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2009.06.28 (Sun)

第50回宝塚記念

 春競馬の最後を飾る第50回宝塚記念(GⅠ・3歳以上、芝2200m、14頭)が快晴の阪神競馬場で行なわれた。梅雨とはいえ雨などさっぱり降らない阪神地方。朝から気温も鰻登りで真夏のような暑さ。こんな中、観衆が大勢詰めかけ盛り上がったようである。今年でこの宝塚記念も50回目を数えるという。年末の有馬記念に比較すると3歳の有力馬の出走がほとんど見られないからメンバー的にはいまいちであるが、過去の勝ち馬にはコダマやシンザンの名も見られるし、近年は2200mという距離だけにメンバーはそれなりに揃うようになった。また最近は牝馬の台頭もあって、有馬記念とは違ったレースになり得るようだ。それでも昔は頭数も少なく、春のグランプリとは名ばかりのレースであった。でも出走がたったの6頭でありながらもトウショウボーイ、テンポイント、グリーングラス、アイフル、ホクトボーイ、クライムカイザーと全馬が当時の8大競争の勝ち馬で争われたこともあった。ちなみに当時の8大競争とは3歳5大クラシックと春秋の天皇賞、有馬記念のことをいい、今のGⅠレースよりも価値があった。

 さて、今年の宝塚記念であるが、ウオッカが出てこなくてディープスカイが断然の1番人気に支持された。あとはドリームジャーニー、サクラメガワンダーという順であるが、有馬記念に勝ったスクリーンヒーローや春の天皇賞馬マイネルキッツは人気がなかったようだ。ところで先日、死んだアグネスタキオンの産駒であるディープスカイが人気したのは、その弔いの意味もあったのではないかと思うが、はたして結果はいかに。

 いよいよスタートが切られた。阪神の内回りコース。スクリーンヒーローかコスモバルクか、コスモバルクが先頭に立った。どんどん引き離していく。2番手にスクリーンヒーロー、3番手にカンパニー、4番手にアドマイヤフジ、その後、内にインティライミ、外にサクラメガワンダー、そして天皇賞馬マイネルキッツとダービー馬ディープスカイが併走。その後にアルナスライン、内にエリモエクスパイアが行き、モンテクリスエスとドリームジャ-ニー、さらにスマートギアがいて、ヒラボクロイヤルといった順で展開する。ハロンラップは12.6---10.9---11.2---12.2---12.1---12.7と1000m通過が59秒0で平均ペース。800のハロン棒を通過してから後続が急接近。800のハロン棒辺りでとうとうコスモバルクが吸収された。ここでインティライミ、スクリーンヒーロー、サクラメガワンダー、カンパニーが上位に上がる。そして早くも直線コースに入ろうというところ。ここでスクリーンヒーローが先頭に立った。2番手に外からサクラメガワンダー、その後ろにカンパニー、さらに外からドリームジャーニーが接近。ディープスカイも迫るがまだ、5、6番手の位置。あと200m、ここでドリームジャーニーが一気に出る。ディープスカイは4番手。先頭はドリームジャーニー、あと100m、完全にドリームジャ-ニーが先頭。2番手にサクラメガワンダー、ディープスカイは3番手辺り、ドリームジャーニーが2馬身ほどリード、ドリームジャーニーが2馬身リード、2番手争いにサクラメガワンダーとディープスカイだが、ドリームジャーニーが1着でゴールイン。

 1着ドリームジャーニー 2分11秒3、2着サクラメガワンダー 1馬身3/4、3着ディープスカイ クビ、4着カンパニー 1/2、5着スクリーンヒーロー 1/2.。

 結果的には人気馬3頭で決まったが、断然の人気馬ディープスカイは3着に終わった。それにしてもこの小柄なディープスカイが勝つときは、必ず末脚が決まった時なのだが、比較的、阪神コースは得意としていて、意外にも東京コースでは実績がない。GⅠレースも2歳時に朝日杯に勝っていたりして、3歳の時も期待されたが、その後、これといった成績が残せていない。なにしろ末脚勝負の馬であるし、展開に左右される。でも最近は比較的、融通が利くようになったというのが、今日の勝利に結びついたのかも知れない。
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