2007.10.18 (Thu)
雑酒を飲む
今日は帰宅してからKIRINのどごし<生>を飲んだ。でもビールに比べて渋味が薄いし、ぐっとくるものがない。この「のどごし<生>」は、ビールではないことは判っていたから、こんなものなのかと思っていたのだが、発泡酒にしても飲んでいると頼りない気がする。それでよくよく調べてみたら、この「KIRINのどごし<生>」は雑酒に分類される酒で、第3のビールとも言われる種類に属するということが判った。以前から安価で買える第3のビールというものが出回っていることを認識をしていたが、いざ、飲んだことはなかった。
ところで第3のビール及び雑酒ってなんだ? という声が聞こえてきそうである。それでは簡単な説明に入ろう。
酒税法によると酒は日本酒、ワイン、ウイスキー、ビール・・・・・等、10種類に分けられるという。その中でビールは、麦芽、ホップ、酵母、水など決められた原料を使って、麦芽の使用比率が2/3以上とされ、麦芽以外に使用する原料の種類も決められているのだそうだ。
発泡酒は、麦芽を原料の一部とした発泡性を有する酒類のことで、麦芽以外の原料の酒類は決められていなくて、原料に麦を1%使用していれば発泡酒とされる。
それでは雑酒とは、どんなものかというと、酒税法において何処にも分類されないお酒のことを呼ぶらしい。つまり麦芽を一切使わずビールに似た味を作り出し、安くで売り出されたものを言うらしい。だからKIRINの「のどごし<生>」が雑酒、または第3のビールに属するものとして扱われるのであるが、この「のどごし<生>」は大豆タンパクを原料として、ホップ、糖類、酵母エキスを使用し、よりビールに近い味を出そうとして開発されたものである。それで私は飲んでみた・・・・・。うん、ズバリ言ってビールの方がいい! でも安いから、ついつい買ってしまうのだ。これはもしかしたら貧乏人の性かも・・・・悲しいネエ。
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