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2009.06.20 (Sat)

新型インフルエンザは・・・

 今から1ヶ月前は新型インフルエンザ騒ぎで大阪や神戸を中心にマスクをした人で街中は溢れていた。が、今やマスク着用の人がほとんどいなくなった。ならば新型インフルエンザは治まったのかというと、そうともいえないだろう。なのに最近は新型インフルエンザの件について、テレビも新聞も皆目、採り上げなくなった。ほんの1ヶ月前は怖ろしい伝染病が蔓延したかのような大騒ぎで、関西が汚染地域のようにいわれ、風評被害で観光客も激減した。これぞまさしくマスメディアの過剰報道のなせる業である。すると、このところのマスメディアの醒め方は、新型インフルエンザに感染した人が出てないかのように感じるところである。でも気がつけば日本国内では729人も出ている(6月19日11時現在)。

 内訳は高校で集団感染者が出た兵庫208人、大阪169人の両府県が極めて多いのは仕方がないにしても、何時の間にか福岡が77人、千葉が75人、東京が48人、神奈川が37人、愛知が24人も出ている。何れも人口の多い所なので納得は出来るものの、このようなことを、最近はマスメディアも報道しなくなった。報道しないとなると、もう安心なのかと思ってしまうこの国の大衆心理の恐ろしさは一体なんだろう。日本全国の47都道府県で感染者が出てないのは、今だと僅か14県にしか過ぎず、さらに、この調子で、今後も感染者が増え続けるものと思われるのに。また、これから冬を迎える南半球で新型インフルエンザの感染者が急増していることを聞くと、やはり夏よりも冬の方が感染しやすいのだと考えられる。つまりこれから日本はだんだんと暑くなっていくから、感染度のペースが落ちるのかと思っていたがなかなか落ちそうも無い。この新型インフルエンザは夏でも感染するのだ。さらに冬はもっと感染度が増すようだ。だとすると夏を越して秋を迎えてから、感染者がまた大量に増加するのではないかという懸念がある。

 もう日本人は1ヶ月前の大騒ぎを忘れたのだろうか。感染者があっという間に増え、瞬く間にマスクをする人で街が溢れかえったというのに、もう過去のことのように思えてくる。でもこういった状況を煽り立てているのがマスメディアだというのは皮肉めいた話であるが、またテレビで大袈裟に報道すると、またまたマスクをした人で街が洪水するのかもしれないなあ。すると今の間にマスクを買い占めといて、来るべき新型インフルエンザ騒動第2波に備えようかなあと思う。今度はより毒性を増して、日本を襲ってくるかも知れず不安は拭えないと思うけど・・・・・・・・。その時、国内の感染者に死者でも出ると、また先月以上の大騒ぎになるのかもしれないな。その時こそ大変だ!
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