか体を蝕み、やがてボディ・ブローのように効いてくる。今回のマイケル・ジャクソン死亡の件も、死因は今のところ、よく判らないが、何らかの薬を大量に摂取していたのかもしれない。自業自得といえばそれまでだが何か釈然としない。何れにせよマイケル・ジャクソンには多くのファンがついている。さぞや急な出来事で、ファンの多くが呆然としていることだろう。こういった出来事で涙を流してくれるファンの存在は大きく、そのファンの知らないところで、マイケルは逝ってしまった。まだ50歳というから死ぬのには早すぎた。

 ただ、私からも一言・・・・・・・・・ここまで書いてきたが、私自身のことでいうと、マイケル・ジャクソンの曲で知っているというのは、ジャクソン5時代の曲ばかりであって、マイケルがソロになってからの曲なんて、ほとんど知らないのだ。だから、本当はマイケル・ジャクソンのことを記事にすべきではなかったのだが・・・・・・。
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