2ntブログ
2008年05月 / 04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:--  |  スポンサー広告  |  Top↑

2008.05.11 (Sun)

第13回NHKマイルC

 昨日来の雨が上がり、今日は東京で3歳馬のマイルGⅠ、NHKマイルC(Jpn-Ⅰ・3歳、芝1600m、18頭)が行なわれた。

 馬場やや重で時計がかかりそうな馬場であるが、皐月賞を回避した馬や、ここを当初から目標にしていた馬などが集結して覇を競った。人気はディープスカイが1番人気に支持された。今年の3歳馬としては末脚が鋭く、2月の東京のマイル戦(500万級)で2着であったが、破格の33秒4の上がり時計を記録している。そして、前走1800mの重賞・毎日杯にも勝っている。2番人気はビリーヴの仔で外国産という風変わりなファリダット。3番人気は皐月賞でも人気したブラックシェルである。

 第2コーナーの入り口がスタート地点で、長いバックストレートを走ることになる。ゲートが開くと2歳チャンピオンのゴスホークケンが先頭に立つ。朝日杯の再現を狙おうかという考えだが、中山のコースのように行くかどうか・・・・・・。2番手には桜花賞7着の牝馬のエイムアットビップとダンツキッスイがつける。4番手に皐月賞5着のレッツゴーキリシマ、その外にセッカチセージがいて、スプリングソング、リーガルスキーム、ドリームシグナル、エーシンフォワードが続く。その後にアンダーカウンター、サトノプログレスがいて、ブラックシェル、アポロフェニックスが続き、さらに人気のファリダット、サダムイダテン、そして1番人気のディープスカイが進む。ディープスカイの外にはアポロドルチェがいて、最後方にはダノンゴーゴーという展開である。ペースはやや重馬場を考えれば、少し速いかもしれない。スタートから12.2---11.0---11.4---12.1と前半の800mが46秒7。1秒ほど突っ込んで入ったという気がする。先頭のゴスホークケンは楽をしているように見えるが問題はこれからである。4コーナーを回っていよいよ直線コースに入る。中山よりも200m近く直線の長い東京競馬場。ゴスホークケンは逃げ切ることが出来るかどうか。内ラチ沿いではなく、馬場の三分どころを選んで走っている。あと400mというところ。ここでゴスホークケンの内からブラックシェルが伸びてきた。でもゴスホークケンは粘っている。ファリダットは外に持ち出して追い出だすが、まだ中団の位置。その間に内からブラックシェルが先頭に立つ。あと200mのハロン棒を通過。ここでさらに内からディープスカイがブラックシェルに並びかけようとする。ここから3頭が抜け出したが、先頭はディープスカイ、2番手にブラックシェル、3番手に最後方から伸びてきたダノンゴーゴー。完全に3頭が抜け出しているが、ディープスカイが先頭。2番手にブラッククシェル、3番手にダノンゴーゴー。ファリダットは外から来るが、前の3頭とは差が開いている。結局、前の3頭が等間隔でゴールイン。

 1着ディープスカイ 1分34秒2、2着ブラックシェル 1馬身3/4、3着ダノンゴーゴー 1馬身3/4、4着ドリームシグナル 3馬身1/2、5着ファリダット 1/2。

 勝ったディープスカイはテレビ画面を通しても馬体のよさで目立っていた。勝ち方も強かったが、ダービーに出るとどうだろうか・・・・・・。今年の3歳はオープン馬と条件馬の実力が接近しているので、ダービーでも展開一つでとんでもない穴馬が連に絡みそうな気がする。だからディープスカイも可能性がある限りダービーに出走してみればと言いたくなる。

 最後に昨日行なわれた京都と新潟の重賞を記載しておくとする。

     京都新聞杯(GⅡ・3歳、芝2200m、16頭、やや重)

 1着メイショウクオリア 2分18秒4、2着ロードアリエス アタマ、3着マイネルローゼン アタマ、4着ホワイトピルグリム 1馬身1/2、4着ブラストダッシュ 3/4。

     新潟大賞典(GⅢ・4歳以上、芝2000m、16頭、良)

 1着オースミグラスワン 1分58秒5、2着マンハッタンスカイ 2馬身1/2、3着フィールドベアー ハナ、4着シルクネクサス ハナ、5着スウィフトカレント クビ。   
EDIT  |  17:13  |  競馬(国内レース)  |  TB(1)  |  CM(2)  |  Top↑

2008.05.11 (Sun)

ピーター・パンS・・・・・カジノドライヴ圧勝

 今日の早朝、アメリカのベルモント・パーク競馬場で行なわれたピーター・パンS(GⅡ・3歳、ダート9F、9頭)に、日本から藤沢和雄厩舎のカジノドライヴが出走して圧勝した。

 カジノトライヴは2月23日の京都の新馬戦に出走して、この時は大差で圧勝したが、日本のクラシック・レースには目もくれずダート競馬の本家アメリカへ旅立った。もちろん目標はベルモントSである。カジノドライヴはアメリカ産の3歳馬で、半兄がジャジル(Jazil)、半姉がラグストゥリッチーズ(Rags to Riches)で、共にアメリカ3歳クラシック・レースの最終戦であるベルモントSの覇者である。だからカジノドライヴも、デビュー当初から目標はベルモントSと決めていたようで、もしこのレースに勝てば兄弟の3連覇の偉業が達成されることとなる。

 ピーター・パンSはダートの9ハロンで行なわれたレースで、日本の新馬戦に大差で勝ったからといって、アメリカのGⅡレースにいきなり出てきてどうかなあと思ったが杞憂に終わった。スタートは悪かったが立て直して好位置に上がり3番手から4コーナーで直線に立つと、直線は独走で騎手のデザーモが勝利を確信すると、あとは手綱をおさえてゴールイン。2着とは6馬身近くの差が開いていた。

 1着 カジノジライヴ 1分47秒87、2着 Mint Lane 5馬身3/4、3着 Ready's Echo 1/2、4着 Golden Spikes 3馬身3/4、5着 Cosmic 6馬身1/4.。

 なお、カジノドライヴと一緒に出走していたスパークキャンドルは6着であった。

 さて、これでカジノドライヴがベルモントSに出走することは確実となったが、強敵は先日のケンタッキー・ダービーに勝ったBig Brownということになるだろう。Big Brownは、これからプリークネスSに向うが、これにも勝つとベルモントSで30年振りのアメリカ3歳クラシック・レース3冠馬を目指すことになる。もし、そこで対決するとなると大いに注目されるが、Big Brownの強さも格別で、カジノドライヴが簡単に倒せる相手ではないことは確かであり、それに3冠馬として挑戦してくるとなるとアメリカのファンを敵にまわすことになるだろう。そういった困難を乗り越えて、カジノドライヴはどのようなレースを繰り広げるのか、楽しみになってきた。今年は日本の3歳クラシック・レースが期待はずれのレースばかりで興味をそがれるので、海外の方にどうしても私なんか目がいってしまう。だから今からベルモントSが行なわれる6月7日が楽しみになってきた。

 ピーター・パンSで圧勝したカジノドライヴ。


EDIT  |  10:16  |  競馬(海外レース)  |  TB(1)  |  CM(2)  |  Top↑
 | BLOGTOP |